軽装のアウトドアスタイルで北海道のキャンプができる期間
夏のアウトドアスタイルというと、動きやすい服装で荷物を少なく出かけたいものですね。
防寒装備の必要な北海道でも、夏は出来るだけ身軽に動きたいのは変わりません。
そこで、関東や関西の夏のアウトドアスタイルで楽しめる北海道の夏のキャンプシーズンとキャンプ場を選んでみました。
関東と関西の夏のアウトドアスタイルとは?
軽装のアウトドアスタイルというと、服装はTシャツに長袖のシャツや薄手のアウトドアジャンパー、男性なら短いパンツで女性はアウトドアスカートを着る方もいるのではないでしょうか?
テントも2人分のリュックに入るほどの大きさで、調理機器とイスを背負って手軽に出かけられる爽やかな服装と装備としてみましょう。
関東や関西なら、標高の高い場所でない限り夏のアウトドアスタイルでキャンプを楽しめることでしょう。
もし、同じ服装と装備で北海道を訪れたいなら、季節選びは慎重な下調べが必要です。
軽装で行きやすい北海道の地域
Tシャツに長袖のシャツ姿で選りすぐりのキャンプ用品をリュックに詰めた夏のアウトドアスタイルで訪れやすい地域は、やはりアクセス良好の道央です。
北海道の道央地域とは
北海道は、大きく道央、道南、道東、道北の4つの地域に分けられ、それぞれが本州の面積の広い都道府県と同じ広さです。
本州から、夏のアウトドアスタイルでキャンプを楽しまれたい方は、新千歳空港を利用されるでしょう。
そこで、新千歳空港からアクセスの良い道央地域に場所を絞ってみましょう。
道央地域は、石狩・後志・空知と日高の西側という、3つの支庁と日高支庁の半分というとても広い地域。
新千歳空港からアクセスが良いのは、空知支庁の南側と石狩支庁の東側の地域です。
新千歳空港のある千歳市は、石狩支庁の東端で、同じ石狩支庁の恵庭市と北広島市と隣り合っています。
北側には、空知支庁の南側、長沼町、由仁町、栗山町、夕張市があり、新千歳空港からアクセスが良くアウトドアが盛んな地域です。
道央の夏の天気の特徴
道央は、北海道の中でも初夏からお盆にかけて天候が安定している地域です。
日本国内の天気は、日本海側、太平洋側、内陸部と面している海と隔てている山地で分けられています。
新千歳空港の周辺は、日本海側気候と太平洋側気候の混合地帯に分けられています。
気象庁は、道央地域の1年で最も暖かい、最暖月は8月と発表しています。
2020年の8月の千歳市の天気は、平均気温21.4℃/最高気温31.4℃/最低気温11.9℃で確かに1年の中で最も暖かい月でした。
実は1月前の7月も、平均気温18.9℃/最高気温28.6℃/最低気温12.5℃と最高気温は真夏日に届きませんでしたが、最低気温は7月の方が高い結果でした。
関東と関西の夏のスタイルで楽しめる期間は7月から8月
夏のアウトドアスタイルは、暑さを避けることはもちろんですが、北海道のアウトドアの場合、最低気温にも注意が必要です。
2020年に最低気温が1桁の日がない月は、道央の場合は7月と8月のみでした。
7月から8月の道央の夏事情
本州から厳しい暑さを避けるため、北海道へ訪れるかたも多いお盆の前後。
北海道でも、短い夏を楽しもうと多くの方がアウトドアへ出かける季節です。
北海道の多くのキャンプ場は、4月下旬から5月上旬にかけてオープンし、9月下旬には営業を終えます。
さらに、北海道の海水浴場は7月から海開きが始まり、8月下旬には営業を終えるます。
夏の音楽フェス、花火大会、お祭りの多くが8月に集中しており、どこへ行っても何かしらのイベントが開催されています。
本州からお越しの方も、ぜひ一緒に北海道の短い夏を共にされると、北海道民の夏への思いを感じることができるはずですよ。
夏スタイルにおすすめの道央のキャンプ場
Tシャツに長袖のシャツ姿で選りすぐりのキャンプ用品をリュックに詰め、新千歳空港からレンタカーで移動しやすいキャンプ場を3カ所選ばせていただきました。
古山貯水池自然公園オートキャンプ場は、千歳市と隣接する由仁町にあり、付近に日帰り温泉の「ユン二の湯」がある設備が充実したキャンプ場です。
ハイジ牧場キャンプ場は、千歳市のお隣 長沼町にある体験型の牧場施設「ハイジ牧場」の敷地内にあります。
牛の乳搾り体験や乗馬体験など、牧場ならではのアクティビティが充実しています。
栗山さくらキャンプ場は、空知支庁南部の栗山町にあり、ホテルパラダイスヒルズの温泉も利用できるキャンプ場です。
どちらのキャンプ場も新千歳空港から、レンタカーで30分圏内にあり、ウォーキングが苦にならない方なら、バスで移動することもできます。
まとめ
2010年代の半ば頃から、北海道の夏にも猛暑日が増えています。
それでも、7月と8月に最低気温が10℃代になるのも北海道ならではです。
キャンプシーズンの夏の北海道は、家族連れや若者グループ、中高年になってキャンプを始めたキャンパーにとっても楽しみな季節で、混雑が予想されます。
キャンプ用日や服装はもちろん、キャンプ場やレンタカーの予約は済ませてから、スケジュールを立ててお越しくださいね。
地平線が見えるキャンプ場