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鳥取砂丘からゲゲゲの聖地まで: バイクツーリングで訪れたい鳥取県の名所

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鳥取県は、鳥取砂丘や水木しげるロードなど、バイクツーリングにおすすめのスポットがたくさんあります。ここでは、鳥取県でバイクツーリングを楽しむ際におすすめのスポットをご紹介します。
鳥取県はその四季折々の風景が魅力の一つです。
旬の風景を楽しみながら走るバイクツーリングは、まさに至福の時間と言えます。
しかし、どの季節にどのルートを選べばよいのか、初めて鳥取県を訪れるバイク乗りにとっては迷うこともあるでしょう。

この記事では、季節ごとの鳥取県でのバイクツーリングのおすすめルートと、それぞれの季節に特に訪れたい観光スポットを詳しくご紹介します。
鳥取県の豊かな自然と文化を存分に堪能しながら、あなたのツーリングが一層楽しいものになることを願っています。

前回の天気と都道府県別ツーリング記事、岡山県ツーリングスポット:日本三名園と桜名所百選を楽しむ晴れた日のルート こちらも参考にしてください。
鳥取県は、4つの県、兵庫県島根県岡山県広島県と隣接しています。
(隣接県のツーリングスポットは各県にリンク貼っていますのでクリックしてください。)

鳥取県ゲゲゲの森: 作品愛好者とバイクライダーが訪れる聖地

日本の自然豊かな風景と地元の魅力を感じながら走るバイクツーリングは、一度体験すれば忘れられない冒険です。特に、美しい風景と文化遺産が並ぶ鳥取県は、バイク乗りにとって魅力的なスポットが豊富です。この記事では、その中でも特におすすめのツーリングスポットをご紹介します。

天気の良い日はツーリングに最適です
。いつもの場所に出かけるのも楽しいかもしれませんが、たまにはいったことがない場所に出かけてみませんか。
都道府県別ツーリングスポット、今回は鳥取県お勧めのスポットを紹介します。

鳥取県

鳥取県

鳥取県と言えば

鳥取県でのツーリングなら、最初に訪れるべき鳥取砂丘です。

鳥取砂丘

鳥取県を代表する観光スポットである鳥取砂丘は、バイクツーリングにも最適なスポットです。
広大な砂丘を走り抜ける爽快感は、一度味わうと忘れられないものです。

国道9号線を使って向かう場合には、福部ICで県道265号線に入って西に向かいます。日本海側の県道319号線からは海岸沿いを西に向かうと途中でそれに合流でき、砂丘の近くまでバイクで行くことができます。

バイクのまま砂丘への乗り上げはできませんが、それを留めて実際に入ってみるといいでしょう。この鳥取砂丘は観光として入ることができる砂丘では日本一の規模を誇ります。

青森県にこの約3倍の面積にもなる猿ヶ森砂丘が存在しますが、自衛地の訓練地として利用されており、一般の立ち入りは禁止されています。そのような性質の為、砂丘には含めない場合も多く、実質的には鳥取砂丘が日本一の砂丘だと言っても間違いではありません。

砂丘へ向かう県道265号線は、それが近付いてくると道路に砂が積もっていることがあります。よって、二輪のバイクでの走行には注意が必要です。急カーブなどの難所こそありませんが、ちょっとした気の緩みが事故に繋がってしまうこともあるので、無理に飛ばそうとせず、ゆっくりと走って楽しんでください。

鳥取砂丘

鳥取砂丘

キャンプ場を訪れてみましょう

鳥取砂丘を臨む県道265号線沿いには、サイクリング、及びツーリングで訪れた人の為のスポットが用意されています。「砂丘の家」と呼ばれるそれは、休憩・宿泊用のスポットで、簡易的なものですが、ログハウスのような施設が無料で利用できます。

キャンプ用の「柳茶屋キャンプ場」が併設されているので、テントを張った本格的な野営も可能です。

どちらも無人のスポットとなっており、記帳さえすれば誰でも自由に利用できます。ただし、テントや調理器具のレンタルなどは一切ないので、きちんとした準備をして向かう必要があります。

車で訪れることもできるので、夏休みのシーズンには家族連れも多く見掛けます。
年中無休なことから、冬にはスポーツ系の合宿などにもよく利用されていますが、ツーリングで訪れるなら気候の良い春先や秋がおすすめです。

天気の良い日には、森林に囲まれてとても気持ちのいいスポットで、バイク乗りも多く集っています。

隼駅には是非立ち寄ってください

バイク乗りが鳥取県に来たからには、是非訪れておきたいのが「隼駅」です。

鳥取砂丘から県道29号線を15キロほど南下すると若桜鉄道のその駅があります。正直なところ、ローカル線の何ということもない駅ですが、バイク乗りの間ではとても有名なスポットとなっています。

それは、駅名「隼」にちなんで、SUZUKI製の同名のバイクに乗った愛好家たちが有志イベントを開催したことがきっかけです。

メーカーが主催といった性質のものではありませんでしたが、この噂を聞きつけたバイク乗りたちがメーカーや車種に関係なく、いわゆる“聖地”として集まるようになりました。

特別に何があるという訳ではありませんが、この駅の前でバイクに跨ったまま写真を撮るだけでも、ここまで来た甲斐があるというものです。バイク乗りなら、これをやらない手はありません。

はやぶさ駅

はやぶさ駅

大山環状道路を走りましょう!

隼駅から鳥取砂丘まで戻り、潮風の中を海沿いの国道9号線をおよそ30キロほど西に走ります。

県道313号線に当たる所で南下し、途中で県道45号線に入ると、そこが「大山環状道路」と呼ばれている大山を一周できるツーリングスポットとなっています。

大山は鳥取県では先の砂丘に並ぶ観光スポットで、これを周回する約30キロの道のりは、バイクに乗りながらどちらに周ってもとても楽しめること請け合いです。

尚、「大山」「だいせん」と発音するので、道を聞くような際には間違えないようにしてください。
関東地方に同じく「大山」と書いて、そのまま「おおやま」と読む地名がありますが、そちらとは全く関係ありません。

この「大山環状道路」を走るなら、紅葉の綺麗な秋がいいでしょう。天気の良い日だと周囲の木々の美しい色づきが、確かに秋になったことを教えてくれます。

鳥取県大山

鳥取県大山

水木しげるロード水木しげる記念館がゴールです

ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる氏ゆかりの地である水木しげるロードは、バイクツーリングにぴったりのスポットです。
水木しげる氏の漫画に登場するキャラクターの像が立ち並ぶ道を走ると、まるで漫画の世界に入り込んだような気分になれます。

鳥取県と言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる氏を忘れてはいけません。同氏は生まれこそ大阪市ですが、幼少期をこの鳥取県の境港市で過ごしたことから、立派な記念館が建てられています。

ここに向かうには、大山環状道路から抜けて北上し、国道9号線に戻って西に走ります。米子市の手前で県道431号線に入って更に海沿いを走ると、その記念館が見えてきます。

最寄りのJR境港駅は別名“鬼太郎駅”と呼ばれており、ここから記念館に向かうまでの道のりは「水木しげるロード」と呼ばれ、170体を超えるゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクターの銅像や、グッズショップなどが建ち並んでいます。

注意点として、水木しげる記念館には駐輪場がありません。
その為、ツーリングで立ち寄った際には、駅前のそれを利用し、水木しげるロードを歩いて楽しむといいでしょう。

水木しげるロード

水木しげるロード

ここまで主に日本海側を走るツーリングルートでしたが、観光名所やバイク乗りの聖地など、鳥取県では欠かせないツーリングスポットを1日で走り切るにはちょうどいいコースです。

鳥取城跡(久松山)- 山陰海岸ジオパークの見どころ

鳥取城跡は、鳥取県の中心部に位置する城跡です。
鳥取城は、江戸時代に鳥取藩の藩主である池田氏によって築城されました。
現在は城郭の一部が残っていますが、当時の面影を偲ぶことができます。

鳥取県にある鳥取城跡(久松山)は、その壮大な自然と深い歴史が評価され、世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパークの一部として知られています。
このジオスポットは、素晴らしい自然の景観と、日本の戦国時代を象徴する重要な遺跡で、バイクツーリングの途中で訪れるのに最適なスポットです。

久松山は、鳥取市中心部の北に位置し、標高138メートルの小高い山で、山頂からは周囲の豊かな自然と市街地が一望できます。
山頂には鳥取城の本丸跡が残されており、戦国時代の風情を偲ばせます。
この城は、戦国大名・尼子氏の拠点として築かれ、後に豊臣秀吉の命令で再建されました。

また、久松山の麓には鳥取市立博物館があり、地元の自然と歴史について詳しく学ぶことができます。
さらに、鳥取城跡からは、鳥取砂丘や日本海の絶景も望むことができ、その美しい風景はバイクツーリングの一瞬一瞬を特別なものにします。

鳥取城跡(久松山)を訪れることで、自然の雄大さと歴史の深さを同時に体感することができます。
次回のツーリングでぜひ訪れてみてください。
この地の魅力を満喫することで、きっとツーリングの思い出が一層豊かなものになるでしょう。

鳥取城跡(久松山)「日本百名城」に選定されています。
「日本百名城」は、日本城郭協会が2006年に選定した日本全国の代表的な城郭のリストで、各地の歴史や文化を知る上で貴重な指標となっています。久松山の鳥取城跡は、その戦略的な位置や歴史的背景、そして現在も残る遺構から評価され、このリストに名を連ねています。

鳥取の絶景スポット: 白砂青松海岸の魅力

白砂青松海岸は、鳥取県西部に位置する海岸です。
白い砂浜と青い海のコントラストが美しく、夕日がとても綺麗です。

鳥取県西部に位置する白砂青松海岸は、その美しい景観で知られ、観光客やツーリングライダーから愛されているスポットです。
名前の通り、白い砂浜と深い緑の松林が続く海岸線は、その美しさから「日本の白砂青松百選」にも選ばれています。

白砂青松海岸は、全長約16キロメートルにわたって広がる壮大な景観を提供します。
日本海に面したこの海岸線は、静かな波の音とともに、広大な海と空の青、白い砂浜、そして生い茂る松の緑のコントラストが美しい光景を描き出します。

また、海岸沿いには遊歩道が整備されており、バイクを停めて散歩するのもおすすめです。
特に夕方の夕日は壮観で、その日のツーリングを静かに締めくくるのに最適な時間となります。

さらに、白砂青松海岸周辺には温泉地や美味しい地元のグルメを楽しめるスポットも点在しています。
観光やツーリングで疲れた体を癒すのにぴったりな場所です。

美しい自然環境と静けさが魅力の白砂青松海岸は、鳥取ツーリングの際には必見のスポットです。その壮大な景観と癒しの空間は、きっとあなたの旅を一層豊かなものにしてくれるでしょう。

自然豊かな温泉地: 鳥取県の三朝温泉

三朝温泉は、鳥取県東部に位置する温泉地です。
三朝温泉は、日本三朝温泉の一つに数えられる歴史ある温泉地です。
三朝温泉の泉質は、ナトリウム塩化物強塩泉で、疲労回復や美肌効果があるとされています。

鳥取県の西部に位置する三朝温泉は、その高品質な泉質と美しい自然環境で知られ、訪れる多くの観光客やバイク乗りを癒しています。
日本の「温泉の名湯百選」にも選ばれており、ツーリングの疲れを癒すのに最適なスポットです。

三朝温泉は、約800年の歴史を誇ります。
その名前は、この地に3度訪れた朝廷の公卿・藤原秀郷に由来しています。
豊富な温泉源からはラドンを含む温泉が湧き出ており、その療養効果は高く評価されています。

また、温泉街は昔ながらの風情を残す旅館や商店が並び、歩くだけでも楽しい時間を過ごすことができます。
その美しい街並みは、四季折々の風情を感じることができ、特に紅葉の季節には訪れる価値があります。

さらに、三朝温泉周辺には豊かな自然環境が広がっており、散歩やハイキングにも最適です。
清流・三朝川沿いには遊歩道が整備されており、その美しい景観を楽しむことができます。

美しい自然環境と豊かな温泉文化が融合した三朝温泉は、鳥取県を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
その癒しの空間は、ツーリングの疲れを癒し、旅の思い出を一層豊かなものにしてくれるでしょう。

まとめ

鳥取県はバイクツーリングに最適な地域であり、その美しい景観と魅力的な観光地は、訪れるすべてのバイクライダーを魅了します。鳥取砂丘からゲゲゲの森、その他の見逃せないスポットまで、鳥取県は確かにバイク乗りの聖地と呼べます。
鳥取県は、バイクツーリングにおすすめのスポットがたくさんあります。ぜひ、鳥取県でバイクツーリングを楽しんでください。

次回の天気と都道府県別ツーリングは兵庫県日本の渚100選を走る!バイク&車で訪れたい神戸の夜景ロードと温泉スポット についてです。

 

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