雨量計は、降水量を測る計器です。
夏休みの宿題や自由研究で、雨量計を作ってみませんか?
雨量計の仕組みと自作方法をわかりやすく解説します。
雨量計の仕組みと自作方法【夏休み宿題・自由研究におすすめ】
雨が降ると天気予報などで降水量が紹介されていますね。ですが、降水量の単位について気になった人はいませんか?何故降水量の単位はミリメートルなのかについて詳しく紹介したいと思います。
ソラ先生こんにちは
今日にテーマは降水量です。最初の方で説明した以来ですね
最近はゲリラ豪雨も増えてきましたので、降水量の話を久しぶりにしましょう。激しい雨などの目安になると思います。
夏休みの工作にも使える話もしましょうね。
あ、それはいいですね。今年は短い夏休み見たいですから小中学生のお役に立ちたいですね。
何故降水量の単位はミリメートルで表される
降水量について
降水量とは、降った雨がどこにも流れることはなく、その場にたまった場合の水の深さで測られます。
降水量はアメダスや気象台で観測時刻までの一定の時間の間に観測された数値で、10分、1時間、12時間などがあります。
前1時間の降水量が一般的で12時の降水量が8ミリとなっていた場合には、11時から12時までの間に観測された降水量が8ミリということになります。
雨量計の仕組み
雨量計の仕組みは、雨が降ると、雨滴が雨量計の受け皿に落ちます。
受け皿に落ちた雨滴は、パイプを通って貯水タンクに溜まります。
貯水タンクに溜まった水の量を測ることで、降水量を測ることができます。
雨量計の自作で必要な材料
雨量計の自作方法は、簡単です。
必要な材料は、受け皿、パイプ、貯水タンク(ペットボトル等)、そして、接着剤です。
受け皿、パイプ、貯水タンク(ペットボトル等)、接着剤を組み合わせて、雨量計を作ります。
雨量計は、夏休みの宿題や自由研究に最適です。
雨量計の仕組みと自作方法を覚えて、雨量計を作ってみましょう。
小中学生の皆さん、この降水量の測り方は工作で出来るんですよ。
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上記はAmazonリンクに飛びます!雨量計を参考に作成してみましょう。
私が説明します!
①1リットル又は2リットルの空のペットボトルを用意します。
②2ℓの場合、飲み口の上部から15センチくらいを切り離します。
③切り口は怪我をしないようにビニールテープで巻きましょう。
④切った上部は蓋を外して逆さまにして下部のペットボトルの中に入れましょう
⑤100均に目盛りが売っていますのでペットボトルの外側から貼りましょう
⑥ペットボトルの蓋も浮き輪代わりにして中に入れましょう
⑦倒れないように工夫しましょう。例えば棒と作成したペットボトルを巻き付けて雨が降る庭に差し込むか、棒を門やヘイに括り付けましょう。
もしくはペットボトルそのものを倒れないように下に固定しましょう。
⑧雨が降った時や、凄い雨が降った時に1時間毎に記録を残しましょう。
⑨目盛りが見やすいように好きな絵の具を少し垂らして置くのもいいと思います。
何故ミリメートルを使うのか?
降水量をあらわしているのに、何故ミリメートルを使うのか疑問に思いますよね。
上記でも紹介しましたが、たまった水の量で比べるから降水量ということになります。
実際には容器にたまった水の量、つまり体積は「底面積×水の深さ」なので、普段降水量と呼んでいるものは「単位面積あたりの降水量」といった方が正確ですね。
ただ、実際の観測で使われるものは、雨量計と呼ばれ、現在では「転倒ます型雨量計」というのが広く使われています。
転倒ます型自記雨量計 OT-501 社内検査付 大田商事
上記はAmazonリンクに飛びます。
転倒ます参考にしてください。
転倒ますの作成は難しそうですね。中高生ならアイデアで出来たら凄いと思いますよ!ググって見たら作り方も載ってました。
降水量なのにリットルや立方メートルなどの量で表さないのは一定の場所での水深を示した方が合理的だからというのが理由のようです。
降水量なのに、ミリメートルだと違和感を感じるかもしれませんが、これらの理由があるのですね。
雨は1時間で何ミリ降ると強い雨なの?
1時間雨量なら20~30ミリが強い雨で「どしゃ降り」です。
30~50ミリでバケツをひっくり返したように降ると表現されます。
50ミリを超えると傘は役に立たなくなります。
80ミリを超えると猛烈な雨と表現され、息苦しい圧迫感といわれています。
普通に良く降る雨は10ミリ以内であることが多いので、20ミリ以上になるとかなり激しい雨だということが分かりますね。
特に50ミリを超えると傘が役に立たなくなるといわれているので、ものすごい雨であることが分かります。
一年に1回あるかないかくらいの雨なので、もし、住んでいる地域でそれくらいの雨が降ったら、土砂災害などで大変なことが起こることが予想されます。
雨が良く降る時期になったら天気予報でこまめに確認してどれくらいの雨が降ると予想されるかを見るとどしゃぶりのときに外に出ないように出来ますね。
ミリだとどれくらい降るのか予想が出来ないかもしれませんが、数値を見て、どれくらいのひどい雨なのかを確認しておくと良いでしょう。
日本は雨が多い地域
実は日本はほかの国から比べても雨がすごく多い地域だといわれています。
実際にフランスやヨーロッパ、同じアジアである中国を見ても年間の降水量はだいたい700ミリ~900ミリです。
それに対して日本は年間の降水量が1700ミリあるので、どれくらい多いかが理解できたのではないでしょうか。
世界的に見ても日本は良く雨が降る国だといわれているので、災害なども多い国なのでしょう。
大雨による被害
大雨は、日本全国で発生する自然災害です。大雨による被害は、洪水、土砂災害、停電など多岐にわたります。大雨の被害を防ぐためには、大雨の原因と対策を知っておく必要があります。
大雨とは
大雨とは、短時間に多くの雨が降ることです。大雨の原因は、前線や台風などです。
大雨の対策は、雨水をためる貯水池をつくったり、川の流れを緩やかにしたりすることなどです。大雨の被害は、洪水、土砂災害、停電などです。
洪水は、川の水かさが増して氾濫することです。
土砂災害は、山が崩れて土砂が流れ下ることです。
停電は、雨で電線が切れて起こります。
大雨の被害を防ぐためには、大雨の原因と対策を知っておく必要があります。
まとめ
このように、降水量の単位について紹介しました。
今まで何故ミリメートルなのだろう?と疑問に思った人もこれで理解が出来たのではないでしょうか。
ミリメートルにした方が良い理由があるのですね。
ただ、ミリメートルで言われても、ピンとこないと思うので、だいたいこれくらい降ったら大降りなんだという基準を知っておくと参考になるでしょう。
その日の服装もどんな服を着たら良いか考えることが出来ますよね。
日本は特に降水量が多い国だと言われているので、雨が降ったときの対策などを考えておかなければいけません。
今まで雨に関してあまり興味がない人でも、今回の記事を読んでどういうことなのか知っておくと良いですね。
今回は雨量計の作り方をスカイさんが説明してくれました。
色んなアイデアで雨量計作成して見るのもいいかもしれませんね。
今日は夏休みの宿題でお役に立てたらいいな~。
今日もご覧いただきありがとうございました。
是非また当サイトに遊びにきてくださいね!