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クイズやちょっとした話題として使える!天気に関する色々な豆知識!

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天気に関する色々な豆知識

天気の話題は、相手を問わず、ちょっとした会話中に使うことができます。ちょっとした会話に最適です。一部でタレントが平気で使うこともありますがテレビでは「天気が悪い」という表現は極力使わないようにしています。また「不快指数」はどのように算出されている?雹(ひょう)と霰(あられ)はどう違う?気象予報士ってどんな資格?クイズ番組でも出題されそうな豆知識として今回は紹介していきます。

雹(ひょう)と霰(あられ)はどう違う?

雹(ひょう)?霰(あられ)?

天気予報や実際の天気を表現する時に、雨が固体になったものを雹(ひょう)または霰(あられ)と呼ぶことがありますが、これらには明確な使い分けがあります。

雹は1粒の直径が5ミリ以上のもので、霰はそれ未満のものの場合に使われる言葉です。その為、雹の方が大きな塊が降ってくる(きた)時に用いられます。ただし、厳密に計測して使っている訳ではないことも多いので、霰と表現されても雹に近い、それと同等だということもあります。

雹となると、大きな場合は車のボンネットに傷が付くクラスの大きさのものが降ってくることもあるので、そのような警戒も必要になりますが、霰であればそこまで心配は要らないと判断してしまうこともあるでしょう。ですが、先のように霰だからといって油断していると、実は雹とほとんど変わらないこともあると覚えておきましょう。

漢字で書いたり読み方のクイズにも出てきそうですね。

降水確率の正確な意味とは?

天気予報をテレビで見る男性

天気予報をテレビで見る男性

明日は降水確率が30%だと聞くと、雨の心配をする人も多いでしょう。天気予報におけるこの降水確率とは、同じ予報を100回出した時に、その数字の回数降水量が1mm以上の雨が降るという意味で使われています。つまり、30%であれば、100回のうち30回は雨が降るということになります。

その為、逆の70%は雨が降らないと考えると、30%なら大した心配が要らないと考えてしまうかも知れませんが、これは大きな間違いです。と言うのは、1mm未満の雨は対象外になる為、それが降った場合は70%の方に入るからです。

そう考えると、0%であっても1mm未満の雨が降る可能性は十分にあるということになります。1mm未満だと、体感的にパラパラと降る(降った)という程度ですが、0%であっても全く降らないという訳ではないのです。

気象予報士ってどんな資格?

お天気お姉さん天気図

お天気お姉さん天気図

ニュースの天気予報のコーナーでお馴染みの気象予報士ですが、これは年に2回受験することができるれっきとした国家資格です。1994年からはこの資格をもたない人が公に独自の天気予報をすることができなくなった為、テレビ各局のお天気コーナーにはそれぞれ気象予報士が登場するようになりました。

ですが、気象庁が発表した内容であれば、この資格がない人でも問題なく公開することができるので、その発表をそのまま読ませる形で天気予報のコーナーにアイドルなどの芸能人を起用しているケースもまま見られます。

尚、第1回の気象予報士の国家試験が行われたのは1994年の8月28日で、この8月28日は日本記念日協会非公認ながら、「気象予報士の日」とされています。

「冬日」、「真冬日」って?

雪が降ってきた真冬日のイメージ

雪が降ってきた真冬日のイメージ

夏に使われる「夏日」や「真夏日」のように、冬には「冬日」や「真冬日」といった言葉が使われます。

これらにはもちろんきちんとした意味があり、「冬日」はその1日における最低気温が0度未満になる日に対して使われる言葉です。その為、最低気温が-1度、最高気温が8度という日は「冬日」になります。対する「真冬日」は、最高気温が0度未満になる日のことで、言葉は似ていても実際には真冬日は冬日と比べてかなり寒い日になります。

「夏日」は最高気温が25度以上、「真夏日」はそれが30度以上と最高気温だけを基準にした言葉ですが、「冬日」と「真冬日」はこのようにかなり違う意味になると覚えておくといいでしょう。

クイズ番組では真夏日は何度以上とかで出題されそうですね。

「天気が悪い」はニュースでは使わない?

一般的に、雨や雪が降ると「天気が悪い(悪かった)」と使うものですが、テレビのニュース番組ではこの表現はまず使われません。

それは、雨=悪いものとは考えない人も世の中には居る為です。例えば、雨傘の販売業者にとっては雨は“恵みの雨”とも表現でき、農家にとっても雨が降ったことで助かったという場合もあるからです。

そのような事情も考慮して、テレビでは「天気が悪い」という表現は極力使わないようにしています。一部でタレントが平気で使うこともありますが、気象予報士やお天気コーナーの担当はまず口にしません。

「不快指数」はどのように算出されている?

天気予報において、この「不快指数」という言葉が使われることがありますが、これはその日の気温と湿度から算出されます。

きちんとした計算式があり、気温をk(度)、湿度をs(%)として、0.81×k+0.01×s(0.99×k-14.3)+46.3となります。例として、気温が30度、湿度が60%の場合は79.84です。

これが55未満だと寒い日、55~60未満だと少し肌寒い、60~70未満がちょうどいいといった具合に人間の体感的な感じ方を表したもので、70以上になると暑さを感じる日になり、80以上だとほぼ全ての人が暑さによって不快だと感じると考えられています。

ただし、風速は考慮されていない為、風が心地よいといった感覚は入らない為、実際の体感とは多少異なるものだという見解もあります。

まとめ

天気の話題は、相手を問わず、ちょっとした会話中に使うことができます。お互いにこれという共通する話題もなく、沈黙で間がもたないような場合には、さりげなくこれらの豆知識を披露してみるのもいいかも知れません。

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