紫外線は、太陽から発せられる電磁波の一種です。
紫外線は、日焼けやシミ、シワなどの原因となるだけでなく、皮膚がんなどのリスクも高めます。屋外にいるときは、紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
紫外線の危険性と対策方法・紫外線から肌を守る方法
紫外線は、太陽から発せられる電磁波の一種です。
紫外線には、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。
UV-Aは、肌の奥深くまで届き、シミやシワなどの原因となります。
UV-Bは、肌の表面にダメージを与え、日焼けや皮膚がんの原因となります。
UV-Cは、オゾン層によって吸収され、地上には届きません。
紫外線とはどのような光
紫外線とは「UV」と略されることもあり、波長がおよそ10~380nm(ナノメートル)の光のことです。
人間の目で見える光は、この波長がおよそ380~750nmだと言われており、この下界、上界のどちらを超えても見ることができなくなります。
ソラ先生こんにちは。
前回に引き続き今回のテーマも紫外線ですよ。
前回は主に紫外線対策のグッズだったのですが今回は紫外線をもっと詳しく話してくださいね。
スカイさん、前回の紫外線対策で今日はばっちりフル装備で来られましたね。
はい、夏は外の日差しも強くてお肌に悪いと思って意識して着用してきました。(笑)
この紫外線というものは目に見えないものです。浴びすぎるのも良くないんですが適度に浴びないといけないんですよ。
判断が難しいですね。紫外線の量が分かればいいのにね。
そうですね。それが分かれば一番いいですね。
では順を追って説明していきましょう。
よって、よく晴れている日には紫外線が強いと言われますが、目で見て判断している訳ではなく、機器による計測でないと判断することはできません。
紫外線は人間の体にとって大切な光であり害にもなる
紫外線は人間の体にとって大切になる光で、紫外線を受けることによって殺菌や消毒作用を始め、ビタミンDの合成や新陳代謝の促進にも繋がります。
ただし、体に有用な作用に関しても限度があり、紫外線を多く浴びすぎると日焼けを起こし、重度の場合はシミや皮膚病などに繋がることもあるので注意が必要です。
紫外線は、人間の体にとって有用な光にもなれば、浴び過ぎると逆に健康を害してしまうことにもなると覚えておきましょう。
なお、紫外線は太陽光に含まれるものだけでなく、人工的に放射することも可能です。一例として、紫外線を利用した除菌ライトが発売されており、紫外線を当てることで殺菌、消毒を行う仕組みになっています。
ここが大事なんですね!有用な光にもなるし、害にもなるんですね。
そうなんですね。以前TVで女優の方ががっちり日焼け対策して日陰しか歩かないTVを見たことがあります。さすが女優、綺麗なお肌を保つために徹底してらっしゃるんだなと感心したものでした。
今では人工的な紫外線を浴びれますので殺菌や消毒作用を行い、体に必要なビタミンDの合成や新陳代謝の促進に繋げたらいいのではないかと思います。
紫外線の適量とは?最適な紫外線量は人それぞれ
適量以上の紫外線を体に浴びると、先のような病気の原因ともなってしまうため、適量の紫外線がどれくらいかを知っておきたいでしょう。
しかしながら、どれくらいが適量かは人によって異なります。
さらに同じ紫外線でも波長によって効果が違うため、一概に紫外線の適量を示すものはありません。
やっぱり、人それぞれだから難しいんですね。
適量は自分で探すしかないんですね。
え、違う?次のことですね。
紫外線強度を自分で測れる
紫外線量を計測できる機器が発売されているので、専用の計測器を使用すれば日々の紫外線強度を把握できます。
紫外線を弱・中・強の三段階で表示されるものなら、簡単に紫外線量が分かります。
紫外線が強いと分かれば、あらかじめ紫外線対策をしっかり行えるので安心です。
ただし、前述のように、紫外線の波長には10~380nmと幅があり、この波長が短いほど人体に悪影響をおよぼします。
そのため、単純に紫外線量だけでは判断するのが難しく、波長が短ければ短時間でも強い紫外線を多く浴びるのと同じことだと理解しましょう。
計測器のうち、波長ごと(10~150、151~250、251~380など)の段階で表示されるような計器であれば、波長の長短も分かります。
波長の短い紫外線が強い時には要注意です。
機器が発売されているなんて知らなかったです。
最初は専門的なところで聞いてみようかな。
紫外線は目にも悪影響がある?似たような光との違いは?
UVカットサングラスがあるように、紫外線は目にも悪影響をおよぼします。
近年ではよく耳にする「ブルーライト」と似た影響があり、紫外線によって目の粘膜や角膜を傷付けてしまう場合があります。
ブルーライトとは
ブルーライトは、波長がおよそ380~500nmの光のことです。
ぎりぎり人間の目で見える可視光線で、紫外線とは異なります。
光は波長が短いほど高いエネルギーをもつ性質があり、これが短い紫外線ほど人体に悪影響なのもこの理由からです。
可視光線とは
可視光線は、基本的に人体への悪影響はありません。
ただし、可視光線のなかでも下界のブルーライトの場合、紫外線に近い光であるため目に悪いと言われています。一方、ブルーライトは強いエネルギーを発することから、LEDライトへ応用されている例があります。
赤外線とは
紫外線と間違えられることもある「赤外線」は、波長が750nmを超える光のことです。人間の目で見ることができません。
赤外線は熱を持つ性質があることから、防寒対策のヒーターなどに使われています。また、リモコン製品によく用いられることで有名です。赤外線は波長が長く、多少の障害物であれば透過できるため、リモコンの光線に向いています。
まとめ
紫外線対策は、日焼け止めを塗ること、帽子をかぶること、日傘をさすこと、長袖の服を着ることなどがあります。
日焼け止めは、SPF30以上、PA+++以上のものを選びましょう。
帽子は、つばが広いものを選びましょう。
日傘は、遮光率90%以上のものを選びましょう。
長袖の服は、綿や麻などの天然素材のものを選びましょう。
紫外線対策をしっかりと行うことで、紫外線によるダメージから肌を守ることができます。
言葉はスカイさんも知っていますね。
ブルーライトカット等様々なアイテムが出てますからね。目には気を付けなくっちゃ。赤外線もリモコンで使われてるなんてしりませんでした。
皆さんはいかがでしたか?
今日もご覧いただきありがとうございました。