地球温暖化は、台風の発生頻度や強度に影響を与えています。
地球温暖化により、海水温が上昇し、台風の発生しやすい環境が整っています。
また、台風の強さも増加しており、大きな被害をもたらす台風が増えています。
地球温暖化と台風の発生頻度の関係
台風が近付くと雨や風が強くなるとは分かっても、そもそもどのような定義でそれを台風と呼んでいるのかまでは知らない、という人も多いでしょう。
先生こんにちは。
久々の出番ですね。名前が無かったから天気にまつわる名前を付けましたわ。私がスカイで先生がソラにしました。もう決定しましたのでよろしくお願いします。
はい、スカイさん。解かりました。慣れるまでちょっと時間かかりますが天気にちなんだ名前つけてくれてありがとうございます。
親父、良かったな!名前つけてもらって。
姉さんも名前つけてもらってよかったね。
お久しぶりですね。キナポンさん。貴方たちに負けないようにスカイさんとサイトを盛り上げていきますね。
はい、ソラ先生。
前置きが長くなってしまったので、初めて行きましょう。今回は台風がテーマでしたね。
そもそも台風って?
台風とは、北西太平洋、または南シナ海上で発生した熱帯低気圧の中で、最大風速が34ノット(約17.2メートル毎秒)まで発達したものを呼んでいます。
アメリカでは台風ではなく、ハリケーンが発生しますが、大西洋の北部や南部で発生し、最大風速が64ノット(約33メートル毎秒)以上になったものをハリケーンと呼び、これらは実質的には同じものです。(風速でみると、ハリケーンの方が脅威になります)
近年ではこの台風やハリケーンが増えているという気象データがありますが、これは地球温暖化と密接な関係があると言われています。
近年では増えてるんですか?余り実感がないような感じですが。
もう今年は既に4号(執筆現在)まで発生しています。去年は29号まで発生しているんですよ。特に秋が多いですね。ではなぜ秋に台風が多いのか説明していきましょう。
台風が秋に多いのは何故?
日本では、台風の多くが秋に発生します。
この理由は、台風の発生場所である北西太平洋や南シナ海の水温がその季節になると上昇するためです。台風は、海の水温がおよそ25度を超えないと発生しないと言われています。この条件に当てはまる時期が夏の終わりから秋口のころであるため、秋に多く発生しているのです。
水温が上がる理由には、気温と密接な関係があります。
気温が低いと水温は下がり、気温が高くなると序々に水温も上がっていきます。その気温が地球温暖化によって上がっているために、近年では台風やハリケーンが発生しやすくなっていると考えられています。
海水温に関係しているんですね。だから地球温暖化により海水温も上がり台風が出来るということですね。
その通りです。
そして、この夏の暑さが今後の台風発生に影響を及ぼして来るのです。
特に夏の暑さが要因に
地球温暖化とは、世界レベルで年間の平均気温が年々上昇していることだと考えていいでしょう。
この原因については様々な見解がありますが、Co2などの温室効果ガスの排出の増加がその一因だと考えられています。
年間のうち、特に夏が暑くなっているのは日本でも身をもって感じている人が多いと思います。その夏が暑くなっていることで、その季節の水温が高いと発生しやすくなる台風が増えているという理屈に繋がるという訳です。
毎年暑さが身を持って感じてます。特に体温以上の気温が最近ふえたなあと感じています。それでは今年も台風が多く発生する可能性が高いってことですね?
今年の夏も暑くなりましたね。
暑いってことは海水温も上がるので台風の数も増えてくる可能性は大です。断言はできませんが。
実際に台風の数は増えている
実際に、2019年までの過去5年間でみる台風の発生件数は、年々増えています(日本にほとんど関係が無かったものも含みます)。
2015~2017年はそれぞれ26~27件とほとんど変わっていませんが、2018年には29件になり、2019年も同様に29件でした。
もちろん、これだけで近年に発生しやすくなっているとは言い切れません。しかし、アメリカの大学が行った研究からも、年平均で6件程度だったハリケーンの発生が、ここ10年では平均8件に増加している、という発表があり、台風と地球温暖化が無関係ではない証ともいえます。
ここ10年で8件も増加してるのですか!
去年が29件だったので30件近いと日本に上陸する台風も増えて来るような計算になります。
暑くなると災害に結び付くことが多い
台風やハリケーンの増加以外にも、暑くなったことで川や湖の干ばつが起こったり、自然発火による山火事が発生することもあります。また、熱中症を始めとする体調への影響も大きく、地球温暖化によるメリットがないのは明らかです。
去年の千葉県を襲った台風やオーストラリアの山火事もありましたね。今年は何も無いことを祈るばかりです。
災害も年々酷くなってる印象が私は受けますね。今年の集中豪雨の水害など災害が増えたようなきがしますね。
地球温暖化と台風
地球温暖化は、台風の発生頻度や強度に影響を与えています。
地球温暖化により、海水温が上昇し、台風の発生しやすい環境が整っています。
また、台風の強さも増加しており、大きな被害をもたらす台風が増えています。
地球温暖化が台風に与える影響は、次のとおりです。
- 台風の発生頻度が増加する
- 台風の強度が増加する
- 台風の進路が変化する
- 台風による被害が増加する
地球温暖化による台風の影響を軽減するためには、次の対策が必要です。
- 二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を削減する
- 台風に強い建物やインフラを整備する
- 台風への備えを強化する
地球温暖化と台風は、私たちの生活に大きな影響を与えています。地球温暖化による台風の影響を軽減するために、私たち一人ひとりができることを考え、行動することが大切です。
地球環境や人間自身のことを考えても、温暖化を何とか食い止める必要があると世界で日々議論されています。
ただし、先述した温室効果ガスの排出量の減少といったくらいしか直接的な対策がとれないのも事実です。
地球温暖化にむけた対策をとらなければ、将来的には台風どころか、人々の生活を脅かすほどの気温まで上がってしまうかも知れません。
まとめ
ある研究では、今のままだと2100年には日本の気温が45度近くまで上がるのではないかと懸念しています。
遠い未来のこととは捉えずに、一人ひとりが地球温暖化への対処をすべき時なのです。
2100年に45度ですか!!今のうちに私が出来る事をやっていきますわ。つになる時期
信じられない研究結果ですがこのままだと現実的になるかもしれませんね。エコバック等や海岸へのペットボトルのポイ捨て等私たちが出来ることを心がけていきたいものです。
ホントにそうですね。
後世の為にも子供たちの為にも私たちが出来ることをやっていきましょう。
当サイトをご覧いただきありがとうございました。また是非お寄りになってください。