1800年代の産業革命から始まった地球温暖化は、今を暮らしている私たちが生きている時代でさらに加速し続けています。
世界規模で加速する地球温暖化には、化石燃料の使用の他にも以外な理由があります。
キナポン、地球温暖化が進む理由には、私たちの食生活の変化が影響しているのはあまり知られてないんだよ。
先輩!
タイトルの牛のゲップが理由ってわからないんですけど・・・
フフフ・・・。タイトルが気になるところでしょう。
今回は食生活と地球温暖化でひも解いていきましょう!
肉食が地球温暖化の原因になる?
日本国内に限っても、戦後を境に洋食化が進み、牛肉や豚肉を使った料理を多く食べるようになりました。
その結果、日本人の体格は大柄になり、スポーツの分野でも世界的に活躍できるようになったことも事実です。
確かに。オリンピックんのメダル数が現していますね。
でも食と地球温暖化の関係が
魚に比べ、料理の手間が減り、家事の中での料理の負担も戦前ほど大きくはなくなったことも、洋食化がもたらした大きなメリットです。
その影で、見過ごせない問題もあるんだよ。
豚肉と二酸化炭素
値段も手頃で、料理のレパートリーを問わない豚肉は、精肉1.0Kgあたり約7.8klの二酸化炭素を排出していることが明らかになっています。
なぜ、豚肉を食べると二酸化炭素が排出されるのでしょうか?
それは、豚を飼育するためにはトウモロコシなどの穀物を生産し食料を与え、ふん尿を処理する必要だからなんだよ。
さらに、豚を食肉に加工し輸送する設備は化石燃料や電力が必要です。
さらに、牛肉の場合は約24klと豚肉の4倍です。
牛は豚に比べ大柄で飼育する期間も長くなります。
牛ならではの理由
そして、牛ならではの理由が「ゲップ」です。
ここからがタイトルの説明ですね
そうです!牛は牧草などを食べる際に、胃から口に戻しながら時間をかけて消化する「反すう」を行います。
反すうでは、胃の中の細菌の力を借りて、牧草を発酵させながら消化をするのですが、このときに二酸化炭素とメタンを発生させることがわかっています。
そんな、牛肉や豚肉を食べたくらいで?
人間の数から比べたら牛の数って少ないんじゃない?
「豚肉や牛肉を食べたくらいで」と思うのは、最初にこの話題を知った私もキナポンと同じだったよ。
ですが、肉食の影響は大きく温室効果ガスの14.5%が畜産業から排出され、このうち牛などの家畜がゲップやおならで出すメタンガスが4割を占めているというのが環境省から発表されています。
え~何となくわかってきた。そういえば牛肉の代替え肉のテレビがあってたけど、途中で番組変えたため内容がわかってなかったです。
こう言うことを言いたかったんだね。
この話を聞いたとき一番思ったのはキャンプでバーベキューが出来なくなるって考えてしまった。
私は今、焼肉食べられなくなったらどうしようってマジで考えました!代替え肉って牛肉じゃないんでしょう
下記に書いてるけど今すぐと言うのは非現実的じゃないです。
しかし、食料のシステムは地球温暖化や前回の昆虫の大発生の脅威で危機に面してるんだよ。特に日本は輸入に頼っているからね。
肉食を止めて代替肉を食べたり、ベジタリアンになるのは、限られた人しか取り組めず現実的ではありません。
私たちができることは、せめて輸送にかかる二酸化炭素を減らすために、国産の豚肉や牛肉を購入するように気をつけることではないでしょうか?
日本の専門家の見解
気温の上昇は認めながらも、人間の活動の影響は少なく自然現象であるという意見や、2020年から2021年の日本の専門家の見解では二酸化炭素よりも水蒸気の増加の影響の方が大きいという見解は同じ国内からの発表として知っておかなければなりません。
また、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素排出についても、観測方法に偏りがありミッシングシンクと呼ばれる行方不明の排出量があることも懐疑論に拍車をかけています。
ある意見には反対意見があることを賛否両論といいますが、片方だけの意見では極端になってしまうことは確かなことです。
まとめ
地球上の地球上の人間の代表が集まる国際連合の専門家組織は「地球温暖化の原因は人為的なものが大部分」という見解を示しており、私たちが暮らしを変えなければ地球温暖化は止められないというのが、世界の意思ということに違いはありません。
地球温暖化も懐疑論も同じ環境問題として、解決していきたいと多くの方は思っているはずです
地球環境や世界的な人口増加はいずれ食生活のあり方や見直しは避けられない問題なんだよ。それに代替え肉は大豆などでで作られていて参入する企業も増加しているんだよ。
そっかあ。そこまで来ているんだね。
日本にいたらわからないけど食も地球環境に配慮していかなければならないんだね。SDGsだね。
そういうこと。SDGsの話はまた次回に。