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初夏のよさこいソーラン祭り、札幌市内の開催場所とお祭りの日程は?

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北海道内外でも大人気のよさこいソーラン

YOSAKOIソーラン祭りは、年を追うごとに規模が広がっている札幌市の初夏を代表する一大イベントです。今回は、YOSAKOIソーラン祭りが行われる季節の札幌市の天気にも触れながら、お祭りの楽しみ方をお話しさせていただきますね。

YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭りと札幌祭りの概要

YOSAKOIソーラン祭りは、全国的に人気のあるYOSAKOIを踊るチームが対戦する、札幌市内全体で行われる初夏の一大イベントです。

 YOSAKOIとは?

YOSAKOIソーラン祭りで披露される踊りは、多くの方に知られるようになったYOSAKOI(よさこい)です。

北海道内でYOSAKOIというと、北海道の港町の催しで踊られていたソーラン節と融合したYOSAKOIソーランのことをいいます。

踊りの解説は映像で見た方が早いのですが、ジャズダンス・ロック・ヒップホップ風にアレンジしたご当地ソングや民謡に合わせ、鳴子を鳴らしながら数10人で振り付けを合わせて踊る競技です。

ゆったりとしたソーラン節のイメージはあまりなく、どちらかというと統一された激しいダンスと派手な演出が楽しまれている理由です。

YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭りと札幌祭りの日程

YOSAKOIソーラン祭りは、例年なら5月末から6月の1週目にかけて4〜5日間にかけて札幌市内各地で行われています。

今では人気のYOSAKOIソーラン祭りですが、本格的に開催されるようになったのは2000年を過ぎてから。

同じ時期には、古くから札幌祭りが親しまれており、過去に日程が重なったこともあります。

 YOSAKOIソーラン祭りのある初夏の札幌市

街中がYOSAKOIソーラン祭りの会場になる札幌市は、北海道の市町村の特徴に当てはまり、とても広い街でもあります。

広い札幌市

札幌市は、北海道庁のある北海道最大の都市です。

人口はおよそ200万人と、北海道内の人口の1/3を占めており、大企業の北海道支社の多くが札幌市にあります。

面積は1121.26km2もあり、627.57km2の東京23区の倍、1,160km2の東京都多摩地区と同じくらいの広さがあり、人口はおよそ1/4です。

札幌市には10の区があり、札幌駅や大通公園のある中央区が全ての中心でもあります。

その他の観光名所は、厚別区の羊ヶ丘公園、南区の定山渓温泉、などがあります。

札幌 時計台

札幌 時計台

季節と天気の特徴

札幌市全体は、国際的や天気の区分けでは亜寒帯湿潤気候に分けられています。YOSAKOIソーラン祭りが開催しれる5月末から6月は晴れた日が多く、雨の心配はほとんどないでしょう。

ただ、例年の猛暑で真夏日があったり、反対に古くから「リラ冷え」と呼ばれ、前の日から10℃以上突然気温が下がることもあります。

「北海道に梅雨はない」と昔から言われているのですが、蝦夷梅雨と呼ばれ1〜2週間曇りや雨の日が続くこともあり、なかやか落ち着かない空模様です。

札幌市内の交通事情

政令指定都市でもある札幌市は、北海道内の他の地域と比べて交通機関が充実しています。

中央区の市街地の移動では市電、区をまたぐ長距離の移動では地下鉄が便利です。

一方で市内を移動できる列車は2つの路線のみです。

1つは、札幌市と小樽市、反対側の千歳市を結んでいるJR千歳線

こちらは、千歳市側から厚別区、白石区、中央区、西区、手稲区の市内東西を行き来しています。

もう1つは札幌市と当別町を結ぶ学園都市線で、中央区、西区、北区を移動することができます。

北海道の他の地域と比べると便利なのですが、首都圏や関西、名古屋のある中部地方から来られる方は不便さを感じられることでしょう。

札幌夜景

札幌夜景

 YOSAKOIソーラン祭りの楽しみ方

YOSAKOIソーラン祭りは、大通り会場のファイルステージがメインイベントでもあります。

ですが、会場は市内各地にあり、おおよそ270チームが参加しています。

YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭り

昼はYOSAKOI、夜はお祭り

ここ数年のことで、毎年決まってはいないのですが、YOSAKOIソーラン祭りと札幌祭りは日程が重なることもあります。

YOSAKOIソーラン祭りは、ファイルステージを除いて、夜までには踊りが終わるように運営されています。

もし、札幌祭りと日程が重なる年にお越しの方は、昼は札幌市内各地でYOSAKOIソーラン祭りを観戦し、夜は中島公園で札幌祭りを楽しまれてはいかがでしょうか?

中島公園

注目のYOSAKOIチーム

ここで、私見ですが見ていて盛り上がるYOSAKOIチームを選ばせていただきました。

まずは、5回の優勝経験のある「夢想漣えさし」

道南江差町周辺の社会人の方で結成されるチームで、汗が飛沫を上げる荒々しい踊りが魅力的です。

次も強豪、「室蘭百花繚蘭」。

優勝経験はありませんが、和太鼓を打ち鳴らしながらの若々しい踊りに元気をもらうことができます。

3つ目は、結成から10年の「VOGUE038」、こちらは札幌市内のチームです。

ファイルステージに残ることもあり、ユニークな振り付けで楽しませてくれるチームですよ。

YOSAKOIソーラン祭りは通ほど予選を楽しむ

YOSAKOIソーラン祭りの醍醐味は、何と言っても大迫力のファイルステージです。

実は長年YOSAKOIソーラン祭りを見続けている札幌市民の中には、市内各地の予選ステージを楽しまれる方も増えています。

地下鉄に乗り会場を移動しながら、気になるチームを見に行くのが「通」な楽しみ方でもあるんです。

手を伸ばせば届くような、鳴子と掛け声を間近に感じ、ファイルステージよりも近い距離感で生のYOSAKOIソーランチームを観戦するのもおすすめです。

YOSAKOIソーラン祭り

まとめ

YOSAKOIソーラン祭りのお話はいかがでしたか?

メインイベントのファイルステージを楽しまれるのも、「通」のように予選ステージの距離感でお気に入りのチームを楽しまれるのも、どちらも素敵です。

楽しみ方に合わせて、事前にスケジュールを立てておくと時間に追われずお祭りを楽しむことができるはずですよ。

 

※現在新型コロナウイルスの全国の感染者が増えています。北海道も医療体制もひっ迫する中、医療現場で働く皆様には敬意を表します。コロナ禍明けには北海道の自然に触れていただきたく記事を執筆させていただきました。知事の話では今度のお正月はお盆同様、分散帰省や帰省を控えていただく旨の話が出ています。コロナ禍明けには是非北海道へ遊びに来てください。

 

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