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座右の銘とは禅語や知足の違いは?花と道にまつわる言葉を集めてみた

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座右の銘に禅語や知足の違いとは

天気が良い日はいろいろな勉強をしたくなりますよね。言葉はたくさんありますが、意外と知らない難しい言葉があります。また、使ってはいるけど、しっかりとした意味が分からないこともあります。今回は、よく見る言葉なのですが、意外としっかりとした意味を知らない語句について紹介したいと思います。

イトポン先輩
イトポン先輩

おーいキナポン。

天気ことわざもそろそろネタが尽きてきたな~。

座右の銘や禅語って知ってる?知足って言葉もあるけど

わかんないや。次のネタ探しのため教えてくれないかな?

後輩キナポン
後輩キナポン

天気ことわざシリーズも長かったですね。

そろそろ次のシリーズに行きますか!

では、先ずは違いを説明しましょう!

 

座右の銘の意味とは

座右の銘とは、「常に自分の心にとどめておき、戒めや励ましとする言葉」の意味「ざゆうのめい」と呼びます。人間の生き方や心理、戒めなどを簡単にまとめた言葉や文章などのことで、歴史上の偉人やスポーツ選手や芸能人の言葉などがよく言われていますよね。

ほとんどの人はある程度大人になったら、この座右の銘がありますよね。何を座右の銘にしなければいけないかは自分で決めて良いので自分が心に響いたことを決めましょう。また、中には、先祖代々受け継がれている家訓や身近な人の言葉など、さまざまなものが使われているので、もし、座右の銘がない人は考えてみるといいですね。

イトポン先輩
イトポン先輩

そういえば、会社の面接であなたの座右の銘は何ですか?って聞かれたぞ!

後輩キナポン
後輩キナポン

私も聞かれた!

イトポンはなんて答えたの?

イトポン先輩
イトポン先輩

まったく考えてなかったので思わず「努力」って答えたよ。間違ったかな?

後輩キナポン
後輩キナポン

間違ってないですよ!

まー合格して会社に入れたからよかったんじゃない。

 

偉人の座右の銘を集めました

明日死ぬかのように生きろ

これは、インド独立の父、マハトマ・ガンジーの言葉です。行動することの大切さを説いている文章ですね。

生きるために食べよ。食べるために生きるな

これは古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。食べることは生きる手段であり、目的ではありません。現代でもいえる言葉なので、しっかりと覚えておきたいですね。

座右の銘の類義語には、人生訓、生活信条、モットー、スローガンなどがあります。どれも同じ意味なので、覚えておくことをおすすめします。

花にたとてられた座右の銘とは?

座右の銘の中でも、花に例えられたものは多く、人の美しい一面を表現する際に、よく使われています。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

花は容姿の美しさを伝えるために、昔から世界中で使われる例えの1つです。
「立てば芍薬(しゎくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」は、古くから美しい女性の容姿や立ち居振る舞いの手本とするように伝えられている言葉です。
語源は、「女性の立ち振舞」とされていますが、ジェンダーフリーの現代では、性別を問わず「凛々しく」ありましょうという意味になりますね。

柳は緑花は紅

「柳は緑花は紅」には、2つの意味があります。
柳のため葉は緑、花は紅色をしているように、あるがままの自然な美しい姿で人の手が加えられていないという例えです。
もう1つは、自然を表現することで、相手のあるがままを受け入れましょうという素敵な意味です。
価値観の違う人々が、互いに認め会える世の中でありたいものですね。

花は根に鳥は古巣に

こちらの「花は根に鳥は古巣に」という言葉は、座右の銘に興味のある方なら文章で何となく意味がわかるでしょう。
木に咲いた花は根本に落ちて、次の花を咲かせる栄養にもどり、広い空を飛ぶ渡り鳥も、育った巣に帰り親になるという意味です。
世の中の物事はすべて、その根源に戻るということを表しているんですね。

年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず

花にまつわる座右の銘、4つめは中国の古典 劉廷芝から、読み方は難しくても素敵な意味のある言葉を選んでみました。
前半の「年年歳歳花相似たり」は、花は毎年に変わることなく咲くという意味です。
一方で、後半の「歳歳年年人同じからず」は、人の暮らしは毎年同じようにはいかないという意味があります。
素直に受けとるなら、自然は変わらなくそこにあるけど、人の暮らしは落ち着きなく変わりやすいという教訓でしょう。
少し深読みすると、自然は一見似たように変わらなくても細かな違いがあり、人の暮らしは誰にでもわかるように変わってしまう。
実は、世の中は自然も人の暮らしも変わっていて、自分に身近なことほどリアルに感じやすいという教訓とも言えますよね。

道にまつわる座右の銘とは?

道にまつわる座右の銘は、特に東洋では人の生き方に例えられることが多くあります。就職活動にも面接でよく「あなたの座右の銘は?」と聞かれることも多くあります。何か一つ自分自身の座右の銘として意味まで含めて作っておきたいものです。

功成り名遂げて身退くは天の道なり

座右の銘らしく、中国の思想家 老子の遺した道にまつわる言葉を見つけましたよ。
「功成り名遂げて身退くは天の道なり」というのは、立派な仕事を成し遂げ、名声を得た人は、その地位にとどまらないで身を退くのが最適という意味があります。
この、「天の道」や「天道」というのは、神様のような立派な人が歩く「正しい道」とイメージしてしまいますが少し意味合いが違うようですね。
天は太陽の例えで、太陽が上り、やがて沈むように「自然な流れ」を表す際に使われています。
いい年齢の重ね方をして、引退される際に後輩や若手の方に向けてひと言伝えたい言葉ですよね。

道理百遍、義理一遍

また、人生まつわる道の言葉では、「道理百遍、義理一遍」という、多くの人が共感できる言葉もあります。
これは、「正しい意見」を百回聞かせるよりも、その相手にたった一度、「義理人情のある行動」で示したほうが、人の心を動かすことができるということです。
正しいことを言える人よりも、正しいことをできる人の方が信頼されるのは、いつの時代も変わらないものですね。

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

最近、大河ドラマ「青天を衝け」の主人公 渋沢栄一が話題になることが多く、彼が人生のお手本にしていた「論語」が知られるようになりました。
論語の一節には、「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」という厳し目の言葉があります。
意味は、朝に人が清く正しく生きる道を実践できたなら、もし夕方に死んだとしてもかまわないという意味があります。
一生の中で達成できるかわからないほど、清く正しく生きることは難しい、まさに座右の銘にしたい言葉ですね。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

最後の言葉は、私たち日本人にとって身近な偉人 徳川家康が残した言葉です。
徳川家康は、子供の頃には大人の陰謀に巻き込まれ苦労し、若い頃には上司と部下の間に挟まれ、実力がついてきた頃には同年代の同僚は組織のトップになり国を動かすほどの実力者に君臨、さらに自身が国のトップになってからは後継者の育成で悩み、まさに苦労の一生でした。
そんな苦労人 徳川家康は、人生は長く苦しい期間がほとんど、めげずに努力を重ねて慎重に判断しながら生きていかなければならないという人生論を残してくれています。
世の中がIT化で便利になっても、人の生き方に苦労が耐えないことは、これからも変わらないのでしょう。
おそらく、歴史上で苦労が耐えなかったことが証明されている徳川家康が今を生きる私たちに残してくれた人生のお手本、ぜひ座右の銘にしたいひと言ですね。

 

座右の銘 継続は力なり

座右の銘 継続は力なり

禅語とは

禅語とは、禅のことば、禅宗の文献に記述された辞のことです。禅とは何かを知り、その教えを理解し、行うことは到底たやすいことではありません。ですが、禅は私たちが生きる上で大切なヒントを与えてくれます。禅の教えや悟りの境地が短い語句に凝縮された禅語なので、好きなものだけでもいいので、自分の胸の中にとどめておくといいですね。では、少しだけしょうかいしていきたいと思います。

時時勤払拭(じじつにつとめてふっしきせよ)

心を曇らせる塵や埃、悩みの欲望。塵も積もれば山となります。心の中も身の回りも、小さな汚れは、一瞬で簡単に落とすことができますが、後回しにしておくとどんどん溜まって汚れていく一方。毎日こまめに払ったり、拭いたりして、常に美しくありたいですね。

柔硬心(にゅうなんしん)

文字通り、柔らかい心のことです。固定概念にとらわれない自由な心を持つことができれば広い視野で物事をみることができ、今まで見落としていたことに気づくこともできます。自分の考えが正しいと思い込んだり、他人に自分の価値観を押し付けたり、その他人に意見に流されることもなく、「こんな考えもあるんだ」とただ、思えるしなやかな心。心地よくこの世を生きるためには、やわらかい心が大切なのでしょう。

日日是好日 (これにちこれこうにち)

「毎日がすばらしい一日」という意味の禅語。雨が降ったり、嫌なことや悲しいことがあってもそれをどう受け止めるかは私たちの心次第。毎日を「好日」と感じるのは、私たち自身なのです。このように、一日一日を大切に生きることができれば、とても素敵な毎日になれそうですね。

イトポン先輩
イトポン先輩

禅語って読み方も難しいんだな!

さっきのは「ひびぜっこうび」と思っていた。

後輩キナポン
後輩キナポン

意味は似てるよね。

禅語の読み方も意味も難しいですね。意味や教えを聞くと心が洗われた気がしますね。

このように、いくつか紹介しました。もっと素敵な言葉があるので、たくさんの禅語を知って、いろいろな知識をみにつけてくださいね。あなたが生きやすくなるヒントがあるかもしれませんよ。

氣心腹人己 禅語

氣心腹人己 禅語

知足とは

この言葉の意味は足ることを知る。自分の分相応を知る。もっともっと求めてしまう私たちにとって、とても難しいですが、大切な言葉です。あれが足りないこれが欲しいといって際限なく、いつまでも満たされません。自分がすでに満たされていると知ることが豊かに暮らせる、そんな言葉になっています。
では、知足を使った文章の例文を紹介します。

醜い将来の出世を争うものたりに、師匠は知足を説いた

知足をわきまえて無欲でいようとしても、なかなか難しい

このように、知足を使います。もし、知足を知っているけど、意味が分からない、使い方が分からないという人は参考にしてくださいね。

まとめ

このように、座右の銘、禅語、知足について紹介しました。聞いたことがあるけど、具体的な意味が分からないということがあるのではないでしょうか。上記ではどのような意味、使い方、などを詳しく紹介しました。特に座右の銘は聞かれることがあるので、ひとつ覚えておくといいですね。

また、禅語は、知っておくと、自分の心が楽になることがあるので、是非、素敵だなと思う意味があれば、覚えておきましょう。知足については、意味が分からない人はしっかりと覚えておき、いざ使うときに分からないということがないようにしたいですね。難しい言葉はついつい覚えるのが面倒かもしれませんが、意外とためになる言葉もあるので、一度勉強しておくことをおすすめします。

イトポン先輩
イトポン先輩

面接で聞かれなくて良かった!きっと答えられなっかったよ。

後輩キナポン
後輩キナポン

一般的には座右の銘でしょうね。まー意地悪な面接官じゃない限り禅語や知足は聞かれないでしょう。

という訳でまた当サイトに遊びにきてくださいね !(^^)!

 

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