熊本県ツーリングスポット!雄大な阿蘇巡りおすすめパノラマコース

2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋(全長206メートル)。熊本と阿蘇を結ぶ交通が絶たれました。熊本大地震から5年が経ち2021年3月7日、新阿蘇大橋(全長525メートル)が開通しました。

熊本城も着々と復興し2020年10月には大天守外観が復旧し特別公開が始まってますが、まだ完全復興には後15年以上の歳月が必要とのことです。そんな熊本を応援しながらツーリングスポットを紹介していきます。

熊本県おすすめツーリングコース・スポット

ツーリング

ツーリング

天気の良い日の都道府県別ツーリングスポットの紹介です。今回は熊本県です。
熊本県には、天気の良い日に気持ちよく走れるツーリングコースが豊富です。そこで今回は、ライダーたちにも人気の高い、熊本県でおすすめのツーリングスポットをご紹介します。

 

新阿蘇大橋(全長525メートル)が開通しました。

冒頭で紹介しましたが2021年3に新阿蘇大橋が開通しました。
ここでは2016年4月の熊本地震により阿蘇市の大学生(当時22歳)が大規模な土砂崩落に巻き込まれ亡くなった現場でもあります。旧阿蘇大橋近くの幅約200メートル、長さ約700メートルにわたって山腹が崩壊しました。

旧阿蘇大橋に続く国道57号の脇に駐車場が整備され、山腹崩壊の砂防工事完成記念碑も建てられていて駐車場から約600メートル南に新しく造られた新阿蘇大橋があります。

駐車場にバイクを止めてみましょう!
山腹崩壊の跡や震災にあった旧橋の橋桁が今も爪痕を残しています。
新橋を眺めることで今まで迂回していた住民の方々にとっても待ちに待った新阿蘇大橋でしょうね。
復興のシンボルとして新しく開通した新阿蘇大橋を渡ってみましょう。

展望所「ヨ・ミュール」

国道57号線から新阿蘇大橋を渡ると展望所「ヨ・ミュール」があります。
「よく見える」を熊本弁で「ヨ・ミュール」と言い名付けられたそうですよ。
ここからの眺めは眼下に立野渓谷が見られます。
また熊本平野の眺めに、晴れた日には長崎の雲仙普賢岳まで見えるそうです。展望所からの景色は「よー見ゆーる」の絶景スポットです!

ミルクロード

新阿蘇大橋の開通まで、今まで迂回路として利用されていたミルクロード。
阿蘇外輪山の尾根伝いに走れる人気のルートでしたが震災後交通量も多く迂回路として利用されてきました。新阿蘇大橋周りで行くか、ミルクロード回りで行くか悩ましいいところです。

新阿蘇大橋が渋滞になりそうな時期はミルクロードの絶景を見ながらのツーリングも素敵です。

ミルクロードから大観峰や展望所目指して走ると気持ちいいですよ!ちなみにミルクロードは名前のとおり牧場が多いゆえに命名された道路です。

阿蘇スカイラインの大観峰 展望所

イトポン先輩
イトポン先輩

キナポン、いよいよ阿蘇に入ってきましたよ!

後輩キナポン
後輩キナポン

はーい。まだ震災や今年の水害で被害の大きかった熊本です。被災された方お見舞い申し上げます。球磨川や熊本城も素敵なので紹介したかったのですが、復興に向けられて頑張っておられます。イトポン先輩と一緒に復興城主として寄付しました。応援してます!

今回の熊本は阿蘇を中心に紹介していきますね。

「阿蘇スカイラインの大観峰 展望所」はとても見晴らしが良く、熊本県の絶景スポットとしても有名です。山頂までの遊歩道も整備されているため、ツーリングだけでなくゆっくりと散策を楽しむ人も訪れます。

自然を存分に満喫できる整ったコースは、初心者にも比較的走りやすいコースです。

 

阿蘇 大観峰

阿蘇 大観峰

 

急な天気の変化に注意しよう

ツーリングで注意しなければならないのが、急な天候悪化です。特に夏場は、発達した積乱雲により雷雨になることも珍しくありません。雷を伴ったゲリラ豪雨になれば、ハンドルをとられたり、落雷にあったりする可能性が高まりとても危険です。

そのため、雲の流れにも注意しながら、安全にツーリングを楽しみましょう。阿蘇山に面した熊本県は天気の急激な変化も多いため、十分な注意が必要です。

標高の高いスポットで涼しく快適なツーリング「草千里」

 

草千里

草千里

 

阿蘇を中心とした標高の高いスポットであれば、夏でも涼しくて快適なツーリングを楽しめます。熊本県には、標高の高い場所にもツーリングスポットが多くあり、天気の良い日に訪れるのにおすすめです。

阿蘇山に行く途中のひとつに「草千里」があります。草千里は、馬や牛など、野生の動物を間近で見ることもできる、緑豊かな場所です。夏場も比較的涼しく、熊本県の避暑地としても知られています。

阿蘇山中岳噴火口

阿蘇山中岳噴火口

 

草千里から阿蘇山までは目の前ですロープウエイも出ていますので利用して阿蘇の雄大な噴火口を間近で見ることが出来ます。

阿蘇ロープウェイ

阿蘇ロープウェイ

たた、喘息の持病お持ちの方は噴火口には行かない方が良いでしょう。

山なみハイウエイ

子供の頃、この「山なみハイウエイ」を車で走るだけでワクワクしていました。

熊本県の阿蘇と大分県の由布院を結ぶ山なみハイウエイ。春から夏にかけては緑が綺麗。秋から冬にかけてはススキが太陽の光により黄金色に輝いて見えます。

どの季節でも美しい絶景を見せてくれます。大分県湯布院側から阿蘇方面へ。阿蘇方面から由布院方面へ。走る方向によって様々な表情をみせてくれるルート。私はこのルートを交通量が少ない朝にのんびり走るのが一番好きです。
九州では一番の知名度がある山なみハイウエイ。
私が初めてのツーリングは阿蘇で高校生の時でした。
多くのライダー達とすれ違って興奮していましたね!

大分県はコチラです!⇩

【大分編】ソロツーリングキャンプ日本一温泉県で魅力スポットコース

阿蘇パノラマライン

パノラマラインは阿蘇五岳へと走る県道111号や298号、東と南と北の登山道の総称です。

今は無料でが、かつては有料道路だったんですよ。
カルデラ盆地やお茶碗をひっくり返して緑色にしたようね米塚や烏帽子岳の中腹に広がる草千里を見ながら終点の阿蘇山公園道路の駐車場まで繋がっています。
今回はJR阿蘇駅から県道111号線をとおり阿蘇山を抜け県道111号線下りながら南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白川水源駅」目指していきましょう。

ちなみに「南阿蘇水の生まれる里白川水源駅」は日本で一番長い駅名でしたが、抜かれちゃいましたね。2位になりました。

現在の日本一長い駅名に興味ある方はこちらの記事を【雑学】キャンプファイヤーもいいけど盛り上がる遊びにクイズもね! ご覧ください。

ケニーロード(グリーンロード南阿蘇)

ライダー達の間でも有名なケニーロードです。

南阿蘇の自然をこよなく愛するキング・ケニー氏がケニーロードと命名しました。ケニー・ロバーツの看板、「阿蘇を愛し、バイクを愛し、自然の中で楽しみを知っている大人たちへ」の看板も途中で見ることが出来ますよ。

美しい草原とワインディングロード、阿蘇の南側外輪山を走るルートです。先ほどのパノラマラインから南阿蘇白川水源を目指すといいでしょう。

南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白川水源駅」(長い駅名ですね。)から南側の南阿蘇村立久木野中学校体育館横の道路を走っていく「グリーンロード南阿蘇」に繋がります。そこから益城町津森まで阿蘇五岳や田園風景を眺めながら走ることが出来ます。

穴場コースの箱石峠

阿蘇と言えばメインはパノラマラインですが阿蘇にはいろんな角度から楽しめるルートがあります。

バイクならではのコースが豊富なんです。メインルートから道一本外れただけで意外な穴場ルートを見つけることが出来ます。

そんな阿蘇周辺に箱石峠があります。
箱石峠に向かうのは国道265号線を目印にしたらいいですよ。
この箱石峠に向かう道がカーブが多く道幅も広くありません。

しかし知る人ぞ知るワインディングロードになっています。まだ行かれた事ない方は是非行ってみてください。

箱石峠から見る阿蘇五岳の景色がとても素晴らしいです。目の前に阿蘇五岳の絶景が迫ってきますよ!

 

時を忘れる不思議な空間「通潤橋」

通潤橋

通潤橋

 

「通潤橋」は熊本県の観光名所のひとつで、重要文化財にも指定されています。もともと水路橋として利用されていた石造りのアーチ橋です。手つかずの大自然にたたずむ通潤橋は、まるで古の時代にタイムスリップしたかのような非日常を感じさせます

また、ツーリングの休憩場所として、近くにある通潤山荘もおすすめ。通潤山荘では温泉に浸かって疲れを癒すこともでき、日帰り旅行にも最適です。

まとめ

天気の良い日には、爽やかな風を浴びながら阿蘇山や周辺の街並みを一望できるほど、見晴らしも抜群です。地元以外からもツーリングを楽しむ人たちが集まるエリアで、景色と自然を満喫できるツーリングコースです。

後輩キナポン
後輩キナポン

阿蘇山や阿蘇周辺はGWやシルバーウイークはいつもツーリングでいっぱいです。キャンプ場も熊本は沢山あります。でもGWはいつも予約に苦労しています。次回は先輩の好きな日本一の温泉県大分県です。先輩よろしくね。

イトポン先輩
イトポン先輩

次は大分県ですね。大分県のキャンプ場も良く行ってるので楽しみにしててくださいね。では、またお会いしましょう!