夏は晴れの日が多いイメージがありますが夏の雨は突然やってきますよ。日本は四季が明確で、南北に伸びて季節風や海流の影響を受けるため、地域によって気候が違うのです。
夏は南東からの風が吹き、太平洋側で雨が多い傾向があります。しかし、最近ではこの法則が当てはまらなく40度近い猛暑日が続いたり海外でも異変が起こっています。
急な天気の変化とにキャンプ初心者の頃を思い出
山のキャンプ場。山の天気は変わりやすいといわれているので、天気には注意が必要です。
今回は15年前キャンプ初心者の頃の体験談と併せて紹介していきます。
山の天気が変わりやすい理由
山のキャンプ場、よく山の天気は変わりやすいといわれているとおり、天気には注意が必要です。
山の天気が変わりやすいのには理由があります。平地に吹く風は山にぶつかると上昇気流となり、空気に水蒸気が多いと上空に雲が発生をして雨を降らせます。
雲ができるのは、水蒸気が冷えて空気中のちりやホコリにつくからです。夏であっても上空は冷えています。
反対に山の上から風が下ってくるときには雲ができにくく、からっと晴れた天気になります。
山の斜面の向きによって天気が違います。風が昇る側にある場合、突然雨が降る可能性があります。
夏は南東からの風が吹く傾向があるので、南東側の斜面だと雨が突然降ることが予想されます。
逆に風が下って来る側にあれば、天気が良いと期待できます。
Q1.クイズ!平年降水量がもっとも多い地域は何県?
参考サイト:都道府県格付け研究所 http://grading.jpn.org/SRB02402.html#map
Q2. 逆に平年降水量がもっとも少ない地域は何県?
長野県はキャンプ場が多いから思いっきりアウトドアを楽しめますね。
参考サイト:都道府県格付け研究所 http://grading.jpn.org/SRB02402.html#map
初めてのキャンプ
お子さまのいる世帯では初めてこの夏にキャンプ行かれる方も多いのではないでしょうか?
そんな私の15年前も体験談を紹介します。
私の場合は最初はコテージでした。広島県にある備北オートビレッジ、中国地方初の5つ星キャンプ場です。偶然キャンセルによりお盆休みに予約が取れました。
夜にコテージからキャンプファイヤー(夏休み期間中催し物)に行く坂道で流れ星も見れたんですよ。
子供たちは初めて見る流れ星にも大興奮。星空満点とスタッフ主催によるキャンプファイヤーに子供達も大喜び。
15年経った今、子供たちに覚えてる?と聞くと「覚えてる!あの時は流れ星とキャンプファイヤーは凄く印象に残ってる」との事です。私もオートサイトを見て回りテントスタイルに憧れ次はテントで来るぞと一気にキャンプにはまり込んでしまいました。
初のファミリーキャンプは私も童心に帰った気分でした。
テントデビュー
その次の年の夏休み、ついにテントデビュー!ドーム型のテントとタープ、最低限、必要な道具をを揃え準備万端で電源付きのオートサイトを予約。キャンプ場の名前は伏せておきます。
今回は広島方面ではなく福岡からは南側の〇〇県を予約。お盆休みのため去年のキャンプ場はいっぱい。熊本阿蘇方面もいっぱい。
「開聞岳が見えて海が近くプールもあり子供たちに人気のキャンプ場」と口コミをネットで見つけちょっと遠いけどと思いながらも2泊で予約。たぶん3日前くらいだったと思います。気になる天気は当日の天気は晴れ。次の日は曇りの予定。
しかしこれが悪夢の始まり。
年間降水量が最も多い2位の県
朝5時ごろ出発し池田湖で巨大ウナギを見て目的地のキャンプ場着。凄く天気が良くて暑かったのを思い出します。
テントの組み立ては家で練習してたから一人で大丈夫。テントとタープを組み立てる間に妻と子供たちはプールへ。
とにかく暑い!カンカン照り。汗かきながらテント組み立てるが4人用テントを一人で組み立てるにはかなり手間がかかります。1時間以上はかかったかもしれません。組立終ったころにプールから帰ってきた妻と子供。
夕食から夜へかけて
昼間は暑くてプールサイトのあるキャンプ場を選んで正解。多くの子供達で賑わっていました。
食事も定番のバーベキュー!早くビール飲みたーいと思いながら早めの準備。多分16時には焼き始めていたことでしょう。
天候が急変、雷雨
ビール飲みながらバーベキュー食べながらふと開聞岳の方を見ると黒い雲が。天気予報見ると曇りマークで降水確率30%。え、変わってる?と感じながら雲の広がりを気にしていました。
遠くから、ゴロゴロという音が!やばい、開聞岳も海も近いし、夕立あるかも。
雨もぽつぽつ振り出し始めテントの中へ。
周りは見える範囲では私達を含めテント組は2組。たぶん昼間の子供たちは大きなロッジっだったようです。
大きな木の下でのオートキャンプだったので、いざという時は車の中で避難だねと話してたところに、土砂降りの雷雨に!ひえ~
とりあえず車に避難しましたが、一向に止む気配がなく天気予報見ると、翌日は90%の雨になってるではありませんか。おいおい!
雷はとにかく真上でしつこいくらいなるし、近くに落ちたような音!
子供たちはは怖がるし、帰りたいと泣きじゃくります。エアコン付けて雨が止むまで車の中で過ごしましたよ。
「天気予報外れたね。」…でも明日も雨とは聞いてないよ。
夜ようやく雨がやみ、ちょっと涼しくなったようです。せっかくなのでテントで寝よう。明日も雨だったらコテージ空いてるか聞いてみようと話す事で子供達を安心させることに。
天気予報外れたねと話しながら子供たちはいつの間にかぐっすりと寝ていました。昼のプール遊びで疲れたんでしょうね。
コテージへ移動
翌日の朝、雨は降っていませんがその日の降水確率は90%と雷マーク。ますます変わってる!昨日の雷雨が怖いので今のうちにテントたたみましょー。
役に立ったものは
初めてのテントで役に立ったのが防水スプレーというわけでした。
それとでっかいクーラーボックス。濡れたテントをクーラーボックスの中へ。
そして、車の中でコテージを探して見ることに。ありました!近くに!とりあえず予約へ。夏休みのお盆休みでもここは鹿児島。意外と空いているものです。
やっぱり移動して正解
コテージで、テントやタープを乾かしエアコンの効いた室内でカレーを作り2日目へ。小雨だったのが本降りになり昨日と同じ雷雨へ。いや、昨日よりひどい雷雨になりました。もひとつのテント組はどうしたんだろうねと話していました。
まとめ
コテージへ入ったのは正解だったのです。苦いテントデビューです。鹿児島方面は妻と結婚する前に旅行に行きましたが、その時はオーバーヒートで散々な目に。方向が悪いのでしょうか?その時は翌年にリベンジを果たしてきました。
旅先の天気をどんなに詳しく確認しておいても、夏は突然天気が変わることはあります。
天気を人間の力で変えることはできないので「こんな日もある」と思うことにしています。ちなみに鹿児島キャンプのリベンジはその3年後に果たしてきましたよ。