【宮城編】歴史の数々に牛タン旅ツーリング!名所にグルメ揃う仙台へ

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宮城県のツーリングスポット

交通渋滞がほとんど起こらず、豊かな自然と開発を免れた歴史の面影が残る東北地方はツーリングやドライブを思い切り楽しむことができます。東北最大の大都市 仙台市のある宮城県には、日本三景の一つ松島もあり、バイクを積み下ろしできるフェリーも運行していて、東北のツーリングの拠点にもなる地域です。

宮城県の地理と天気

仙台名物牛タン

仙台名物牛タン

東北1の大都市 仙台市がある宮城県。戦国武将 伊達政宗にまつわる歴史の数々牛タンや海の幸を楽しまれる前に、宮城県の地理と天気を確認してみましょう。

宮城県の地理

宮崎県リアス式海岸

宮崎県リアス式海岸

太平洋側に広けた宮城県は、西側の奥羽山脈が山形県との県境、南側の阿武隈高地が福島県との県境、北東部の北上高地付近が岩手県との県境に囲まれ、県の中心 仙台市のある仙台平野に広がるなだらかな地域です。

仙台市をはじめ、県内の多くが仙台平野の中にあり、仙台市から石巻市にかけては仙台湾と呼ばれ、漁業と海の交通に欠かせません。

東北1の大都市 仙台市

中でも東北1の大都市 仙台市は、県内の人口の半分109万人が暮らしており、仙台市と名取市・多賀城市などの周辺自治体、さらに県を超えて山形市一帯で大都市圏を作り上げています。

県の北側には、気仙沼市南三陸町があり、入り組んだ山々と海岸の風景はリアス式海岸と呼ばれ、国内でも珍しい幻想的な風景が広がっています。

 

宮城県の天気の特徴

宮城県天気の特徴は、大きく太平洋側の「宮城県東部」と奥羽山脈側の「宮城県西部」部の2つに分けられます。

宮城県東部

宮城県東部は、リアス式海岸のある「気仙沼・石巻」、岩手県側の県北東部「登米・東部栗原・東部大崎」、仙台市のある「東部仙台・仙南」で細かな違いがあり、宮城県西部は、内陸側の「西部栗原・西部大崎」、「東部仙台・仙南」で違いがあるとされています。
宮城県東部は、太平洋側気候に当たり、1年間を通して暖かく降水量が少ない天気です。

 

宮城県西部

宮城県西部は、内陸性気候に当たり寒暖差が大きく、奥羽山脈に近づくにつれて日本海側気候の影響を受けて大雪が降る地域でもあります。

東西に広い仙台市も天気に違いがあり、海側の東部仙台は念願の気温差が小さく、都会のヒートアイランド現象も重なり、冬でも暖かい日が多い地域です。

山側の西部仙台は、やや内陸性気候の影響があり、冬に雪が降ることは多いですが、ほかの内陸側に比べて冷え込みは大きくなく過ごしやすい天気です。

 

おすすめのツーリングスポット

宮城県のツーリングには、2泊3日をかけて仙台市内と日本三景の松島をゆっくりと巡りたいものです。

また、フェリーが運行する仙台港はツーリングの拠点にもなるはずですよ。

 

秋の宮城県のツーリングスポット

仙台城址から見る仙台の町並み

仙台城址から見る仙台の町並み

宮城県のツーリングでは、仙台市を宿泊場所に決めて、市内を移動しながら歴史を感じる1日、県北部で景色と海の幸を楽しむ1日と2泊3日で楽しまれてはいかがでしょう。

 

青葉山公園

仙台市内でまず訪れたいのは、伊達政宗公像のある青葉山公園、小高い丘にある公園からは仙台市街を一望でき、晴れた日に訪れたい場所です。

 

作並温泉

仙台市内の山側、西部仙台には作並温泉があります。

他にも、日光東照宮のような圧巻の瑞鳳殿には、伊達政宗公の御廟があり、宮城県を訪れたご挨拶をしたいものですね。

山に囲まれた癒しの温泉街で、1日の疲れを癒すのに初日の宿泊先にいいと思いますよ。

 

日本三景の一つ松島

仙台市から国道45号を北東へ進むと、日本三景の一つ松島を眺めながら海沿いを走ることができます。

所々で三陸鉄道と並びながら走るツーリングは、日常を忘れさせてくれるレトロな雰囲気を楽しむことができます。

さらに進んだ東松島市では、松島四大観と呼ばれる海に浮かぶ山々を見渡すことができます。

そのまま海風を感じながら進んだ先には、海の幸を楽める気仙沼市一帯が広がります。

日本三景松島(宮城県)

日本三景松島(宮城県)

 

宮城県から北海道へひとっ飛び

 仙台城

仙台城

宮城県の仙台港では、海の交通フェリーを利用することもできます。国内でも利用客の多い太平洋フェリーでは、名古屋 – 仙台 – 苫小牧間で定期便が運航されています。

仙台から名古屋までの所要時間は21時間、運賃は7800円から46300円で船室によって違いがあり隔日で運行しています。仙台から苫小牧までの所要時間は15時間運賃は9000円から51800円で船室によって違いがあり、こちらは毎日運行しています。

バイクの積み込みは400ccまでが7300円、400cc〜750ccは10100円、750cc以上は12700円とどの便でも同じです。関東から仙台までツーリングをして、北海道へ移動するのもいいと思います。

次の旅に備えて、仙台市でバイクを降り、牛タンを楽しみながら控えていたお酒を飲むのもいい思い出になるはずです。

また、関西や中部の方は名古屋から仙台までフェリーを利用して、仙台市を東北のツーリングの出発点にするのもいいのではないでしょうか。反対に、北海道から本州のツーリングを楽しみに来られる方仙台市を本州のツーリングの出発点にして南へ進むのも素敵ですね。

都道府県とツーリングのまとめ

宮城県の天気のツーリングスポットのお話はいかがでしたか?宮城県は、お盆の前後に猛暑の厳しい時期もありますが、春から夏にかけては穏やかで天候に恵まれています。フェリーで名古屋と北海道ともつながっていて、東北のツーリングの出発点にするには最適な場所ですよ。

 

太平洋フェリーhttps://www.taiheiyo-ferry.co.jp/