【キャンプ体験談】私が知っている「風」について気を付けたい事とは

風が吹き抜けるキャンプ場は要注意

キャンプ初心者の方や、私もキャンプを経験したことがあまりなかった時期では雨のことばかり考えていました。今回は「風」について注意を促したいと思います。風のことは、やはり目に見えないと言う部分もありましたので、軽視していた部分もありました。

私の体験談

7月初めに大分県の高原のキャンプ場へ日曜、月曜日でに娘と二人で出かけました。最近ソロキャンプが多かったのですが妻は仕事に出かけ娘は学校が休みだったため二人でキャンプとなりました。

天気は良かったのですが風が少し強いなという感じでした。フリーサイトです。人気キャンプ場でロケーションも良く10組ほどのキャンパーがいました。テントとタープを貼りバーベキューを行いました。タープはヘキサタープです。

湖畔キャンプ

湖畔キャンプ

タープを打ち込む

テント、タープを貼る際も少し風が強くタープを広げる際にバタバタって音が鳴るくらいの強さです。念のためペグを深く打ち込みしっかりと固定していました。

風がとても気持ちよくて早めのバーベキューを行っていました。食事も終盤に差し掛かった時、風が数段強くなって来たのが分かるくらいでした。

突風が吹いて

強風にあおられバタバタっと波打つタープ。周りは広い草原で遮るものがありませんでした。その時に突風が吹いたのです。タープの金属ペグが外れ娘の顔真横を飛んでいきました。幸い顔には当たらずに済んだものの、二本ペグが外れバーベキュー台とテーブルをなぎ倒してしまいました。二本のペグが残っていたのでタープそのものは遠くへ飛んではいかなかったものの、今思うとタープは凧のような感じですね。

火の始末

その後タープとバーベキューの火の始末を早急に行い、タープとテーブルはとりあえず車の中へ突っ込みました。

次はテントが飛ばされないかポールが折れないか心配です。早速テントのロープの点検です。予備のロープと予備のペグで二重に打ち直しテントが飛んでいかないように対策をとりました。対策は行ったもののポールが折れないかは朝まで気がかりでした。

テントは

夜中三時頃には強風も収まり無事に朝を迎えテントも無事でした。帰宅したとたん娘が妻に「死ぬかと思ったと」言った言葉が突き刺さりましたが無事だったのが何よりです。ちなみに二人とも焚き火が好きなため、「もう二度と行かない」とは言いませんでした。

キャンプ

キャンプ

今回の教訓

風について注意して頂きたい点は、突然の突風等について特に注意して頂きたいと思います。

ここで考慮して頂きたい点として、キャンプ場の選定です。キャンプ場の選定については、口コミなどを見て選択をお勧めします。今回のキャンプ場の口コミを見ると「風でポールが折れました」の口コミが後で気付きました。

かといって、予約していますので大雨じゃない限り私はキャンセルは考えてません。初めての強風経験だったので持っていく荷物やペグ対策を考えていきます。

風についてのキャンプで気をつけたい内容

一番風が危ない場所のキャンプ地は、高原や海辺でのキャンプ場等です。

強風については大変危険と思われます。理由としましては、何も障害物がありませんので、突然突風や強風に見舞われる可能性が十分にあるからです。

突然の風や強風については、タープやテントは非常に弱く、布を強く張って簡易的に固定しているだけです。いとも簡単に風に巻き上げられてしまいますので、景色が良い場所ではそれなりのリスクや弊害として、風に凄く弱い環境であると言うのを覚えて頂きたいと思います。

強風のリスク

風についてキャンプがいかに脆弱かと言うのは、簡単な杭で固定されているだけですので、強風で飛ばされてしまうと言うリスクがあります。

景色が良い海等では、よほど対策を講じた上で、キャンプを実施するか、風を天気等で十分に予測してからするのが望ましいでしょう。

風に適しているサイト

私の経験上どのような場所が風の抵抗が少ないキャンプに適しているかと言う内容です。一つは、風に優位な林間サイトを選ぶことが重要です。オートキャンプサイト等は考えてみますと、林間サイトにあることが多いです。

この理由としては、山の地形が風を弱めてくれるだけでなく、様々な障害物が例えば大きな木々等が風を弱めてくれる形となります。非常に優れたキャンプ場となります。それが故にキャンプ場としては、林間サイトが多いと言うことになります。

また、オープンタープについては、風の影響をモロに受けやすい状況となりますので、場合によっては紙飛行機のようにテントが風で飛ばされることとなりますので、よく注意する必要があります。タープを立てる位置等も十分に検討して頂きたいと思います。

キャンプ地で風に適しているテントとは?

北海道キャンプ風景

北海道キャンプ風景

ワンポールテントは、すぐに風の影響を受けやすいです。

テントの生地を天頂するのには、ポールで支えている形となりますが、そのポールも風の影響で左右に強く揺さぶられる形となりますので、テントが高ければ高い程、風の影響が非常に大きいので、テントの種類自体も風の影響を考慮する地形であれば、選定しなければなりません。

風の影響が少ないテント

一番風の影響を受けにくいテントとしては、ドーム型のテントが相応しいと思われます。

ドーム型のテントは、元々の設計が非常に低いのです。特に風については、弱めることができるような設定にされているドーム型のテントが多いのです。風の影響を一番考慮されるのであれば、ドーム型のテントを推奨します。

ペグの種類は

また、テントを固定する杭としましても、よく軽量化を見込んで、アルミの杭があるのですが、アルミのペグでは、打ち付けた際に曲がってしまうことがあり、何よりも風が吹いた時に、すぐに抜けてしまう恐れがあります。

やはり、しっかりと地中に受け付けたいのであれば、ペグは鋳造ペグがおすすめでありますので、テントや道具から拘ってみるのも一つの楽しみですね。

キャンプ

キャンプ