【天気ことわざ】生きものに関係することわざの意味と成り立ち7選!

白鳥と虹
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天気にまつわることわざ

日本には古くから語り継がれてきた多くのことわざがあります。ことわざとは昔の人の知恵とも言われています。大切な教えを短い文章で表し、今の時代も伝わっている言葉です。

ことわざの中には、天気にまつわることわざもたくさんあります。今回は、そのなかでも生きものに関する天気のことわざについて紹介します。

生きものの生態や様子が関係する天気のことわざ

スズメが朝早くからさえずるときは晴れ

スズメ

スズメ

スズメは、日が出る少し前に目覚めてさえずり始める習性を持っています。

晴れの日は、日の出前の雲が少ない状態です。スズメたちはいつもより太陽の光をたくさん浴びるため、早く目覚める傾向にあります。そのため先人たちは、早い時間から沢山のスズメの鳴き声が聞こえてくる時は、晴れる』と考えてきたわけです。

また、スズメには別の習性もあるのを知っていますか? 雨が止みそうな時や、小降りになってくると、スズメは直ぐに行動し始めます。「雨の日にスズメのさえずりが聞こえるのは、もうすぐ雨が止む合図」と言われることからも、信憑性の高いことわざといえるでしょう。

ミンミンゼミが早く鳴いた年は霜が早い

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

ミンミンゼミは、アブラゼミやヒグラシなど、ほかのセミより遅く鳴き始めます。7月中旬~8月上旬頃には鳴き始め、9月上旬~中旬頃に鳴き終わるのが一般的です。

ミンミンゼミの鳴き始めが早い年は夏の進みが早いと言われ、例年より盛夏が早くなる分、秋の訪れも早まり、結果的に山の方では初霜が降りるのも早くなることを表します。

モズの高鳴き75日

モズ

モズ

『秋になって、初めてモズの高鳴きが聞こえだしてから75日目に霜が降りる』ことを表すことわざです。

「キィー キィー キチキチキチ」と甲高いモズの鳴き声を耳にして、秋の深まりを感じる人もいるでしょう。

モズは秋から冬にかけて1羽だけでなわばりを持ちます。甲高い声が目立つのは、激しいなわばり争いや侵入者から身を守るために戦っているためです。そして11月頃には、なわばり争いを終え冬を迎えます。

気象台が実際に行った過去の平均記録では、東京73日・神戸74日・福岡では76日と発表されており、「75日」という日数に僅かなズレしかありません。昔から農作業の目安として使われていたのも頷けます。

渡り鳥早き年は雪多し

マナヅル

マナヅル

渡り鳥は、秋から冬にかけて北の国から渡ってきます。例年よりも早く渡り鳥がやって来るということは、渡り鳥のいた大陸で寒気が急速に強まり、冬が到来したことを意味します。

大陸からの強い寒気が日本列島にも影響を及ぼすことから、『渡り鳥が早く渡ってきた年は、例年より長い冬になる』と予想されてきました。

カモメが里近く来て鳴けば荒れる

『カモメが陸に避難しているということは、次第に海が荒れる』という意味です。

カモメは普段、海上で魚を追ったり、風に乗ったりしていますが、風が強まると陸に上がる習性があります。低気圧が近づくと海上に強い風が吹き始めるため、カモメは人間よりも早く低気圧の接近を察知できるのです。

ガンの行列、南へ行けば寒気強し

秋から冬にかけて、ガンが列を作り南下する姿を見たことはありませんか?

ガンは温かい地域を求めて渡っていく鳥です。寒さが深まるにしたがって北から南へと渡ります。そのため、『ガンが南へ渡りはじめると、北から強い寒気が近づいている』証拠です。

カモが早く来ると早雪

日本に渡ってくるカモは、夏に冷涼な土地で産卵と子育てを行い、冬になると日本にやってきます。

多くのカモは9月下旬ころ日本に上陸し、南下していくのが一般的です。『例年よりも早くカモが渡って来た場合、寒さの訪れが早く、初雪も早くなる可能性がある』ことを示唆しています。

知れば知るほど楽しい天気のことわざ

ことわざの成り立ちを知ると、先人の深い知識に驚かされます。科学的な予測がなかった時代に、昔の人は空模様や生き物の習性を取り入れて、生活に役立ててきました。

現代は天気に関する色々な事象を数値化して計算し、予測可能です。しかし、コンピューターにも限界があり、100%の結果を出すことはできません。近年では、天気にまつわることわざも科学的に立証されはじめています。

今回紹介した以外にも、天気にまつわることわざはたくさんあります。いざという時の豆知識に、先人の知恵を学んでみてはいかがでしょうか?

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