人生最終章感動の名言一覧集!生と死短いものまで(瀬戸内寂聴さん)

僧侶
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人生においての卒業。それは死を意味します。また愛する人や家族との別れ、幸せから理不尽な不幸、そして老いと死。その日は来てほしくないと思っても必ず訪れるのは人生の卒業。
今は考えたくないと思っても向き合う日がきっと来るのも卒業。
99歳まで大正、昭和、平成、令和と激動の4時代を生きぬいた瀬戸内寂聴さん。感動する名言一覧集です。
今回はシリーズにおいても最終章。このブログに訪れた人の光となりますように。

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人生最終章感動の名言一覧集(瀬戸内寂聴さん)

波乱万丈の人生だった作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さん、養子縁組➡結婚➡戦争で北京へ➡出産➡日本帰国➡不倫➡離婚➡恋愛➡出家(51歳)の人生でした。11月9日に99歳で死去の報道がなされました。ご冥福をお祈りします。

シリーズ5回目、前回に引き続き、日本人に数多くの勇気をいただいた名言格言を紹介していきます。数多い出版本の中から個人的に心に残る名言集を集めてみました。なお、引用した文庫はまとめて最後に記載させていただきます。

この世に関する名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • 私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」です。起こった結果が「果」です。因果応報というように、必ず結果は来るのです。
  • 私は、いい母になる才能、いい妻である才能、そうした才能をひとつひとつ摘み取ってきました。そして、小説を書く才能だけを残したのだから、これだけたくさんの才能を犠牲にしたのだから、せめて小説を書く才能だけはちゃんとしてくださいとお釈迦様にお願いしています
  • 世の中は大きな編み物である。編み物の目が次から次へとつながっているから、あたたかいマフラーになったりする。あなたは、その編み物の一目である。虫に食われたりしたら、上下左右たくさんの編み目に迷惑をかけてしまう。あなたは小さくても大切な一目なのだから
  • 私は自分の手で探り当て、自分の頭で考えて納得したことでないと、信じない。
  • 世の中とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません。
  • 若き日に薔薇を摘め。
  • 傷めつけられ、反発するエネルギーが、思いがけない仕事を生む原動力になったりもする。
  • 無関心を決めこむというのは、他人の運命に対する同情心も、あるいは想像力もないことを意味している。
  • 持って生まれた才能だけでは、もはや文学の理想を究めることはできません。バックボーンというのでしょうか、確固たる信念と哲学がなければ、本当に書きたいものは書けない。何か、人間よりも大きな存在に助けてもらいたいという気持ちが非常に強くなったのです
  • ひとくちにいって、女が惚れこんで、身も心もなく自分を捧げて、貢ぎたい気持ちを起こさせるのが男として英雄ではないだろうか。
  • 不平等で理不尽な世の中に、人間は送り出される。だからそこに、宗教が必要になってくるのだ。
  • 無常を、この世のはかなさを示す語と考えず、この世は常ならず、と自分流に解釈してきた。この世では同じ状態は決して続かない。

生き方に関する名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。
  • 「念ずれば花開く」という言葉があります。私は何かをするとき、必ずこれは成功するという、いいイメージを思い描くようにしています。
  • 本を読まない青春なんて、青春ではありません。
  • 本を読んで想像力を養って、人に愛を感じて優しくする。もうそれだけで人間に生まれてきた価値があるんです。
  • もし私に恋の絶えたことがない理由を考えろといえば、いつでも、私自身が恋をしつづけていたからと答えるしかない。
  • 本当に相手の痛みが分かるには、やっぱり自分があらゆる痛みを味わったほうが分かる。
  • 惚れているとき、そのひとに順応するのは、楽しくはあっても、辛いなどとは言えない。

病気やストレスを乗り越える名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • 私は「元気という病気です」とよく言います。ある講演会の司会者が、「瀬戸内さんの元気という病気が、ますます重症になるようにお祈りします」と挨拶して、会場が爆笑の渦となりました。
  • どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では『日にち薬』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです
  • 人生は常に変化し、人生には予期せぬことが起こり、そして、人間は必ず死ぬ。こう覚悟しておけば、度胸が据わります。大変な災害に遭おうと、会社をリストラされようと、「ああ、これこそ世の習い」と感じることができれば、慌てふためくことはありません』
  • 夜の熟睡を死んだように眠ると譬(たと)えるのは、適切な表現かもしれません。人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。「日々これ新たなり」ですね。
  • 私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります。
  • 私は物心ついた時から職人の娘でした。盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って育ちました。これは無言のしつけだったのでしょう。
  • 病気は神さまの与えてくださった休暇だと思って、ありがたく休養するのが一番いい。

健康に関する名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • 健康の秘訣は、言いたいことがあったら口に出して言うことです。そうすると心のわだかまりがなくなります。
  • 私は、全ての苦労を喜びに変えてからこなします。それが一番の健康法と美容法です。ストレスがたまらなくなりますよ。
  • 自分の健康と精神の若さと、可能性に、自ら見切りをつけた時から老いは始まる。
  • 60歳ぐらいのころ、ちょっと心臓の存在を感じるようになって、東京で3本指に入るという心臓のお医者さんに診てもらったことがあります。お医者さんが、「講演旅行などとんでもない。年寄りらしく庭で草むしりでもしてなさい」とおっしゃるので、「どうせ心臓が悪くて死ぬのなら、もっと仕事をしてやれ」と思って、仕事を倍に増やしたことがありました。そうしたら、私は死ななかったのに、そのお医者さんが亡くなってしまいました

老いに関する名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • 年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。周りを気にして人生を狭く生きることはありません。
  • 緊張を失った愛は老けた女のように魅力がなくなるものです。
  • お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています
  • 最近、自分の酒を飲む仕草が父に似ているとふと気づきました。あの世へいったら、どの縁のあった男よりも一番早く父に逢い、ゆっくり二人で酒を酌み交わしたいと思います
  • 老人とは残るこの世の時間の少なくなった人のことです。だからこそ、いっそうこの世を愉しむ権利があるんです。
  • 無為にだらしない生き方をするより真剣に生きるほうが、たとえ短命でも値打ちがあります。
  • 死は避けがたい運命だが、老いは心の持ち方次第で拒否し、追っぱらうことが出来る現象のように私は考えている。

死に関する名言集(瀬戸内寂聴さん)

  • おそらく死の瞬間まで、人はもっとちがったもうひとつのあり得た自分の生を夢に見ながら死んでいくのかもしれない。
  • 死というものは、必ず、いつか、みんなにやって来るもの。でも、今をどのように生きて行くか、何をしたいか、生きることに本当に真剣になれば、死ぬことなんて怖くなくなるもんです。
  • 死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。
  • 死んだ夫がどんなに最高にすばらしく思えても、死んだ夫とはまたちがった、魅力のある男性も無数にいる。
  • 悟るというのは執着を捨てて、それらの苦しみから逃れ去ることです。
  • 切に生ききっていれば、次の瞬間、死におそわれても悔いがないのではないでしょうか。
  • 煩悩のすべては執着である。執着くらい人の心がふりまわされるものはない。
  • どんな別れ方をした相手からも、たっぷりの肥料をもらって、育ってきたことを反対に感謝しなければならない。
  • どんなに好きでも最後は別れるんです。どちらかが先に死にます。人に逢うということは必ず別れるということです。別れるために逢うんです。だから逢った人が大切なのです。

まとめ

最後にもう一つ瀬戸内寂聴の名言で「よく食べるし、よく眠るし、元気なのよ!」「笑うこと」が大切であると説いていました。そして座右の銘は「生きることは愛すること」だそうです。この言葉を聞くだけで長生きの秘訣が詰まっているように感じてしまいます。

人生につまずいたとき、苦しいときに勇気や希望を与えていただきました。五十からでも遅くない悔いなく生きましょうと。
もう京都・嵯峨野の寺院曼陀羅山 寂庵(まんだらさん じゃくあん)で、瀬戸内寂聴さんのお話を聞くことが出来ませんが本を沢山残していただいた事にも感謝申し上げます。

瀬戸内寂聴の名言を5回に分けて紹介してきました。この世はストレス社会です。私も言葉に救われたように、人生で行き詰まった時や迷った時の参考にして頂ければと幸いです。

恋五十からでも遅くない
悔いなく生きよう
愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉
生きることば あなたへ (光文社文庫)
笑って生ききる
95歳まで生きるのは幸せですか?
はい、さようなら
生きることば あなたへ
寂聴 九十七歳の遺言
愛や歴史など題材に数々の小説発表

引用元:上記タイトル本





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