クイズの王道は雑学知識?いろいろな豆知識に関するクイズ解けるかな

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答えられるとちょっと物知りだと思われる?問題を集めてみました。このような様々な雑学に関する内容のクイズはクイズの中でも王道だと言っていいでしょう。

いろんなジャンルの雑学知識!昭和時代から現代まで6問

 

Q1 アルコール度数が5%、麦芽の使用量が29%のお酒は次のどれに分類される?

① 発泡酒
② その他の醸造酒(発泡性)
③ リキュール(発泡性)

正解:①発泡酒です。
解説:酒税法上の定義で、麦芽を使用したビールテイスト飲料は発泡酒、もしくはビールに分類されます。その使用量が50%以上だとビールになり、それ未満であれば発泡酒です。よって、麦芽を使用している時点で2と3の選択肢はなくなります。
豆知識:ちなみにその2と3はどちらも俗に「第三のビール」と呼ばれているジャンルになり、麦芽以外の豆などの原料を使っていれば2のその他の醸造酒(発泡性)、麦芽も含むスピリッツやリキュールをベースにしているものは3のリキュール(発泡性)になります。

 

Q2 液晶テレビになる以前に市販されていたブラウン管テレビでは、最大のサイズは43インチだった。

選択肢:
①〇
②✖

正解:①〇が正解です。
解説:昭和時代、日本の三洋電機から発売されていたもので、ブラウン管では世界最大のサイズでしたが、構造上重さが200キロ以上になってしまう為、受注生産品でした。現在の液晶テレビでは60インチといったものも普通に販売されていますが、大きくなるほど奥行きも必要になるブラウン管を使った市販品としては43インチが限度だったようです。
豆知識:尚、ソニーから45インチのテレビが同じく受注販売されたことがありますが、ブラウン管ではなく、ソニー独自のトリニトロン管テレビだった為、この問題としては〇が正解になります。このトリニトロン管は、ブラウン管より多少奥行きを小さくできるのが特徴でした。

 

Q3 かつてはパチンコ店内のカウンターで出玉をそのまま現金に交換してくれていた時代があった。

①〇
②✖

正解:②✖
解説:いかにも〇が正解のように見えますが、答えは✖です。パチンコは法律上はあくまで遊戯という分類になり、昔から出玉を直接現金に交換することは許可されていません。その為に換金性の高い特殊な景品を提供するという形で運営されており、それを買い取ってもらうことで実質的な換金行為が成り立っています。
豆知識:この仕組みに関しての意見は様々で、これが通るなら、私設のカジノ営業なども同様の仕組みで行えてしまいますが、現状ではきちんと風営法の認可を受けているパチンコ営業店だけに許されている特例となっています。
コーヒーブレイク・一休み

コーヒーブレイク・一休み

 

Q4 トートバッグの「トート」の本来の意味は次のうちどれ?

① 肩から掛ける
② 片手で持って使う
③ 荷物を運ぶ

正解:③ 荷物を運ぶ という意味です。
解説:英語で“tote”は俗に“carry”と同義語とされており、簡単に荷物を運べるように考案されたもので、麻や綿でできたものやナイロン製のものが多く見られます。
豆知識:尚、このトートバッグ(tote bag)は和製英語ではなく、英語圏で共通して利用できる言葉ですが、日本でよく見るような形のもの以外も含めて使われているので注意が必要です。

 

Q5 「当たりをつける」(未知の事柄に対して大体の予測をつけること)という言葉は、将棋用語が由来である。

①〇
②✖

正解:②× です。
解説:囲碁からきている言葉です。囲碁で対局中に次に相手の石を取れる状態にすることを「当たりをかける」と呼んでおり、ここからできた言葉だと言われています。
豆知識:この他にも囲碁からきている言葉は意外に多く、例えば、色々な費用をまとめて「込み込み」と使うことがありますが、これは囲碁におけるハンデを表す「コミ」が由来で、そのハンデ分も込みでという意味が由来となっています。
余談ですが、囲碁では先手が圧倒的に有利な為、後手は2021年現在で6目半のコミをもらえる仕組みになっています。半とあるのは引き分けにならない為で、先手は7目以上の差をつけて勝負を終えないと負けになってしまいます。

 

Q6 トランプのジョーカー札には元々どのような意味のカード?

① 最高の切り札
② 邪魔な存在
③ 予備用のカード

正解:①最高の切り札 が正解です。
解説:トランプが西洋で一般的に遊ばれるようになった時にはこのジョーカー札はなく、後からそれとして追加されたものです。ゲームによって使い方は様々ですが、他のカードのどれとしても使えたり、一番強いカードといったような存在になることが多く、大抵のゲームにおいて最強のカードという位置付けになっています。
豆知識:その為、切り札のはずのジョーカーを最後まで持っていると負けというルールで行われる日本の「ババ抜き」は、おかしい遊び方だという声が海外ではまま聞かれます。

 

まとめ文

レトロな雑学という問題ばかりでしたが、いかがだったでしょうか。囲碁からきている言葉に関しては、他にも「布石」(将来に意味を持ってくる石、そこから転じてそのような手段として解釈されています)など色々なものがあるので、少し調べてみると面白いかも知れません。