北海道のキャンプは野生動物も食欲旺盛?ヒグマと遭遇しないためには

熊とサケ
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自然の中で楽しむアウトドアは、野生動物との共存でもあります。どちらかというと、人間の方が野生動物の暮らしの中におじゃまするキャンプやハイキング。北海道でアウトドアを楽しむ以上、野生動物との遭遇は避けては通れません。今回はヒグマとの遭遇防止対策の知識をしっかり持って、動物と人間のお互いが不用意に遭遇しないための記事としました。

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北海道の春夏秋冬のキャンプと野生動物

山が少しずつ色づき始め、気温も25℃くらいと過ごしやすい夏の終わりから秋にかけて、北海道ではキャンプやハイキングを楽しむ方が増える季節でもあります。

熊注意看板北海道では当たり前の風景

北海道では当たり前の風景

北海道の秋と野生動物

人間と同じように、ヒグマやキタキツネなどの野生動物たちも、活発に活動するのが秋の季節でもあります。

秋は動物も冬支度

北海道で暮らしている動物の中には、冬に巣穴で冬眠をするものもいます。北海道の冬は、マイナスの気温のため体温を保つのに多くのエネルギーが必要です。ですが、落葉樹の多い冬の北海道の野山では、葉っぱが全て落ちてしまった木々、枯れてしまった草花ばかりで食料らしい食料はありません。

木の実1つで満腹になる体の小さな動物や、人間の暮らしを上手く利用しているカラスのような動物以外は、十分な食料を得ることはできないでしょう。

そんな冬に、食料を節約しながら体力を保つため、リスやキツネの一部は冬眠をしています。 日本最大の陸上動物、ヒグマも冬眠をする動物の1種類です。

北海道の熊(ヒグマ)

北海道の熊(ヒグマ)

秋はヒグマも食欲旺盛

ヒグマが冬眠を始める季節は、10月末から11月にかけてですが、準備はその前から始めています。8月から10月にかけて、ヒグマは多くの食料を食べて、体に脂肪を蓄えます。

幸い、川を遡上するサケやマス、夏場食事をたくさん食べて大きくなったエゾシカなどの哺乳類、山の近くにある農場の作物があり、食料はたくさんあります。

冬眠から目覚めた4月から5月には、空腹の虚ろな目で彷徨っていたヒグマも、秋には冷静で計画的に食料を求め始めます。

ヒグマは食料にはとてもこだわりがあるようで、1度欲しいと思うとどこまでも追いかけて手に入れたがるようです。

そのため、ヒグマが近づいたときに持っていた食料や漁られたゴミなどは、現地で決められた方法で処分する必要があります。

北海道 熊出没注意

北海道 熊出没注意看板

もしヒグマに出会ったら

秋のキャンプ場やハイキングでヒグマに出会ってしまったら、安全に逃げられる方法は、ほとんどないといわれています。

もし、建物や車に入れる距離なら、迷わず入って助けを呼んだり、移動しましょう。近くに何もない場所では、静かに後ずさりするのが安全といわれています。

避けなければならないのは、慌てて走ってしまったり大きな声で叫んでしまうことです。

ただ、どの方法も危険なことには変わらず、1番安全な方法はやはりヒグマを避けることです。

 知床峠で突然クマが出没

知床峠で突然クマが出没

キャンプで避けたい野生動物

キャンプで自然の中で1日を過ごす場合、野生動物を避ける基本はゴミの処理です。

特に生ゴミをそのままにせず、決められた場所に集め、食料は車の中に入れておくだけで、危険な野生動物を避けることができます。

熊鈴と野生動物よけスプレー

秋のキャンプでは、連泊など同じ場所に長く滞在するこもあるでしょう。天候も落ち着いている日の北海道の秋なら、森の奥や山の高いところまでハイキングに行きたいものです。

自然の中での移動に欠かせないのは、熊鈴と呼ばれる専用の鈴です。熊の目線で見てみると、人がいることを知らせてあげることで、必要のないトラブルを避けることができます。

また、野生動物が嫌う匂いのするスプレーも市販されています。道具に凝った本格キャンパーの方は、オオカミのおしっこをスプレーに入れて吹きかけておくことで、匂いで野生動物を遠ざけることもできます。

装備 カウベル アウトドア 登山 熊鈴

装備 カウベル アウトドア 登山 熊鈴

緊急事態には撃退グッズ

十分な対策をしていても、熊の方から近づいて来ることもあります。毎年、お1人くらいは手持ちの武器で熊を撃退した方がニュースで報道されることはあります。

実際は、ライフル銃を持った専門のハンターでもヒグマの対応は命がけといわれており、手持ちの武器で撃退できたのは運が良かったからでしょう。

北海道では、万が一ヒグマに遭遇したことに備えて、「ヒグマ撃退スプレー」という撃退グッズアウトドア用品店で販売されています。

ヘアスプレーのような小さなスプレーの中には、トウガラシやマスタードの成分が入っていて、噴射されたヒグマをびっくりさせて撃退するというグッズです。

ただ、注意点もあり、とても刺激的な成分なので風上に向かって噴射しないことと、周りの人を巻き込まないように使用することが注意書きとして書かれています。

万が一のために、北海道でアウトドアを楽しむ方は用意しておいた方が良さそうですね。

秋のキャンプで野生動物を避ける対策のまとめ

北海道の秋は、過ごしやすい気温の中、旬を迎えた作物でキャンプ飯を味わえる絶好のアウトドア日和です。危険な野生動物を避ける基本のゴミ処理、熊鈴や野生動物よけスプレーでヒグマやキタキツネを近づけないようにしたいですね。

アウトドアは、動物が暮らしている自然の中にお邪魔をさせていただくものです。熊やキツネの目線でも、不要な遭遇トラブルは避けたいはずですよね。

参照:北海道ホームページ:  http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higuma/kihon.htm

北海道警察ホームページ: https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/chiiki/bear/bear.html

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