キャンプをするときの天気に関する知っておきたい豆知識
キャンプをするときに天気というのは、とても重要です。
天候がどうなるかで、キャンプの楽しさが全く変わります。
ここでは、キャンプをするときに知っておきたい天気の豆知識をお話しします。
天気予報を見てキャンプをするか決めるのが基本
キャンプをする前は、天気予報を見て、キャンプをするかどうか決めるのが基本です。
もし、天気予報が晴れならば、キャンプをすることが決まりとなるのが普通です。
そして問題なのは、天気予報が雨の場合です。
雨の場合はキャンプを中止する人が多いですが、そうした判断は安全なキャンプをする上で大事です。
天気によっては、命に関わるのがキャンプというものですから、中止の判断をきっちりすることが大事です。
ソロキャンプなら自己責任もありますが特に家族キャンプでは、豆知識としてしっかり覚えてきましょう。
台風が来ていないか注意する
キャンプをする前に天気予報を見るときは、キャンプをする地域の天気しか目に入らない場合が多いです。
ですが、キャンプをする地域だけしか気にしないのは、あまり良いことではありません。
キャンプをする前は、ざっと全国の天気の状態を見ておきましょう。
もし、日本全体の天気図に台風があった場合は、要注意です。
気象予報士さんが、「天気予報では雨の予報はありませんが、この台風は(キャンプをする地域に)影響がある可能性がある。」という話をしていたら、要注意です。
遠くに台風があっても風が強い場合もあります。まだ台風に遠くにあるからと思ってても雨雲に影響を及ぼす場合もあります。その地域が晴れだとしても進路を正確に予想するのは難しいですし、もし天気予報が外れて台風がキャンプ地に影響を与えたら、激しい暴風雨にあうこともあります。
ソロキャンプでは行動が早いですが家族キャンプだと荷物も多く片付けも手間取ります。台風シーズンの時のキャンプには気をつけましょう。
天気予報が晴れでも備えておく
キャンプ地の天気予報が晴れと出ると、これで問題なくキャンプができると喜んでしまいがちです。しかし、そういう時でも備えはとても大事です。
特に山間部付近でキャンプをするとなると、そうした地域は天候が変わりやすいです。
天気予報が晴れと出ていても、傘などは必ず用意しておきましょう。
備えがあれば、山の急な天気の変化に対応できます。
もしもの時は車の中で待機する
キャンプに行く時は、なるべく自動車で向かうのがおすすめです。
自動車があれば、キャンプ用の荷物が運びやすいという利点がありますが、それ以外に天気の変化に対応できるということがあります。
私も経験ありますが、キャンプ地に行って予想外の激しい雨が降ってきた場合は、自動車の中に避難することが可能です。
自動車には当然ながら屋根があり、さらに扉を閉めて雨風をしのげますから、とても便利です。
特に小さなお子様とのキャンプにはなるべく車で向かいましょう。
雷の時は建物の中か車の中に避難
天気予報で雨の予報がないと、キャンプに行くぞと意気込んでしまいがちです。
また、雨の予報があっても夕立やにわか雨ならば、キャンプができそうに思えます。
確かに雨が降るのが短時間ならば、キャンプをするのに大きな支障はありません。
ところが、短時間の雨の時は夏場などは雷が伴う場合があります。この経験も私はあります。天気予報では晴れでしたが外れてしまいました。山の天気は変わりやすいです。
雷が直接当たったら、命を失う危険は非常に高いですから、かなりの注意が必要です。もし、キャンプ中に雷に出くわしたら、建物の中か車の中に避難しましょう。
街から離れたキャンプ地に建物があることは少ないですから、車の中への避難を前もって考えておきましょう。
最近の天気予報は雷の予報も出ますから、注意して見ておきましょう。
天気予報と気温の予報も見ておく
天気予報に気をつけておけば、キャンプは安全にできると考えがちですが、気温の予報もちゃんと見ておきましょう。
都会から離れた郊外の山に近いところで、キャンプをする人が多いですが、そういう場所は気温の変化が激しいです。
昼間にキャンプ地についても、夕方から夜になると急激に気温が下がることが多いです。
キャンプ地の気温の予報もちゃんと見ておきましょう。夕方から夜にかけて寒くなることを考えて、上着などを用意しておくといいです。
雪が積もったらキャンプは中止に
夏の時期は突然の雨や集中豪雨が来やすいので、家族キャンプをする時は天気予報で確認しておきましょう。
一方で、冬ならば、雨量も少なくなりがちですから、天気について油断してしまいます。ですが、冬は雪が降る場合があります。
最近は冬キャンプも流行ってきましたね。
もし、キャンプ地に雪が積もったら、テント片付けるのも大変です。ソロキャンプなら白い銀世界でコーヒーをと思ってますが家族キャンプだと荷物も多くなり雪で濡れてしまします。家で片付ける気持ちで大きめの袋を用意していた方がいいですよ。
または、キャンプ地に行く途中や帰りの道に雪が積もっていたら、車が通行止めになっていたり、大変危険です。冬キャンプでは必ずタイヤチェーンを積んでおきましょう。
冬は大雨が少なく、台風がないと油断してしまいがちですが、雪というのがかなり厄介です。雪国の地域に住んでいる人は、雪の対策に慣れていますが、雪があまり降らない地域に住んでいる人は、雪の被害に慣れていませんから神経使いますね。気温の低い冬の天気予報で、雨の予報がある場合は、雨から雪になることが多々ありますから、気をつけましょう。
冬キャンプ曇りの時のキャンプ地での撮影
今はスマホで高画質の写真が手軽に撮影できます。
しかし、キャンプ地の天気予報が曇りだったり、キャンプ地に行って急に曇りだすと、キャンプ地で良い写真が撮れないと、がっかりした気分になる人が多いでしょう。
ところが、実は曇りの時の方が光の反射がないので、良い写真が撮影できたりします。
天気が曇りでもがっかりする必要はありません。
まとめ
キャンプでの天気に関する豆知識の話でした。
天気というのは単純なものではないので、気をつけたいところが結構たくさんあります。
天気に気をつけて楽しいキャンプをしましょう。