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夏の道南でおすすめのアウトドア、フェリーで行きたいキャンプ場選び

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通りと聞くと、北海道に詳しい方は、「函館」と思いつくかと思います。道南の函館市は、明治から大正の面影を残す街並みと、港町らしい素材の良さが生きた料理の美味しい町です。ですが、今回は函館市はあくまで旅の出発地点です。
毎年気温が右肩上がりの道南の夏に、海風を受けながら自然を楽しめるキャンプ場のお話をさせていただきますね。

フェリーで行ける北海道の自然とキャンプ事情

道南の地域と季節の概要

北海道地図

北海道地図

日本一広い都道府県 北海道の広さは77,983.90 km2、日本の4つの島では本州に次ぐ第2位の面積です。本州でも広いといわれる都道府県の10倍の広さの北海道旅行には、下調べが欠かせません。

道南の地域

函館 五稜郭

函館 五稜郭

北海道は、4つの地域と13の支庁と呼ばれる地域に分けられています。
道央・道南・道北・道東と呼ばれる4つの地域が本州の都府県を超える大きさで、13の支庁が都府県と同じくらいの大きさです。

道南は渡島・檜山・胆振の3つの支庁があり、数だけでは4つの地域の中で少ない方ですが、南側の渡島半島の渡島と檜山だけでも6,566.43 km2もあり、関東の茨城県と同じくらいの大きさがあります。

道南の渡島支庁は、函館市もある津軽海峡と太平洋側に面した地域で山地を挟んで日本海側の檜山支庁と接しています。

渡島支庁と檜山支庁の北側には、胆振地方が噴火湾に沿って広がり、温泉で有名な洞爺や登別もこちらにあります。

道南季節と天気の特徴

北海道の天気は、世界的な天候の分け方で亜寒帯湿潤気候に分類されているのですが、道南の渡島支庁と檜山支庁の南側は西岸海洋性気候・温暖湿潤気候と呼ばれ、東北の太平洋側と似た気候です。

北海道の中では、冬でも雪が少なく、雪解けから春の訪れが早い地域でもあります。函館市周辺では、ゴールデンウィークの前には桜が満開になり、気温も20℃に届く日が訪れます。ただ、最低気温は1桁とまだまだ寒いので道南といっても本州のアウトドアとは違うことを調べた方がいいですね。

函館山から見る風景

函館山から

道南の交通事情

函館 海上からの景色

函館 海上からの景色

本州から道南へアウトドアで訪れる方で車やバイクで訪れる方は、フェリーの航路があります。

まず、道南で最も規模の大きい函館港には青森市との間に津軽海峡フェリー、大間町との間に青函フェリーの航路があります。
室蘭市は、青森県八戸市との間にシルバーフェリーの航路があります。

また、手ぶらで訪れ、レンタカーを利用される予定の方は、飛行機で函館空港を利用されるか、北海道新幹線から在来線に乗り継いで移動されるといいかと思います。どちらも、車での移動が必要ですので、ドライバーの方と一緒においでくださいね。

道南の夏におすすめのキャンプのスタイル

道南八雲町噴火湾パノラマパーク白樺並木

道南八雲町噴火湾パノラマパーク白樺並木

今回は、道南八雲町で設備の充実したオートリゾート八雲までのスケジュールとおすすめのキャンプのスタイルを提案させていただきます。フェリーの航路がある、函館市と室蘭市を出発する夏のアウトドアの旅としましょう。

服装選びからスケジュールまで

オートリゾート八雲のある八雲町は、太平洋側に面した平野の中にある街です。オートリゾート八雲もまた、平地あるキャンプ場のため、気温や天候の変化は天気予報通りといえます。道南は北海道の中では暖かいといっても、やっぱり北海道です。

服装は、4〜5月は本州の冬の装備、6月は春の服装、8〜9月は特別な服装は必要ありません。八雲町へのアクセスは、函館港フェリーターミナルから高速道路を利用し1時間、函館空港からは1時間20分の道のりです。室蘭港フェリーターミナルからは、高速道路を利用して片道1時間40分です。

ご提案の時間通りに行きたい場合、必ず高速道路を利用する必要があります。もし、一般道を利用される方は+1時間多く見ておくといいでしょう。

北海道・大沼国定公園・駒ヶ岳

北海道・大沼国定公園・駒ヶ岳

一般道でキャンプ場へ向かう場合、函館市からの方は大沼公園、室蘭市からの方は長万部に立ち寄るといいでしょう。大沼公園は、山を背景にした広い湖の風景と、名産品の大沼団子が楽しめます。
長万部は、カニのほぐし身の炊き込みご飯「かにめし」の名産地です。

長万部

長万部

おすすめのキャンプ場

オートリゾート八雲は、太平洋側を望みながら広々としたキャンプが楽しめる、設備の整ったキャンプ場です。

電源、炊事用シンク、野外炉、野外卓つきのカーサイトは27区画、さらに汚排水設備の整った3区画の合計30区画のカーサイト。1スペースの広さが十分の25区画のフリーサイトと12のロッジがあり、多くのレジャー設備が充実しています。さらに嬉しいことに、本格的なキャンプメーカーのテントから、調理機器1式、さらにランタンから寝具までレンタルで揃えることができる「手ぶらレンタル(4人用)」が12000円で利用できます。

もし、歩くのが苦痛でない方なら、電車を利用して訪れることもできますよ。

まとめ

夏の道南のお話はいかがでしたか?

北海道に始めてアウトドアでお越しの方は、天候の変化はが少なく、雪解けの早い道南がおすすめです。

他にも、大沼公園や黒松内町など、こちらならではの自然を楽しめるキャンプ場がたくさんありますよ。

シルバーフェリーhttps://www.silverferry.jp/fare/

津軽海峡フェリーhttps://travel.willer.co.jp/ferry/carrier/52.html

青函フェリーhttp://www.seikan-ferry.co.jp/

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