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北海道の秋冬の気温に対応する地域別ガイドと対応した服装選びのポイント

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北海道の秋冬の気温に対応する地域別ガイドと対応した服装選びのポイントでは、北海道の寒さに特化した秋から冬の服装選びについて詳しく解説します。
北海道の地域ごとに異なる気温帯と季節の特徴を考慮しながら、快適な外出を楽しむための服装の選び方についてご紹介します。

 

 

北海道の秋から冬の気温帯と服装選び・地域別の特徴

ヒマワリと駒ヶ岳

ヒマワリと駒ヶ岳

南北に長い日本国内では、四季といっても地域で大きな違いがあります。

中でも日本国内で1番北の都道府県、北海道では関東や関西よりも2カ月は秋冬の季節が早く訪れているといってもいいのかもしれません。

北海道の秋冬はいつの季節?

冬の朝の駒ヶ岳

冬の朝の駒ヶ岳

北海道で暮らしている私が12月頃に関西地方を訪れると、「まだ秋なのかな?」と思ったことがあります。南北に長い日本国内では、四季といっても地域で大きな違いがあります。

中でも日本国内で1番北の都道府県、北海道では関東や関西よりも2カ月は秋冬の季節が早く訪れているといってもいいのかもしれません。

 

北海道の天気がわかる4つの地方の分け方

北海道地図

北海道地図

1つの都道府県だけで本州に次ぐ77,983.90 km2という大きな北海道。

北海道には、道央・道南・道北・道東と呼ばれる地域があり、それぞれの地域は他の都府県の大きさを超えるほどです。その中に支庁と呼ばれる市町村をいくつか集めた区分けがあり、こちらが他の都府県と同じくらいの大きさがあります。

4つの地方は天気予報の分け方を参考にすると、石狩・後志・空知と日高の西側を含む道央。道南は渡島・檜山・胆振。道北は上川・宗谷・留萌と紋別の北側。道東は日高の東側と十勝・釧路・根室、オホーツクと呼ばれる北見網走地区が含まれています。

広い北海道は、もちろんそれぞれの地域で天気が大きく変わり、道南で桜が咲いている頃でも、道北が吹雪いていたりすることも珍しくはありません。

 

北海道では冬が長い

北海道の冬

北海道の冬

全国版の天気予報を見る方はご存知かと思いますが、北海道は関東や関西に比べると四季が大きく違います。

日本国内の天気予報では、最低気温が0℃以下の日を冬日、最高気温が0℃以下の日を真冬日としています。冬日の訪れを四季の中で冬とするなら、北海道では11月中旬から4月中旬頃までが冬の期間に当たります。

二十四節気では、9月末の秋分の日から12月末の冬至までを秋としています。

関東や関西の9月は、まだまだ夏日もあり秋とは思えないほどの暖かさですが、北海道では紅葉の見頃の時期です。

そのため、秋分の日が訪れる前、夏日がなくなる9月から、冬日が訪れる11月中旬頃までが北海道にとっての秋に当たります。

 

地域別の北海道の秋冬の天気

旭岳の紅葉

旭岳の紅葉

北海道は都道府県としては広すぎるため、地方によっても気温や天候は大きく違います。さきほどの道南・道央・道東・道北に分けて、天気の特徴をお話しさせていただきますね。

 

道南の秋冬の天気

北海道秋の空

北海道秋の空

北海道の中では南側に位置する道南は、9月いっぱいは暖かい日が続く特徴があります。

残暑が続いていた2020年は夏日はもちろん真夏日の日もありました。そんな道南でも、やはり北海道。10月になると最高気温は1桁になる日もあり、11月中旬には冬日の日も数日続きます。

道南の秋10月から11月中旬頃まで、冬は11月中旬から4月中旬頃まで続きます。

道南の秋晴れの日が続き、空気は乾燥しています。

紅葉も楽しめて野菜や果物も美味しい季節は、アウトドアにはうってつけの時期でもあります。

冬日や真冬日のアウトドアは、冬キャンプの装備を備えている方登山経験の豊富な方以外難しいのかもしれません。それでもホームセンターやキャンプ用品店で市販されている装備で、10月いっぱいまでは秋のアウトドアを楽しむことができますよ。

 

道央の秋冬の天気

ニセコの絶景は羊蹄山

ニセコの絶景、羊蹄山

道央では、アウトドアが盛んなニセコは山に囲まれた広い盆地、観光名所の多い小樽周辺は海沿い、農業が盛んな空知は内陸側と地域によって気候が変わる地方でもあります。

キャンプ場の多いニセコは、羊蹄山を囲むように広がり、さらに外側を山に囲まれたドーナッツ型の盆地になっています。

道南よりも北側の道央ですが、ニセコの秋は9月から11月上旬頃まで楽しむことができます。秋の始まりの9月中旬から、緩やかに気温が下がり始め、天気予報を参考にしていれば突然の寒さに合うことは少ないのですが、1度気温が下がるとその後の時期はほとんど上がることはありません。

道央の秋晴れた日と雨の日を繰り返しながら気温が下がる特徴があり、事前の天気予報の確認は欠かせません。

その後、11月上旬頃から冬日が訪れるまで紅葉を楽しみながらのアウトドアが醍醐味です。
あまりお勧めはできませんが、スキー場も兼ねて冬キャンプもできるキャンプ場もありますよ。

 

道東の秋冬の天気

十勝平野

十勝平野

十勝平野と呼ばれる北海道の中でも広い平野が広がる道東は、10月下旬には冬日が訪れ暖差の激しいでもあります。

秋の始まりは道央と同じ9月中旬頃なのですが、昼に20℃近くに気温が上がっても夜には1桁にまで冷え込むことも珍しくはありません。
道東の秋は
とても乾燥していて晴れの日が長く続く特徴があります。

10月下旬から冬日が訪れる寒い年もあり、テントやタープを張っての屋外のキャンプは10月上旬頃までにしておいたほうが安全です。

 

道北の秋冬の天気

北海道の冬

北海道の冬

北海道の中でも、冬の期間が1番長いのが道北です。

8月下旬頃から紅葉の便りが届き、他の地域に秋が訪れる9月中旬には紅葉が見頃を迎えます。

天気予報で冬日が発表されるのは10月下旬頃ですが、キャンプ場の多い山地と海に面したオホーツクでは10月中旬頃でも朝方に気温が突然下がることもあります。

秋用の装備での屋外キャンプは、9月いっぱい、10月に入ってからは冬用の本格的な装備が必要です。

北海道の秋冬の主要観光名所に適した服装

北海道は、その壮大な自然と四季折々の美しい風景が魅力の地です。
特に、秋冬には独自の魅力を持つ観光名所が数多くあります。
ここでは、北海道の秋冬に訪れるべき観光名所と、その地域に合った服装のポイントをご紹介します。

紅葉の名所

北海道の秋は、美しい紅葉が広がる時期です。
特に有名な場所としては、美瑛や旭川の周辺、十勝岳などがあります。
紅葉を楽しむ際には、暖かくて動きやすい服装がおすすめです。
防寒対策も忘れずに行い、散策を楽しんでください。

雪景色の絶景

北海道の冬は、雪景色が美しい時期です。
特に有名な場所としては、小樽や富良野の周辺、洞爺湖などがあります。
雪を楽しむためには、防寒性の高い服装が必要です。
厚手のコートや防水ブーツ、手袋、帽子などを用意しましょう。

オホーツク海の流氷

冬になると、北海道のオホーツク海では壮大な流氷が見られます。
流氷クルーズや流氷ウォークなど、様々な体験ができます。
この時期は寒さが厳しいため、防寒対策は特に重要です。
防寒インナーや防寒具を着用し、寒さに備えましょう。

温泉地のリラックス

北海道には多くの温泉地もあります。
冬は温泉に浸かることで身体を温め、リラックスするのに最適な季節です。
温泉地では、温泉施設や宿泊施設の設備によっては浴衣や温泉用のバスローブが提供されることもありますが、寒さ対策のためにも、上着や薄手の防寒具を持参することをおすすめします。

主要観光名所

美瑛: 美しい丘の風景や美しい紅葉が広がる場所として知られています。
旭川: 旭山動物園や冬のイルミネーションが人気の観光地です。
十勝岳: 美しい山岳景観と温泉が楽しめるエリアです。
小樽: 雪の街並みや運河、有名な小樽運河やガラス工房があります。
富良野: 美しい雪景色やラベンダー畑が広がる観光地です。
洞爺湖: 雪化粧した洞爺湖や温泉リゾートが楽しめます。
北海道雪まつり(さっぽろ雪まつり): 札幌市で開催される世界的に有名な冬のイベントです。
層雲峡: 氷瀑や断崖絶壁の美しい景観が広がる渓谷です。
函館: 歴史的な建造物や夜景が美しい観光地として知られています。
北海道大学植物園: 美しい植物園で、四季折々の風景が楽しめます。

これらの観光地は、北海道の秋冬に訪れる際に人気があります。
それぞれの地域に特色があり、美しい風景や観光スポットを楽しむことができます。
訪れる際には、寒さに備えた適切な服装を心掛け、快適に観光をお楽しみください。

ベースレイヤー(下着)

寒さ対策の基本は、適切なベースレイヤーを身に着けることです。
吸湿性の高い素材を選び、肌にフィットするタイプのものを選ぶと良いでしょう。
防寒性があり、体温調節もしやすいメリノウールや合成繊維のインナーウェアがおすすめです。

中間層(保温層)

中間層は、体温をしっかりと保温するための重要な要素です。
フリースジャケットやセーター、ダウンジャケットなどが一般的です。
寒さに応じて重ね着を調整し、体温をしっかりとキープできるようにしましょう。

アウターウェア(防寒・防風層)

アウターウェアは、外部からの寒さや風をブロックする役割を果たします。
防風性と防水性があり、適度な厚みがあるコートやジャケットが必要です。
ダウンコートや防水ブレスシェルジャケットがおすすめです。

ボトムス

足元の寒さにも注意が必要です。
厚手のジーンズや防風性のあるパンツを選びましょう。
また、保温性の高いタイツやレギンスを履くことも有効です。
防寒対策として、ウールや合成繊維の靴下を重ね履きすることもおすすめです。

アクセサリー

寒さから顔や首を守るために、マフラーやネックウォーマーを使用しましょう。
手袋や手首を覆う長めの手首カバーも寒さ対策に役立ちます。
また、帽子も頭部の保温に重要な役割を果たしますので、防寒性の高い帽子を着用しましょう。

最後に、屋外での活動や長時間の滞在を予定している場合は、体を冷やさないようにするためにも適度な運動やストレッチを行い、血液循環を促進させることも大切です。

北海道の秋冬は厳しい寒さになることがありますので、できるだけ多層構造の服装で防寒対策を行い、体温を適切にキープするようにしましょう。

北海道の秋冬の観光を楽しむ際には、天候や気温の変化に合わせた服装選びが重要です。
防寒対策や動きやすさを考慮しながら、快適な観光をお楽しみください。
以上が、北海道の秋冬の観光名所と適した服装についての情報です。
ぜひこれらの観光名所を訪れ、北海道ならではの美しい風景を楽しんでください。

 

まとめ

このガイドでは、北海道の秋から冬にかけての気温に適した地域別服装選びのポイントをまとめました。
各地域の特徴や気候変動を把握し、適切なアイテムを選ぶことで、寒さに負けずに快適に外出することができます。
北海道での旅行や滞在に備えて、このガイドを参考にしてみてください。

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