海外・英語でよく使われる天気にまつわることわざの意味と関連性は?

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天気のことわざは、世界中の人々が何世紀にもわたって天候を予測するために使用してきたものです。
これらのことわざは、しばしば観察に基づいており、天候に関する貴重な情報を提供することができます。
この記事では、海外でよく使われる天気のことわざを紹介します。

 

受験にも使われる天気ことわざ、海外・英語でよく使われる名言集

ことわざって日本だけでしょうか?いいえ、海外にもことわざってあるんですよ。世界には面白いことわざも沢山あります。
今回は海外でよく使われる「天気にまつわることわざ」について、英語でよく使われる名言を掲載しました。
受験生の皆さんも英語ことわざで日本のことわざに置き換えた場合の意味など受験に出てくるかも知れませんね。
クイズもついてますので最後まで読んでね

イトポン先輩
イトポン先輩

お天気のことわざって、日本だけのものなのかな?

後輩キナポン
後輩キナポン

イトポン先輩、こんにちは。いえいえ。世界にも、色々なお天気ことわざがあるみたいですよ。

イトポン先輩
イトポン先輩

そうなんだね!さっそく、海外で使われている英語のお天気ことわざを教えてもらおうかな?

後輩キナポン
後輩キナポン

はい。おまかせください!世界には面白いお天気ことわざがいっぱいあるので、楽しみにしてくださいね。

青空とことわざ英語版の写真

青空とことわざ英語版の写真

When cats lift their tails, it’s going to rain.

「猫が尻尾を高く上げると、雨が降る」ということわざです。
英語で「When cats lift their tails, it’s going to rain.」と言います。

このことわざは、猫が尻尾を高く上げると、空気中の静電気を帯びて、雨が降る可能性があることを意味しています。
このことわざは、多くの文化で知られており、古代エジプトの壁画にも描かれています。

猫が尻尾をふる

When turkeys gobble, it’s going to rain.

「七面鳥が鳴くと、雨が降る」ということわざです。
英語で「When turkeys gobble, it’s going to rain.」と言います。
このことわざは、七面鳥は気圧の変化に敏感であり、気圧が下がると鳴き始めるため、低気圧が近づいていることを意味しています。
七面鳥は気圧の変化に敏感なんですよ。

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When dogs dig, it’s going to rain.

「犬が地面を掘ると、雨が降る。」ということわざです。
「When dogs dig, it’s going to rain.」と言います。
このことわざは、犬は雨が降る前に湿気を感じる可能性があるため、雨が降る前兆とされています。

When crows fly, it’s going to rain.

「カラスが飛ぶと、雨が降る。」ということわざです。
英語で「When crows fly, it’s going to rain.」と言います。
このことわざは、カラスは気圧の変化に敏感であり、気圧が下がると飛び始めるため、低気圧が近づいていることを意味しています。

先程の七面鳥も気圧の変化に敏感なので鳥類って敏感なのかもしれませんね。

 

When rabbits go to their burrows, it’s going to rain.

「ウサギが巣穴に隠れると、雨が降る。」ということわざです。
英語で「When rabbits go to their burrows, it’s going to rain.」と言います。
このことわざは、ウサギが巣穴に隠れると、嵐が近づいていることを意味しています。
ウサギは天候の変化に敏感であり、嵐が近づくと巣穴に隠れます。

このことわざは、世界中の多くの文化で知られています。
たとえば、イングランドでは「When the rabbits run for their holes, it’s going to rain.」、ドイツでは「Wenn die Hasen in ihre Löcher springen, wird es regnen.」、フランスでは「Quand les lapins rentrent dans leurs terriers, il va pleuvoir.」と言います。

When thunder roars, soon comes the showers.

「雷が鳴ると、すぐに雨が降る。」ということわざです。
英語では「When thunder roars, soon comes the showers.」と言います。
このことわざは、雷が鳴ると、雷雲から雨が降る可能性があることを意味しています。
雷雲は、雨、雷、雷雨を伴う積乱雲です。

このことわざは、雷は通常雨の後に来るため、雨が降る前兆とされています。

 

After a storm comes a calm.

Stormは嵐のこと、calmは静かな平穏なという意味があります。
直訳すると嵐のあとには、静けさがやって来るという意味です。
なめらかな日本語に直すのなら「雨降って、地固まる」といったお天気ことわざになります。

嵐のようなトラブルが起こると、この世の終わりに直面したような暗い気持ちになることもあります。
けれどもそのトラブルが通り過ぎてしまえば、思いのほか前よりも良い状態になっていることがあります。

最悪だと思える出来事も、永遠につづくわけではありません。
下がっていったら、後はのぼっていくだけ。
そう楽観的に思っていけば、人生の荒波もたやすく乗り越えていくことができそうです。

A storm in a teacup

こちらもStorm、嵐にまつわる英語のお天気ことわざです。
直訳すると「ティーカップの中の嵐」という不思議の国のアリスのような文言になります。

ティーカップといえば、とても小さな空間。
その中で嵐のようなもめ事が起こっているとするなら、とても馬鹿馬鹿しい話です。

A storm in a teacupには、小さなことで大騒ぎしている様子・内輪もめしているみっともない様子をあらわしています。
「そんなに小さなことに捉われているの?世の中もっと広いから、視野を広く持たなくてはいけないよ」こんな言葉が聴こえてきそうなことわざです。

自分にとっては大きな嵐であっても、客観的な視点で見直してみると、とっても小さな嵐に思えることがあります。

感情的になり過ぎているな、悩み過ぎているな、そう思ったら『コップの中の嵐』というフレーズを思い浮かべてみても良いかもしれません。
大した問題じゃないや、そう心が軽くなっていくはずです。

It’s always darkest before the dawn

英語のお天気ことわざの中でも、1位2位を争うくらい有名のが、こちらの表現になります。
「明けない夜はない」。
日本語でもおなじみの表現ですよね。

月の光も見えない、薄暗い夜の闇につつまれていると「このまま世界が終わってしまうのでは」とセンチメンタルな気持ちになることもあります。
けれども朝になれば、かならず太陽がのぼって小鳥たちが遊びに来てくれます。

シェイクスピアの一節から生まれた言葉のようですが、こういうご時世だからこそ、胸にずしんと響くものがありますよね。
どんなに嫌な出来事があっても、かならず太陽はいつもと同じように昇ってきて、あなたの味方をしてくれます。
大丈夫、今日は明日よりも、もっともっと良い日になるはずです!

 

Look up to the sky. You’ll never find rainbows if you’re looking down.

喜劇の王さま・チャップリンの有名な英語のことわざです。「空を見上げてみて。うつむいていたら、虹なんて見つかりっこないから」シンプルな言葉なものの、元気のない人を励ましてくれる素晴らしい名言だと思います。

成功者に見えるチャップリンですが、実はとても苦労者。幼い頃にお父さんを亡くし、最愛のお母さんも精神病で病院に収容されてしまったため、小さな頃は兄と一緒に孤児院で暮らしていたそうです。

哀しい人生を歩んできたチャップリンだからこそ『ユーモアを見つけることの大切さ』を誰よりも実感していたのかもしれません。嫌なことがあったら、ぜひ空を眺めてみてください。夜なら星や月が、昼なら虹や雲があなたをやさしく出迎えてくれるはずです。生きていれば絶対に、そのうち良いことがあります。

Constant dripping wears away the stone.

雨だれ石をうがつという意味があります。
小さな雨の水滴はひとつひとつが、とても小さなものですが、毎日たゆまなく努力を続けていけば、石に穴をあけてしまうくらい大きな成果を出すことができる…そんなことわざです。

毎日おなじことの繰り返しをしていると「こんなことをやって、何の意味があるのだろう」と途方に暮れてしまうこともあります。
けれどもそんな努力を1日、そして1年と続けていくと、小さな努力が実を結んで大きな努力に変わっていくこともあります。
無駄だと諦めてしまう前に、目の前のことをコツコツおこなっていくことが、人生ではとても重要なのです。

チョーク文字 愛は盲目 ブロック体

チョーク文字 愛は盲目 ブロック体

Rain before seven, fair by eleven.

イギリスに伝わるお天気ことわざです。
7時までに降った雨は、11時までには晴れる…そんな意味があります。
朝方ざっと降った雨は、午前中のうちにやんでしまう。
から、そんなに気にすることはないよ…という例えです。

雨の多い国として、知られるイギリス。インコートや雨傘が欠かせないイメージがありますが、短時間しか降らない雨がほとんどで、1日中、長雨がつづくことはほとんど無いそうです。
今はどしゃぶりの雨でも、数時間すれば必ずやむよ…なんだか人生についての例えみたいで面白いですよね。

英語ことわざクイズ

天気にまつわることわざやそれ以外も紹介していきます。単語を並べてみたら意外と解るものを揃えて見ました!

チャレンジしてみてください。

Women are as waveribg as the wind

(ウーメン アー アズ ウェイヴァリング アズ ザ ウインド)

単語で何となく閃いた方も多いのではないいのでしょうか

Womenは女性、windは風を表しています。

waveribgはウェーブで考えると動くという意味でしょう。

日本におけることわざは何でしょうか?

答え:「女心と秋の空」が正解です。 英語を直訳すると「女性は風のように揺れ動く」と言う意味になります。「女心と秋の空」も秋の空模様と同じで女性の心の変化を現したことわざですね。

 

Lay up against for rainy day

レイ アップ アゲインスト フォア レイニィ デイ

rainy dayは「雨の日」とわかりますね。 againstは「に対して」と訳します。lay upは色んな使い方がありますが「蓄える」等の意味です。

雨の日に対して蓄える?直訳してもわかりませんが、日本のことわざにも似たようなことわざが合ったような・・・

正解:「備えあればうれいなし」です。
解説:英語を約すると「雨の日に備えて蓄えましょう」と言う意味になります。雨の日に備えておけば、雨になっても大丈夫という意味ですね。
日本のことわざでは「何が起きても大丈夫なように前もって準備しれおきましょう」という意味のことわざを「備えあればうれいなし」と言いますね。

 

It never rains but it pours

イット ネヴァー レインズ バット イット ポーズ と読みます。

rainsが入ってたのでクイズにしてみましたが日本のことわざは雨は入りません。

英語を直訳すると(降れば必ず土砂降り)になります。日本のことわざは何でしょうか。

推理してみてください

正解:「二度あることは三度ある」が正解です。グーグル翻訳すると「泣きっ面に蜂」と出てきますのでこちらも正解なんでしょう。
解説:英語では「降れば必ずどしゃぶり」という意味になります。雨がふったら必ず土砂降りになるんだよな~悪いことが(逆に良いことでも使います)続けざまに起きることを表現しているんです。
直訳が必ず日本語のことわざとは一致はしません。
日本語のことわざでは、同じような意味で二回繰り返し起きた出来事は三度繰り返されるということで、「二度あることは三度ある」が使われますね。
意外と英語ことわざを日本語に置き換えたことわざが受験テストで出てくる傾向もありますね。
受験生の皆さんは知っておいて損は無いと思いますよ。

 

まとめ

英語のお天気ことわざを、まとめてご紹介しました。雨や虹・嵐など身近なお天気について例えばことわざは、思いのほかいっぱいあるみたいです。

これらのことわざは、天候を予測するための確実な方法ではありませんが、キャンプやアウトドアなどで付近の天気予報を補うために使用することも出来ますね。
英語のお天気ことわざは単なる未来のお天気を占うものではなく、人生の真理について説かれた深いものもたくさんあります。
色々な表現を知って、知識と見識を膨らましていってくださいね。
素晴らしい言葉は、あなたの人生をさらに豊かに盛り上げていってくれるはずです。