豆知識大人に自慢できる小中高生に知らせたい天気にまつわる四字熟語

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春夏秋冬 天気にまつわる字熟語11選

ステイホームでお家で勉強したり過ごす時間が増えてきましたね。天気にまつわる四字熟語は多くありますが、あまり世間一般では知られていません。これを知っておけば、小中高生なら大人に自慢できる四字熟語をいくつかお教えしましょう。

小中高生で知っていれば大人に自慢できる

ことわざ

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晴好雨季(せいこううき)

まず、「晴好雨季」という言葉があります。漢字だけを見ると何のことだかわかりませんよね。「せいこううき」と読みます。良いお天気で晴れていても、また天気が悪くて雨が降っていても、どちらでも景色が美しいという意味の四字熟語です。まず一つ覚えましたね。さっそく知らない大人に教えてあげて自慢してみましょう。

晴耕雨読(せいこううどく)

次に知っておきたい天気にまつわる四字熟語が「晴耕雨読」です。これは比較的広い分野で知られているある意味メジャーな言葉と言えます。読み方は「せいこううどく」で、晴れた日は畑を耕して働き、雨の日は書物を読んで過ごすという意味の四字熟語です。

小中高生でも知ってる方も多いかも知れませんね。晴耕雨読のような生活をしてみたいと思っている大人は意外に多いものです。皆さんもそういう生活リズムを維持できたら最高だと思いませんか。

翻雲覆雨(ほんうんふくう)

さて、次にお教えする四字熟語は少し難しいものです。「翻雲覆雨」という言葉です。「ほんうんふくう」と読みます。人の心や世間の移ろいやすさをたとえた四字熟語です。手のひらを上に向ければ雲が生まれ、それを下にすれば雨に変わるといった意味が込められています。少しの時間で状況など変わってしまうということを伝えています。

これもまた大人に教えてあげれば自慢できますよ。ここまで読んで、もっと難しい四字熟語を知りたいという方も多くなって来たのではないでしうか。ご要望にお応えしましょう。

烈日赫赫(れつじつかくかく)

次にお教えする天気にまつわる四字熟語は「烈日赫赫」です。漢字だけ見ても難しそうに見えますよね。これは「れつじつかくかく」と読みます。「烈日」は太陽が強く照りつけることを意味し、「赫赫」はまばゆく光り輝くことを意味します。つまり、まばゆい太陽光線が激しく照りつける様子を意味する四字熟語なのです。これは恐らく多くの人が知りません。

小中高生の皆さん、お父さんやお母さんに教えてあげて、自分が物知りであることを自慢しましょう。

まだまだある天気にまつわる四字熟語

五風十雨

天気にまつわる四字熟語はまだまだあります。たとえば、「五風十雨」などはいかがでしょう。読み方は「ごふうじゅうう」で、農作物に関連する言葉となります。意味は、作物がよく育つように、五日に一度は風が吹き、十日に一度は雨が降るといった内容です。昔の農家の方々は、日々の暮らしの中からこうした「五風十雨」といった現象を自然と身につけていったようです。雨や風がなければ作物は育ちませんからね。

風鬟雨鬢(ふうかんうびん)

しかし、それが度を越すと時に働くことへのストレスとなることも少なくありません。「風鬟雨鬢(ふうかんうびん)」はまさにそれで、強い風雨にさらされ、辛い思いをして働くことを意味する四字熟語です。現在のように機材や耕法が発達していなかった昔は、農家さんも大変苦労したことでしょう。しかし、天気は人に辛く当たるばかりではありません。

天高気清

「天高気清」という言葉があります。「てんこうきせい」と読み、清々しく空が高く晴れ渡り、こころよい天気が広がっているという意味を表します。秋の爽やかな天候のことを語っているのです。

三寒四温(さんかんしおん)

また、天気予報などでよく聞く四字熟語に「三寒四温(さんかんしおん)」があります。これは主に晩秋や冬の季節によく使われる言葉で、三日間ほど寒い日が続けば、次の四日間は温暖な天候になるといった意味を有しています。七日周期で天候が繰り返されるということなのです。

小春日和(こはるびより)

同じ冬の季節の天気にまつわる四字熟語で小春日和(こはるびより)というものもあります。これもよく天気予報などで聞きますよね。冬は本来寒いものなのに、春のように暖かな晴れた日のことを言います。

九夏三伏

逆に、夏の激しい暑さの天気にまつわる四文字熟語には「九夏三伏」という言葉が存在します。読み方は「きゅうかさんぷく」で、いわゆる真夏の最も暑い九十日間のことを意味します。三伏とは、初伏(夏至から三番目の庚の日を指します)、中伏(夏至から四番目の庚の日を指します)、末伏(立秋を過ぎて、一番目の庚の日を指します)を意味し、旧暦で七月の中旬から八月の中旬までのことを言います。

雨後春筍(うごしゅんじゅん)

それでは暑い夏の四字熟語をお教えしたので、今度は春の文字が入る四字熟語、ひいては雨にまつわる語句を更に一つお教えしましょう。「雨後春筍(うごしゅんじゅん)」がそれです。雨が降ったあとはタケノコが多く生りますよね。それをたとえにして、あらゆる物事が勢いを盛んにし、どんどん増えてゆくということを意味しています。どうでしたか。天気にまつわる様々な四字熟語、まだまだ多くありますが、今回はこの辺にしておきましょう。

ステイホームでおうち時間が増えたと思いますが、小中高生のうちに学んでおくと、心が豊かになるばかりか知性も鋭くなりますよ。ぜひとも天気にまつわる四字熟語を数多く身につけて、充実した毎日を過ごしてください。

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