防災士が語る福岡市8月の降水量を過去に遡って調査判明したこととは

防災用品
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 2017年8月95.5、2018年8月52.0、2019年8月497.0、2020年8月49.0、2021年8月15日まで650.0、何の数字かわかりますか?これは福岡市の8月の降水量を調べてみた結果です。なんと8月12日から14日までの雨量は424ミリになってます。8月15日現在8月の降水量は650ミリとなっています。
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福岡県福岡市の2021年8月の降水量

8月12日から本格的に振り出した雨は福岡や佐賀県に大きな水害や土砂崩れ等被害をもたらしました。特に佐賀県武雄方面は一昨年の佐賀豪雨に続き六角川の氾濫により広い範囲で床上浸水してしまいました。
久留米方面では多くの住宅や店舗が床上浸水になっています。
また、福岡では紫駅から朝倉街道間の線路が土砂崩壊で一昨日は終日運休になっていました。台風接近や大雨で、JRは直ぐ止まるが西鉄は強いとの市民のイメージが崩れ去った14日でした。高速道路もストップし近くの川の氾濫危険アラートが練り響く日でした。
8月15日現在8月の降水量は650ミリとなっています。
土砂災害

土砂災害に警戒を

1890年からの8月降水量

まずは2000年から8月のみの降水量を調べてみると最高の年は2013年の501.5ミリが最高です。
参照元は気象庁のホームページです。
2013年8月は台風9号と15号の2つの台風接近により大雨をもたらしています。
もっと遡ってみました。1980年の846.5ミリが最高です。
あまり記憶が無いのですが1980年8月が今までの観測史上1番目の8月降水量記録となっていました。
1890年は昭和55年に当たります。私は・・・生まれてますね(笑)学生時代の頃ですね。う~ん部活で8月休んだ記憶があまりないです。
台風を調べてみました台風12号が8月の終わりに接近しています。
雨が一回でも降った日は17日、曇りが7日、晴れマークの日は8日の内夕方から雨は2日です。
台風被害

台風被害

1980年は何があった

ふと思い出しました!冷夏です。冷夏現象です。
たぶん1年生だった私達は雨の日は学校の階段や踊り場でしこたま先輩から基礎体力を叩きこまれていました。
雨の日は階段ダッシュ!あー思い出してしまいました。あの年は雨が多く冷夏現象っだったのです。

1980年の冷夏現象

1980年夏、日本はほぼ全国的に厳しい冷夏に襲われ,最近の農業技術の著しい進歩 にもかかわらず、農作物被額総額6,919億 円に達する戦後最悪の冷害が発 生した。
最近の冷夏は北 日本に限 られ ることが多 く,九 州 まで冷害 が及ぶ ことは久しくなかったことであるが、近 年、北半球の寒冷化 の進行に伴って世界的に頻発してい る顕著な異常気象の一つ とみれば,今後も起こり得ないことではないと考えられる。

引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/37/3/37_3_249/_pdf

1980年の海外異常気象

1. 世界の異常天候
1980年の世界の天候は、ヨ ーロッパの寒春、アメリカ中西部の干ばつ、日本から中国大陸にかけての冷夏など、しばしば異常天候が現われた。
◎ 異常高(低)温
月平均気温偏差が、月平均気温標準偏差値の 2倍以上となった所であり統計的には約25年に1回の出現率にあたる。
気温標準偏差値は季節や地域によりかなりの差があるが,夏はヨーロッパやアメリカでは I~2℃,冬はヨーロッパで 2~3cc,アメリカでは 2~4℃,シベリア地方では 3~5℃ぐらいである。日本では変動が少なし l~I. 5℃ぐらいである。
◎ 北半球域における異常高(低)温,多(少)雨域の分布について
異常値の発生回数を比較する場合,観測点が問題となる。ここでは,緯度,経度 5度ごとに囲まれた地域の中で何地点異常値が観測されでも l固として数えるようにし 8月の冷夏1980年は夏( 8月)を中心に全国的に冷夏となった。沖縄地方では記録的な高温と干ばつに見舞われた。
異常低温域が北海道から九州、までの広い地域に及んだことは最近には例のないことである。

引用元:https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030231330.pdf

なんか世界的に見ても同じような異常気象が続いてます。中国の地下鉄まで入ってきた水害、カナダで熱波に見舞わられ49.5度、極寒のモスクワで34.7度やオーストラリアやロサンゼルスの大規模な山火事等数えたらどれだけあるのでしょうか。

今年の台風はどうなる

16日現在11号までですが24H以内に台風が発生する見込みと気象庁が発表しました。発生すれば12号となります。
台風の予報は気象庁のみしか発表できませんのであらかじめ申し上げておきます。
気象の予報は民間企業が条件揃えば予報できますが、台風予報は混乱を生じるため気象庁のみとなっています。
1980年(昭和55年)台風第19号はスーパータイフーンで、1980年10月に日本に接近した台風で、前線の影響もあり、九州から四国・近畿・東海にかけて強風や大雨による被害が生じました。
2013年には台風は1月から出来ており31個も発生しています。大型の台風が2個関西地方や伊豆大島で大きな被害を出しました。
これは防災士としての予想(台風予報は気象庁のみです)ですが1980年によく似ていると感じています。科学的データーも何もありませんが過去に起きた事で予想しています。ちなみに昨年も2020年7月に1個も台風が発生しなかったことにより大きな台風が日本上陸すると予想て当てました。
気象庁では当然のことながら根拠がない限り発表できないでしょうね。ブログだからこそ書けることだと思っています。
台風9号と10号が前線を引っ張ってきたことによって大雨や長雨もたらしたことにより、これからの台風シーズンに向けて超大型台風が出来ると予想してます。
前線が下がってきていることで太平洋側の海水が十分温められて台風の卵が多くなるような気がしてなりません。
日本に来なければいいのですが。
まあ「備えあれば憂いなし」で日頃の注意警戒を怠らないようにしていただければと思います。


私の体験談

私の家の近くに御笠川が通っていてこの時代にもよく氾濫していました。平成の時代にも腰まで漬かりながらも出勤したことを思い出します。今思えば無茶なことをしていました。けど当時は休める雰囲気ではなく歩いてでも出勤するような時代でした。
この御笠川は人の手により工事が長年行われており川のコースも人工的に変更されています。今回も氾濫するのかと思いましたが工事の成果だったんでしょうね。危険水位まで上がりましたが氾濫せずに助かりました。
防災用品を備えよう

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まとめ

実は私は防災士の資格を13年前に取得して地域の防災活動も担っています。
ここ近年の日本の水害は毎年のように報告され、益々被害数が多くなるばかりです。
2021年8月15日現在8月の降水量は650ミリとなっています。九州北部は明日明後日も200ミリ以上の大雨予想となっています。警戒レベル5での非難は遅いです。レベル3か4で非難をしていきましょう。

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