石川県は、日本海側に位置する北陸地方の県です。自然豊かな景観が魅力で、世界一長いベンチや能登半島、金沢城など、多くの観光スポットがあります。
今回は、石川県の絶景スポットをご紹介します。
前回の天気と都道府県別ツーリング記事、【岐阜編】五平餅食べに峠から日本最古の木造再建城へ絶景スポ9選! こちらも参考にしてください。
石川県は、3つの県、富山県、福井県、岐阜県と隣接しています。
(隣接県のツーリングスポットは各県にリンク貼っていますのでクリックしてください。)
石川県おすすめの絶景ツーリングスポットスポット!世界一長いベンチも!
天気の良い日にはツーリングへ行きたいという人がたくさんいるのではないでしょうか。気持ちの良い風に吹かれてバイクを走らせる、これほど、疾走感があるものはありません。
その中でも石川県は日本海側に位置するので、たくさんの観光名所はツーリングスポットあります。都道府県別ツーリングスポット、今回は石川県の中でもおすすめのツーリングスポットについて紹介したいと思います。
石川県日本海ツーリング
北陸地方の美しい石川県は、その豊かな自然と独特な文化で訪れる者を魅了します。
その中でも日本海側を走る世界一長いベンチは、必見の観光地の一つです。
今回は、このベンチと共に、石川県で訪れるべき絶景スポットをご紹介します。
県道60号~窓岩ポケットパーク
金沢駅からバイクを走らせること110分の場所に位置するツーリングスポットです。
透き通るような綺麗な海をバイクを走らせながら楽しむことができ、特に夏場はビーチにおりて塩水に足をつけたりすることもできます。
海沿いをバイクで走らせるのはとても最高でさらに海を眺めにいけるのは最高ですよね。夏に行くのももちろんおすすめですが、秋でも海からの涼しい風が流れ込んできて快適で窓岩と呼ばれる穴の空いたこのスポットを眺めることも出来るので、夏と秋どちらのシーズンもおすすめです。
とにかく海は綺麗ですし、道は綺麗でツーリングするのには最高の場所になっています。
県道60号~世界一長いベンチ
世界一長いベンチというのは観光スポットとして聞いたことがあるのはないでしょうか。
金沢駅からバイクを75分走らせるとこのツーリングスポットにたどり着きます。名前の通り、世界一長いベンチがあるところで、とても人気の観光スポットになっています。
ずっと長く続くベンチと海岸線はバイクの風を切りながら走らせて見るのにぴったりとなっています。夏場は一面が海なので、バイクから降りて海辺まで出てみたくなってしまいますよね。永遠と続きそうな海が広がっているので、ツーリングに疲れたら海岸でゆっくりと休憩というのも楽しいですよ。
夏なら海辺までいけますし、それ以外の季節でも海岸沿いを走ることが出来るので、是非ツーリングスポットとしておすすめです。
北陸自動車道~片山津温泉
金沢駅から40分でアクセスできるこのスポットはバイクでの日帰りツーリングに最適な場所となっています。梅雨の明けた夏場はすがすがしく、片山津温泉納涼花火まつりと呼ばれる花火大会もあるので、その花火大会を見るのもいいですね。
観光地目的で行くのもとても楽しいです。ですが、秋から冬にかけては美しい季節が楽しめるので、おすすめですし、冬ならツーリングついでに温泉につかれるのがいいですね。
寒くなった体を温泉で温めるとすごく気持ちいいです。温泉好きな人はあえて冬場にツーリングをして温泉を楽しむというのもアリです。温泉が好きな人は是非訪れてみてくださいね。
県道60号~能登島大橋
バイクで日帰りツーリングをするなら是非おすすめのスポットとなるのがこの場所です。
金沢駅から70分ほどで到着するので日帰りにおすすめです。能登島と本州をつないでいるこの大橋からは穏やかで綺麗な海を眺めることが出来ます。
夏場には緑の木々を楽しむことが出来るので、自然を感じることができます。もちろん、海も最高に綺麗なので、ただぼーっと海を眺めるだけでも充分に疲れを取ることが出来ますね。秋には、赤やオレンジに色づく紅葉が楽しめます。
国道157号~手取湖
金沢駅から70分の場所に位置している、日帰りツーリングも出来るバイクでめぐるにも最適な観光名所です。
大きな湖が見えるこのスポットには、大きな橋もかかっていて橋を通ってもまた違った景色を眺めることができます。
橋も湖の上に通っているので、走るときにスリルがあって面白いですし、湖や景色もかなり綺麗なので、景色を楽しみながらツーリングをすることができます。周囲は山に囲まれているので、すごく癒されるので自然に囲まれたいという人におすすめです。
四季折々の景色を眺めることが出来るので、どの季節にいっても楽しめます。石川県は自然が多い県ですが、ここは特に綺麗な景色なので、一度行ってみてくださいね。
県道60号~道の駅しらやまさん
道の駅しらやまさんは、金沢駅から40分くらいなので、手軽にいける場所です。
ですので、県内から日帰りツーリングにも人気の場所になっています。
道の駅しらやまさんまでは川沿いを進むので夏には涼しげな川と綺麗な緑が眺められ、秋には周辺の森の紅葉と綺麗な川を一度に楽しめるのがうれしいポイントです。
道の駅しらやまさんはトイレや無料WiFIがあるので、とても便利な場所です。ツーリングの一休みとして最適ですので、お昼休みなどに利用するのがいいですね。レストランや売店もあるので、是非利用してみてください。
白山比咩神社:日本海から連なる山々の美しさと共に、日本の神々への敬意を感じることができる場所です。
能登半島ツーリングスポット
能登半島が石川県の北部に位置する半島で、日本海に突き出ており、独特の自然景観が広がっているためです。
能登半島は、ツーリングスポットとしても人気が高く、多くのライダーが訪れています。
また、能登半島は、輪島塗や能登牛など、多くの名産品があり、観光スポットとしても魅力的です。
ここでは、能登半島でおすすめのツーリングスポットをいくつかご紹介します。
能登半島国立公園
白米千枚田
輪島市
七尾市
輪島塗の里
千里浜なぎさドライブウェイ
能登金剛
能登半島地震遺構群
宇出津温泉
能登町
能登半島国立公園は、能登半島の自然を保護するために設立された国立公園です。
園内には、白米千枚田、輪島市、七尾市、輪島塗の里、千里浜なぎさドライブウェイ、能登金剛、能登半島地震遺構群、宇出津温泉、能登町など、多くの観光スポットがあります。
白米千枚田は、能登半島の北部に位置する棚田です。
約1000枚の棚田が連なり、日本有数の棚田として知られています。
白米千枚田は、2011年にユネスコの世界農業遺産に登録されました。
輪島市は、能登半島の北西部に位置する市です。
輪島塗の里として有名で、多くの輪島塗の工房や美術館があります。
七尾市は、能登半島の西部に位置する市です。七尾城や能登半島地震遺構群など、多くの観光スポットがあります。
輪島塗の里は、輪島市にある輪島塗の工房や美術館が集積した地域です。輪島塗は、漆を塗った木工品で、美しい木目と光沢が特徴です。
千里浜なぎさドライブウェイは、能登半島の西海岸に沿って走るドライブウェイです。白浜が続く美しい景観が楽しめます。
能登金剛は、能登半島の東部に位置する山岳地帯です。奇岩や断崖絶壁が連なり、ダイナミックな景観が楽しめます。
能登半島地震遺構群は、能登半島地震で発生した津波によって押し流された家屋や道路などの遺構です。自然の脅威を忘れないために保存されています。
宇出津温泉は、能登半島の北部に位置する温泉地です。海に面した温泉で、美しい景観と温泉を楽しむことができます。
能登町は、能登半島の東部に位置する町です。世界一長いベンチや能登半島地震遺構群など、多くの観光スポットがあります。
能登半島は、自然と歴史が豊かな半島です。ツーリングで能登半島を訪れて、美しい景色と美味しい食べ物を楽しみましょう。
白米千枚田
白米千枚田は、石川県輪島市にある棚田です。約1000枚の段々畑が連なり、日本有数の棚田として知られています。白米千枚田は、2011年にユネスコの世界農業遺産に登録されました。
白米千枚田は、約1300年前に開墾されました。当時、この地は山間部で、水が不足していました。そこで、人々は山から水を引いて、棚田を造りました。白米千枚田は、水の管理が非常に難しい棚田です。しかし、人々は代々受け継いで、白米千枚田を守り続けました。
白米千枚田は、春は新緑、夏は青々とした稲穂、秋は黄金色の稲穂、冬は雪景色と、四季折々の美しい景観を楽しめることで知られています。白米千枚田は、観光スポットとしても人気があり、多くの観光客が訪れています。
白米千枚田は、日本の伝統的な農業文化を継承する貴重な遺産です。白米千枚田の美しい景観は、人々に癒しと感動を与えてくれます。白米千枚田は、世界に誇る日本の宝です。
世界農業遺産とは
世界農業遺産とは、国連食糧農業機関(FAO)が認定する農業遺産です。
FAOは、2002年に「世界重要農業遺産システム(GIAHS)」を創設し、伝統的な農業や林業、水産業と、それらによって育まれ、維持されてきた、土地利用、技術、文化風習などを一体的に認定し、次世代への継承を図る目的でこの制度を導入しました。
世界農業遺産に登録されるためには、以下の要件を満たす必要があります。
伝統的な農業や林業、水産業によって形成された景観
生物多様性や生態系の保全に貢献している
地域の文化や社会に重要な役割を果たしている
持続可能な農業を実践している
世界農業遺産は、2022年現在、51カ国から161件が登録されています。
日本からは、石川県の能登の里山里海、新潟県のトキと共生する佐渡の里山、静岡県の静岡の茶草場農法、熊本県の阿蘇の草原と持続的農業、岐阜県の清流長良川の鮎、和歌山県のみなべ・田辺の梅システム、宮崎県の高千穂郷・椎葉山の山間地農林業複合システム、沖縄県の久米島の棚田とサトウキビ農業など11件が登録されています。
世界農業遺産は、世界中の伝統的な農業や林業、水産業、そしてそれらによって育まれ、維持されてきた景観や文化を保護し、次世代に継承するための貴重な財産です。
【兼六園・金沢城徹底ガイド】金沢の歴史と美を満喫
金沢市の歴史と文化の象徴、兼六園と金沢城。四季折々の風景が広がる日本庭園と、堂々とした城跡は訪れる者を引きつけます。兼六園と金沢城の全てを楽しむために知っておきたい見どころや歴史、そして訪れたときの楽しみ方を詳しくご紹介します。
兼六園と金沢城は近いです。兼六園は、金沢市の中心部に位置し、金沢城は、兼六園の北側に位置しています。徒歩で約10分程度で移動することができます。
【兼六園と金沢城の歴史とは】
兼六園は、17世紀に金沢藩の初代藩主である前田利長により金沢城の外苑として造られました。
その後、代々の藩主たちにより手入れと拡張が続けられ、現在の姿となりました。
一方、金沢城は戦国時代に築かれ、江戸時代を通じて金沢藩の中心として機能しました。
現在は城跡が公園として整備され、多くの観光客に親しまれています。
【兼六園と金沢城の見どころ】
兼六園には築山や池泉回遊式庭園、石灯籠などが見どころです。
また、四季折々の風景も大きな魅力で、訪れる季節により異なる風情を楽しむことができます。
金沢城には、白壁の天守閣や歴史的な石垣、そして市内を一望できる展望台があります。
【兼六園と金沢城を訪れたら絶対に楽しむべき体験】
兼六園を訪れた際には、茶室での抹茶体験もおすすめです。庭園を眺めながら一服の茶を楽しむと、日本の伝統文化をより深く感じることができます。また、金沢城では、復元された建物を探索することで金沢の歴史を体感できます。」
金沢城公園
金沢城公園は、金沢市の中心部に位置し、かつて金沢藩の居城であった金沢城の跡地を活用した公園です。
広い敷地には、金沢城の遺構が点在し、豊かな自然が広がっています。
金沢城自体は火災などで何度も焼失し、現存する主要な建物は明治時代以降に再建されたものです。それらの建物は、石垣や堀、そして特徴的な白壁とともに、金沢の歴史を感じさせてくれます。
特に見どころは、石垣の建築技術が評価されている「橋爪門」と「二の丸御殿」、そして広大な眺望を楽しむことができる「展望台」です。さらに、公園内には桜の名所があり、春には多くの観光客で賑わいます。
金沢城公園と隣接する兼六園と共に、金沢市の主要な観光地となっており、訪れる人々に金沢の歴史と文化を体感する機会を提供しています。
兼六園と金沢城は、金沢の歴史と文化を深く理解するためのスポットです。
四季折々の美しい風景と歴史的な建造物が調和しており、訪れる者にとって忘れられない体験を提供します。
金沢への旅行の際には、ぜひこの二つの名所を訪れて、金沢の魅力を堪能してください。
まだあるおすすめスポット
羽咋サンセットビーチ:美しい夕日が名物のこのビーチは、ロマンチックな一時を過ごすのに最適な場所です。
千里浜なぎさドライブウェイ:車で走れる日本唯一の砂浜です。海と空、砂浜が一体となった風景は息を呑む美しさです。
鼓動の滝:水音とともに広がる緑の風景が、訪れる人々を癒します。
九谷焼の里:伝統的な陶磁器の製造工程を見学できるとともに、美しい風景を楽しむことができます。
これらの絶景スポットを訪れることで、石川県の豊かな自然と歴史を感じることができます。美しい風景とともに、心に残る体験をお楽しみください。
まとめ
このように、石川県で天気の良い日にツーリングするのにおすすめのスポットについて紹介しました。天気の良い日にツーリングするのはとても楽しいですよね。
石川県にはたくさんのツーリングスポットがあるので、自分が好きなところを探して楽しんでくださいね。石川県はグルメもおいしいですし、観光地もたくさんあるので、両方楽しむことをおすすめします。
今回紹介した絶景スポットは、石川県の美しさと豊かさを象徴するものばかりです。
その中でも特に注目すべきは、日本海側を走る世界一長いベンチです。
この一風変わった観光地を訪れ、石川県の自然の美しさを五感で感じてください。
これらのスポットを訪れることで、石川県の魅力を余すことなく体験できるでしょう。
また石川県には、世界一長いベンチや能登半島、金沢城など、多くの絶景スポットがあります。
ぜひ一度訪れて、その美しい景色を堪能してください。
次回の都道府県ツーリングスポットは 【岐阜編】五平餅食べに峠から日本最古の木造再建城へ絶景スポ9選! についてです。