新潟県おすすめツーリングスポット
天気が良い日はツーリングをしたくなるという人はいませんか?天気が良い日に風に当たりながらツーリングが出来たら最高ですよね。天気が良いなら綺麗な絶景を眺めながらツーリングをしたいという人がほとんどだと思います。都道府県別ツーリングスポット、今回は新潟県のツーリングスポットについて紹介したいと思います。
日本海側から走りましょう!

新潟県の海
日本海を臨むツーリングがとても楽しいのが新潟県です。
まずは潮風を浴びながら、海岸線になる国道402号線を北上しましょう。天気の良い日には、左手の日本海の先に佐渡島がよく見えます。

弥彦山から見える佐渡
マリンピア日本海水族館
その国道を走っていると、マリンピア日本海という水族館に着きます。
ここは主に日本海に生息する海洋生物が豊富に展示されていることで有名な水族館で、タイミングが合うとアシカのショーを見ることもできるでしょう。
開館時間が17時までなので、ツーリングの最初に立ち寄ればまず問題ありませんが、毎年12月29日から翌1月1日、それと、3月の第1木曜日とその翌日は休館日となっているので注意してください。
年末年始はともかく。3月の休館日はつい忘れてしまいがちなので、その時期のツーリング時には気にかけておきましょう。

ゴマフアザラシ(水族館)
南下して加茂山公園を目指します

加茂山公園
マリンピア日本海から国道8号線を使って南下し、25キロ走ると加茂山公園が見えてきます。この公園は自然を利用して作られた全長150メートルもあるスライダーで有名で、休日には家族連れも多く見られます。
園内にリス園を併設しており、毎週月曜日と冬眠時期以外にはリスを実際に手や肩などに乗せて遊べるアトラクションを無料で公開しています。公園は年中無休で、各施設への立ち入り、及び駐車場も無料です。
新潟県内ではバイクで気軽に立ち寄る向いているツーリングスポットで、大人でもアスレチック感覚で楽しめる場所となっています。
ただし、この先のツーリングや帰りのことを考えて、怪我だけはしないように注意して楽しんでください。
山登りの道を楽しんでください

山道 林道 砂利道 道路 田舎 舗装
加茂山公園を出てから国道289号線に入って更に南下していくと、山登りになる道路の走行が楽しめます。
周りが本当に山や森林だけなので、自然の中を疾走したいというライダーにはうってつけのコースです。
途中で右に曲がると290号線に乗り換えられますが、そのまま289号線を走って行くと、登ったところから今度は下りになります。
その後には先の290号線に合流するので、無駄と言ってしまえば無駄な遠回りになりますが、自然の中で登りと下りの走りを楽しめます。
登りは比較的直線が続きますが、下りは地形からカーブが多いので、気を付けて走行してください。そのカーブを天気の良い日に雄大な山々を見ながらゆっくり下っていく爽快さは、この道を走った人にしか分からないでしょう。
巻機山
山登りの道路は、自然の中を走るツーリングの醍醐味の1つです。
先の登りは5キロ程度だったので、それでは満足できなかった人におすすめなのが、この先の約15キロにも及ぶ本格的な山登りコースです。
国道290号線で南魚沼市に入った辺りで291号線に入ると、その山登りが待っています。
最初は市街地の走行ですが、序々に自然が豊かなになってきて、巻機山を登っていく道になります。

巻機山山頂付近からの風景
尚、行き止まりになる道なので、無理に山登りはしたくない場合には、291号線には入らず、以下のルートに進んでください。
この道で登った場合には、同じ道を引き返し、今度は下りも楽しむことができます。市街地からの高低差が500メートル以上もあるので、山登りと下りの道の走りを存分に楽しめたことと思います。
魚沼スカイラインを走り抜けます!
国道291号線に入った場合には、国道17号線に乗り換えられる地点まで来た道を戻ります。その17号線を西に進んでいくと、途中で右に曲がって353号線に合流できます。
その353号線を5キロ程度走ったところで、県道560号線に入れます。
この県道560号線は別名“魚沼スカイライン”と呼ばれており、ワインディングな走りが楽しめるとライダーの間では評判の道路で、地図でこの道路を見ると、まるでどこかのF1サーキットのような形に見えるほどです。
小刻みなカーブや大きなカーブ、そして高低差もある道路は、バイクだけでなく自動車で走っても楽しめること間違いなく、週末にはこの道路を走る為だけにバイクや自動車で訪れる人が多く居ます。

奥只見の秋の山々
信濃川
約15キロに及ぶこの道路を走っていくと、最後に右に曲がるヘアピンカーブが待っています。
その先で左右に分かれるT字路になっているので、国道253号線になる右に進むと、今度は少し長いトンネル内の走行を楽しめます。
そのトンネルを抜けてそのまま北上し、信濃川を渡る市街地に戻ってきたところでこの新潟県内のツーリングコースは終了となります。
あまり観光スポットには立ち寄っていませんが、海岸線から始まり、自然の中の走りを満足いくまで楽しめるコースとなっているのが特徴です。
その中でも、登った先から引き返すことになりますが、巻機山を登る長い山道はバイク乗りなら一度は走ってみたい道路です。
行きの登り、帰りの下りとも、天気の良い日にバイクで走るにはこれ以上楽しめる道路はないと言えるほどです。

巻機山の登山口 桜坂駐車場