日本の天気とことわざの意味【完全解説】雨や露がつく諺一覧と天気の関係

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このページでは、日本の天気とことわざの意味について解説しています。
ことわざは、昔の人々の知恵が詰まっており、天気との関わりから、私たちの生活に多くのヒントを得ることができます。
ぜひ、このページを参考に、ことわざの意味を深く理解し、日々の生活に役立ててください。

今は、天気予報ですぐに天気がわかってしまいますが、テレビもない時代はこのように、ちょっとした変化で明日の天気を察知していたのかもしれません。
天気にまつわることわざや名言は先人の知恵によるものが沢山あります。

今回は天気や雨にまつわることわざを紹介していきます。

2023.1.15追記
諺は(ことわざ)と読みます。
天気にまつわることわざ以外にも雨や露(つゆ)が入ることわざも追加していきます。

 

 

 

日本の天気とことわざの由来と意味・雨がつくことわざ一覧

ことわざは、昔の人々の知恵が詰まっており、天気との関わりから、私たちの生活に多くのヒントを得ることができます。

ことわざから学ぶことや天気の関係と活用する方法

たとえば、「雨降って地固まる」ということわざは、雨が降ることで地面が固まり、作物が育ちやすくなるという意味です。
また、「曇り空は魚のつぶ貝」ということわざは、曇りの日は魚が釣れやすいという意味です。
このように、ことわざは、天気と私たちの生活を結びつけ、私たちに多くのことを教えてくれます。

 

後輩キナポン
後輩キナポン

イトポンせ・ん・ぱ・い!

久々の出番ですね~。今度朝礼で話すネタ探してるんですけど何かないですか?

 

イトポン先輩
イトポン先輩

お、キナポン。ようやく出番がきたなー。

それを俺に聞く?

俺に聞くなら天気かアウトドアしかないぞ!

後輩キナポン
後輩キナポン

それでもいいです。ネタになるなら。

イトポン先輩
イトポン先輩

じゃーことわざや名言なんかどう?

天気かアウトドアのことわざで話したら珍しいんじゃないか?

後輩キナポン
後輩キナポン

あーいいですね。ありふれたスピーチよりいいかも。「みんな仕事の話ばっかりだから違う話しろ」って課長が言ってたからいいかも!

イトポン先輩
イトポン先輩

天気に関することわざ、名言はたくさんあるよ。

では、意味説明も含めてひとつずつ紹介していくよ。

 

 

雨降って地固まる

とても有名なことわざなので、知っている人もたくさんいるのではないでしょうか。
このことわざの意味は、雨が降った後は、地面が雨を吸収して返って地面が固くなるといいます。「雨降って地固まる」は、悪いと思ったことでも、いざ終えてみると、かえって良い結果になることを意味することわざです。

良く使われることわざでとても有名なので、覚えておくと良いですね。

後輩キナポン
後輩キナポン

あ、これなら私も知ってる。有名ですね。雨降って良い結果になるなんて、今の梅雨時には仕事にも使えそう!

雨が降ろうが槍が降ろうが

これも有名なので聞いたことがあるかもしれませんね。これは文字のままの意味なので、とても分かりやすい意味です。
読んで字のごとく、雨が降ろうとも槍が降ろうとも、どんな悪天候でも行くという意味のことわざです。どんな困難でも立ち向かおうとするときに使う言葉になります。
良く使うので、意味をしっかりとチェックしておきましょう。

後輩キナポン
後輩キナポン

これも聞いたことあります!

雨が降ろうが槍が降ろうがどんな困難でも立ち向かうという意味がいいな~。

 

雨上がり、水滴の写真

雨上がり、水滴の写真

雨晴れて笠を忘る

このことわざはあまり聞かないかもしれませんが、たまに見かける言葉ですね。
雨が上がり、晴れると傘が不要になりますよね。

そんなとき雨が降っていたときは手放せなかった傘が、晴れたとたんに厄介な存在になりませんか?

後輩キナポン
後輩キナポン

私は初めて聞きました。傘持って店に入った後で、帰りは傘を忘れるのはよくありますね。

「雨晴れて笠を忘る」は困っていたときに受けた恩を時が過ぎると忘れてしまうという意味のことわざです。人間の身勝手さをあらわす意味ですね。あまり良い意味では使われないかもしれません。また、笠という難しい漢字を使っていますが、この笠は傘と同じような意味となっています。

雨後の筍

この言葉の意味は同じような物事が次々と起こることを意味することわざとなっています。

雨が降った後は、筍の発育がよくなり、次々と生えてきたといいます。

そのたとえから作られたことわざです。成長の速さの例えとして用いられることがありますが、それは誤りなので、注意して使うようにしましょう。

後輩キナポン
後輩キナポン

確かに。私も間違って意味を使ってました。

早朝あたたかいときは雨

これは、そのままの意味ですが、早朝があたたかいときは、前線や低気圧などが近づいているときなので、前線や低気圧が近づいているため、雨になりやすいという意味です。

後輩キナポン
後輩キナポン

なるほど~。言われてみれば雨になりやすいですね。

 

夏の赤過ぎる夕焼けは雨

春の夕焼けは晴れがサインですが、夏の美しすぎる夕焼けは天候が崩れるサインだそうです。大気中に湿った空気が流れ込むと、太陽光に含まれる赤色が強調されるそうです。

後輩キナポン
後輩キナポン

昔、おばあちゃんに聞いた事がありますね。

羽アリが多いと雨が近い

羽アリは湿って温かい天気のときに交尾がさかんになるので、こういう天気は、雨を降らせる低気圧の接近による南風による場合が多いといわれています。

後輩キナポン
後輩キナポン

この前、ベランダに羽アリが多かったです。ビックリしちゃった。

雷が鳴れば梅雨が明ける

これもすごくいわれることですね。梅雨のときに一度は大きな雷が鳴りますよね。

雷が鳴ると梅雨が明けるといわれているので、梅雨明けには雷が必要となります。雷は嫌だなと思うかもしれませんが、これで梅雨が明けると思ったら、少しは嫌な気持ちがなくなりそうですね。

後輩キナポン
後輩キナポン

え~知らなかた~。昨日雷なったよ~

間もなく梅雨明けかな?

雨垂れ石を穿つ

「あまだれいしをうがつ」と読みます。意味は小さな雨垂れ(あまだれ)でも長い年月同じところに落ち続ければ石にも穴を空けてしまいます。小さな努力でも根気よく長く心房強く続けていけばいつかは必ず成功するという意味なんです。

似たようなことわざで「点滴石を穿つ」と言うのもあります。

出典は漢書から出ています。漢書は中国の後漢の班固の著書でかなり古くからあったことわざになります。

後輩キナポン
後輩キナポン

鍾乳洞の石を思い出しますね。
努力は報われるという名言と同じいみですね。

雨夜の月

意味は存在を想像するだけで現実には見ることが出来ないことを現します。また、想像するだけで実現しない事を例えたことわざです。

雨の夜は月がどこに出ているか分からないものですよね。想像は出来ても実際に月が見えないために「雨夜の月」と言われていることわざの説になります。

似たようなことわざに「雨夜の星」がありますが意味は同じです。

雨の降らない日は一日もない

これは、日本では雨が降らない日というのはほとんどないということのたとえです。
日本は、雨が多い国で、年間の降水量は平均で1,700ミリメートル以上です。
そのため、日本の何処かで雨が降らない日というのはほとんどありません。

 

濡れぬ先こそ露(つゆ)をも厭(いと)え

意味は最初は恐ろしいと思ってた過ちもひと度犯してしまうとその後はより酷いことでも平然とするようになってしまうことです。他にも男女の仲は一度関係を持つとズルズルと深みにはまってしまうことのことわざです。

観望天気(天気ことわざ)には当てはまりませんが、体が濡れないうちは少しの雨や露(つゆ)がかかるのさえ嫌ってしまいます。
しかし、一度濡れてしまえば後はどんなに雨や露に濡れても気にしなくなる説から来ています。

濡れぬ先の傘

意味は何事をするにも失敗しないように事前に準備を怠らないことです。
雨が降る前に傘を用意する説から来ています。

「降らぬ先の傘」とも言いますね。
類似ことわざでは「転ばぬ先の杖」があります。

人生、朝露(ちょうろ)の如(ごと)し

人の一生は朝日を受けてたちまち消えてしまう朝露(あさつゆ)のように短くはかないことを現したことわざです。

中国の漢書から出ていることわざですね。

末の露、本の雫(すえのつゆ、もとのしずく)

意味は多少早い遅いはありますが、ともに遠からず消えてしまうことを現したことわざです。
人の命は、はかない事を例えています。

葉についている露も、根本の雫もやがて消えてしまうことの説から来ています。

 

露の降るところに虫は集まる

これは、露は虫にとって大事な水分源であるというたとえです。
露は、夜間に葉っぱや草などに付着する水滴です。虫は、この露を水分補給に利用しています。

露が降った日は良い天気になる

これは、露は天気予報の指標になるというたとえです。露が降った日は、空気中の水分量が多いため、翌日は晴天になることが多いです。

露が降った日は虫が喜ぶ

これは、露は虫にとって大事な水分源であるため、虫は露が降った日を喜ぶというたとえです。

露が降った日は魚が釣れる

これは、露は魚の活性度を上げるため、露が降った日は魚が釣れやすくなるというたとえです。

露が降った日は農作物が豊作になる

これは、露は農作物にとって大事な水分源であるため、露が降った日は農作物が豊作になるというたとえです。

上記ことわざの意味の番外編

  • 雨降って地固まる
  • 雨垂れ石を穿つ
  • 雨の降らない日は一日もない
  • 露の降るところに虫は集まる
  • 露が降った日は良い天気になる
  • 露が降った日は虫が喜ぶ
  • 露が降った日は魚が釣れる
  • 露が降った日は農作物が豊作になる

これらのことわざは、すべて雨や露が天気や自然と深い関係があることを示しています。
雨は、地面を潤し、植物を成長させ、虫や魚を繁殖させます。
露は、朝に空気中の水分が地面に結晶化したもので、植物に水分を与えます。
雨や露は、私たちの生活に欠かせないものです。

 

※雨や露がつくことわざを見つけたら随時追記していきます。

 

まとめ

日本の天気とことわざは、深い関係にあります。ことわざは、昔の人々の知恵が詰まっており、天気との関わりから、私たちの生活に多くのヒントを得ることができます。ぜひ、このページを参考に、ことわざの意味を深く理解し、日々の生活に役立ててください。

このように、天気に関することわざや名言などを紹介しました。知っていることわざもたくさんあったのではないでしょうか。

また、名言なども有名なものが多かったですね。天気に関することわざや名言はまだまだたくさんあるので、調べてみると面白いです。
特に名言は、生活する上でためになるものがすごく多いので知っていると雨が降るときが分かるので便利かもしれません。

 

イトポン先輩
イトポン先輩

名言は昔の人の知恵とも言えそうです。

後輩キナポン
後輩キナポン

イトポン先輩ありがとうございました。

朝礼で使えそうなネタがいっぱいありました!

テレビもない時代は変化で明日の天気を察知していたんでしょうね。忘れかけたものを思い出しました!先輩またねー

イトポン先輩
イトポン先輩

あっ、キナポン!メモ帳忘れて…..

用が終わったら相変わらず早いこと・・・

 

もし、天気に関することわざ、名言が気になったらもっと調べてみると面白いですよ。是非参考にしてくださいね。内容を入力してください。