「モチベーション」というのは時間が経てば徐々に下がっていきます。これは誰でも同じです。「モチベーション」を上げるテクニックはあっても、一生高いモチベーションのまま生きていける様になるテクニックはありません。誰だって「モチベーション」が下がる時はあります。
今回も例を上げながら集中力を高めたり切り替えるテクニックをお話します。
「モチベーション」と「集中力」は連動
「モチベーション」が下がると「集中力」も下がり始めます。
そして最終的には思考が止まった状態になり作業が進まなくなります。
この様に「モチベーション」と「集中力」は連動しています。
作業中に「集中力」が無くなってゲームをしたり、スマホをいじったりした経験ありませんか?
「やるべき事をやらなきゃいけない!」と分かっていても、「集中力」が無くなってきたら、他のことをしたくなります。
集中力が無くなりスマホいじる例
ではここで「あえて他の事をするとどうなるか?」を考えてみましょう。
例えばあなたが今数学の勉強をしようと思っています。
「2時間」を目標にまずは簡単な計算式から始めようと思いました。
しかしそれでは徐々に「集中力」が無くなり「2時間」もしない内にスマホに手が伸びてしまいます。
そんな時あなたはどうしますか?
「素直にスマホをいじる」とか「後もうちょっと頑張ろう!と自分に言い聞かせる」など色んな策が考えられます。
「本能」は「違う事をしたい!」と思っているのに対しどう対策すれば良いのか?
こういう場合、なんと「あえて本能に従ってみる」事で「集中力」が戻り再度「やるべき事」に集中出来ることが科学的に判明しています!
子供の教育にも使えるテクニック
しかし1つポイントがあります。
違う事をすると言っても「スマホ」をいじったり、ゲームをするのではありません。
「タスク」を切り替えるのです。
「数学の勉強を2時間」やるのではなく「数学を1時間」、「国語を1時間」という様に「やるべき作業」を切り替える事で、集中力を落とさずに色んな作業に取り組めます。
「違う事をしても良いんだ!だったら好きな時にスマホを触っても良いんだ!」という事では無いので注意して下さい。
この様に1つの作業に飽きたら他の「タスク」に切り替えるテクニックを「タスクシフト」と言います。
1つの作業を高い集中力を保ったまま1日中出来る人なんていません。
人間は高い集中力を保ったまま1つの作業を続けられる時間がある程度決まっています。
集中力は最大で「50分」が限界
科学的には最大で「50分」が限界だと言われています。
30分あたりで集中力の低下が起き、50分を過ぎると集中力が限りなく0に近い状態になる事が研究で明らかになっています。
よく考えると学校の授業も50分ですね。これも科学的に集中力持続時間で50分が最適だと言われているからなのです。
そして5分から10分の休憩を挟みタスクの切り替えを行っているんです。
中には学校や講師の先生などが熱くなり話し続けられる場面があり、学校で「もう時間来てるのに早く終わらないのかな」と思ったことありませんか?
もう集中力が切れている証拠で別のことを考え出したりしますよね?
こういうところも講師や先生は集中力時間を理解しながら時間を守ることや間に休憩を挟むなどの工夫をしていただきたいものですね。
タスクシフトというテクニック
人間の集中力は予想よりも全然続かないことが分かります。
しかしここで先ほど紹介した「タスクシフト」というテクニックを使うことで、右肩下がりの集中力を再度高い位置に戻す事が出来ます。
なので仕事や勉強に取り組むときにまずは「今日のやるべき事」をリストアップして下さい。
そしたら「40〜50分」周期で作業を変えてみましょう。
1つの作業に拘らず色んな作業をする事で1日の生産性もアップします。
でもここでよくある間違いが「やるべき事」を「タスクシフト」ではなく「マルチタスク」にしてしまう事です。
「マルチタスク」とは同時に複数の作業を行うことです。
「タスクシフト」と「マルチタスク」は全くの別のものなので注意して下さい。
学校で習慣化されて身についている
「タスクシフト」を行う際はしっかりと切りの良いところでタスクを切り替えて下さい。
「40〜50分」という時間設定はあるにしろ、切りの悪いところで作業をやめてしまうと脳内が混乱し余計に集中力が減ってしまいます。
多少「40〜50分」という時間設定を破っても良いので「よし切りが良いから一旦他の作業に切り替えよう!」とするのが大切です。
例えば数学の勉強をしていて問題を解いている途中に時間が来てしまいました。
そういう時は少し時間がすぎても良いのでその問題を解き終わってから、次の科目に進みましょう。
「マルチタスク」の状況を作らない様に意識することで「集中力」を維持する事が出来ます。
1つの作業に飽きてきて、本能が「違う事をしたい!」と訴えて来た時は「次のタスクは何だっけ?」と考え、切りの良いところで違うタスクに取り掛かりましょう。
なので今日から何か作業を始める前には「今日のやるべき事」をリストアップする事から始めてみて下さい。
そしてタイマーや時計を近くに用意しておいて「40〜50分」経ったらタスクを切り替える習慣を身につけていきましょう。
モチベーションは自分で上げるもの
「モチベーション」というのは「行動力の源」です。
「モチベーション」を上げる方法を知っておくと、色んな場面で役に立ちます。
例えば仕事のやる気が無い時や嫌な事があって何もしたくない時など本当に色んな場面で使えます。
ここでもう1度伝えておくと「モチベーション」とは勝手に上がるものではなく、自分で上げるものです。
「モチベーション」を長い時間維持出来る人はこのシリーズに書いてあるテクニックを無意識に使っています。
なのであなたも無意識に使える様になるまでどんどん使っていきましょう。
「不安」の考え方を変えるでも良いし、「誰かの役に立っているのか?」と考えるのでも良いです。
得た知識を日常生活にどれほど活かせるか?がとても重要です。
「よし!読んだから終わり!」だといつまで経っても何も変わりません。
「モチベーション」を上げる方法を日常生活に活かしていきましょう。
「行動力の源」を満たす事で、自然と「行動力」は上がっていきます。
そしたら今よりもっと「集中力」を高められます。
「集中力」が高まると、生産性がとてつもなく上がるので色んな「成果」を出す事が出来ます。
「自分の人生を変えたい」「もっとお金持ちになりたい」「仕事で成功したい」「モチベーション」を上げる方法を使うとあなたが思っている「理想」を「現実」にする事だって可能なのです。
まとめ
「自分には無理だ、」とか「やっぱ成功なんて出来ないよ、」というネガティブな思考だって工夫すれば「力」に変える事が出来ます。
いきなり人生を変える事は出来ません。
人生というのは小さな事を1つずつ積み重ねて努力していく事で「徐々に」変わっていきます。
自分の夢や目標を叶える為には「モチベーション」が必要不可欠です。
あなたが「これは出来るかも!」と思うテクニックを1つ選んで頂いて、是非とも続けてみて下さい。
そうすればあなたの人生は必ず変わります。明るい未来にしていきましょう。
「モチベーション」を高める方法を習慣にし、あなたの夢や目標を叶う事を祈っています。