黄砂の時期はメガネなどで対策を
昨年の10月に10地点以上で秋の黄砂が観測されています。今回は黄砂について記事を書いていきます。また、黄砂とアレルギーは関係があるとされています。
黄砂の粒子は直径0.1ミリ以下の細かな土の砂粒であり、気道刺激すれば咳が出ます。喘息の持病があれば、黄砂発作を悪化させる原因になります。
鼻炎などアレルギー疾患も黄砂により悪化すると思われ、花粉症の人で花粉時期終わっても症状ぶり返したと思われる時は、黄砂が原因かもしれません。

黄砂で霞む街
秋の時期
砂は粒がアレルギー悪化させてしまってこの時期外に出て目や鼻に不快な症状が出れば1つの原因として黄砂が考えられます。
マスク、眼鏡でブロックできると一般的に言われています。これが可能な一番の対策です。黄砂の多い日は、窓を開ける事が多い今の時期には家でもマスクをして黄砂が入るのを防ぎたいものです。
多い時期
黄砂は3月~5月まで多くて、4月は特に多く、天気予報こまめにチェックして外出をなるべく控えましょう。洗濯ものにも注意しましょう。黄砂の多い日に外で干せばせっかく綺麗に洗った洗濯物に黄砂が付着します。
また、気になる室内干しのにおい防ぐには洗濯もの同士ふれあわないように離して日干すなど、早く乾燥させればにおい軽減できると言われています。
こうして黄砂をなるべく持ち込まない工夫するのが大事なようですね。また対策にお勧めの網戸の掃除ですが、春や秋の気持ち良い時期がお勧めです。
春や秋になれば気持ち良い風で窓開けたくなるものですね。

マスクと眼鏡と帽子
とても細かい粒子
黄砂は中国から飛んできますが、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠などの砂が風により数千メートルの高さまで巻き上げられて、風にのり日本までくるのです。
黄砂自体ずっと昔から飛んできましたが、最近その頻度、量が増加してきたことにより問題視されるようになりました。
砂漠化が原因
中国は農地転換で森林が減って、土地が劣化してきて、砂漠化しています。
黄砂の量が増えるのは、その影響だと思われます。黄砂が日本に来るのは砂漠おおう雪などが溶けて、西から東に偏西風が吹く2月~5月の間です。

砂漠
粒子の大きさ
また、黄砂は砂というよりもダニといったほうがいいぐらい粒子が小さくて、スギ花粉の10分の1ぐらいの大きさです。ここまで小さければ繊維の奥にまではいったりして洗濯物をちょっと払ったぐらいでは落とすのは難しいです。
さらに濡れた状態の洗濯ものならちょっと叩いたぐらいでは落ちなくなります。
アレルゲン物質
洗濯ものについたものをしっかりとりたければ、もう一回洗濯しなおすしかないでしょう。
そして、たかが砂と侮るのはだめなようです。中国から日本に来る間にアレルゲン物質とくっつくことが多くて、粒子も小さいですから、大量に吸えばアレルギー反応が起きるリスクが高いと言われています。
洗濯もの払うと付着した黄砂がその場にまき散らされて、大量にすいこんでしまうことも多いですから、注意していきましょう。

黄砂 霞む町
におい対策もしておく
黄砂が飛ぶ時期は洗濯物は部屋に干しましょう。
2~5月は花粉症のシーズンですから、せっかく洗ったものが汚れては本末転倒です。
部屋干しでなかなか乾かない時には除湿器など組み合わせ湿度を下げるように工夫した方が良いようです。
初めから部屋干しになるとわかっているので、部屋干し用洗剤を利用するのがお勧めです。
部屋干し対策
部屋干しはどうしても外にくらべて乾くのに時間もかかってにおいも出ますが、これである程度対策ができます。におい抑えるには柔軟剤を利用して洗濯ものに香りつけたりするのもいいでしょう。
また使用する洗濯機も乾燥機能がついてるのなら洗濯した後乾燥させてみるのも良い方法みたいですよ。最近はコインランドリーに行って2~3日分洗濯物をため乾燥機使われる方も多いようですね。コインランドリーに行くのも便利になりましたね。

部屋干し 黄砂 花粉症 pm2.5
まとめ
2~5月の黄砂シーズンをのりきると梅雨がやってきますが、いつまで立っても外干せなくて、どうしても外に干したいといったときは市販洗濯ものカバーを利用するのも案の一つで紹介してありました。
陰になって乾かないと思われますが、水蒸気を飛ばしたりする機能がついてますから、よく乾くそうです。
そして黄砂が飛来する時期は洗濯ものは家の中が基本ですね。家電などでうまく乗り切ってください。
どうしても外干ししたければ洗濯物カバーをうまく活用してみるといいですね。

黄砂 車のボディ汚れ