気象庁によれば、3ミリ以下の雨を「弱い雨」と称します。
そして10ミリ以上の雨を「やや強い雨」と称します。
その中間の4ミリから9ミリの雨は表現方法が定義されていないので「普通の雨」といえます。
普通の雨ってなんだ?と思われるかもしれませんが、4ミリから9ミリの雨は傘持っていなければ完全にびしょ濡れになって雨と言えます。
今回は降水量の5mm(ミリ)から9mm(ミリ)までの目安を解説します。
降水量0.5mm(ミリ)から4mm(ミリ)までは前回の記事で目安を解説していますで参考にしてください。↓↓↓
降水量5ミリから9ミリまでの雨の強さや目安をレジャーやスポーツ別に解説
天気予報の降水量については、1時間降水量・3時間降水量・6時間降水量を表示しているケースがあります。
天気予報の降水量は1時間降水量か6時間降水量かしっかり記載されていますので確認しましょう。
例えば、6時間で6mm(ミリ)とすれば1時間あたり平均1mm(ミリ)ほどの雨になり、雨量は大きく変わってきます。
先ずは天気予報の降水量の表記をチェックしておくと間違いがありません。
なお、このブログサイトでは1時間降水量に絞って掲載しています。
降水量とは何?雪も入るの?
「降水量」とは大気(空)から地表に落ちた水の量です。
雨だけではなく、雪やみぞれやヒョウなどを含めて空気から地表に落ちるすべての水は降水と呼ばれ、水に換算して降った量を「降水量」言います。
ちなみに「降雨量」の場合は雨が降った量、「降雪量」は雪が降った量を表しています。
6月梅雨の季節に入りゴルフ等のスポーツやディズニー等のレジャーが入っている方は降水量が気になるところですね。
今回は5mm(ミリ)・6mm(ミリ)・7mm(ミリ)・8mm(ミリ)・9mm(ミリ)までの降水量別に雨の強さを含めて解説していきます。
降水量5mmってどれくらい?野球は出来る?
前回のおさらいで降水量は1時間で降った雨がたまる水の深さをミリメートルで表します。
降水量5mm(ミリ)とは、雨が降ってい場所でコップに1時間でたまった水深は5mm(ミリ)になります。
1時間5mm(ミリ)降り続けた場合と10分のゲリラ豪雨のような振り方で5mm(ミリ)たまった場合でも時間降水量は同じ5ミリとなります。
降雨量の4mm(ミリ)からは傘をさすと音を立てて降る雨になります。
天気予報では、よく「1時間に1mm(ミリ)の雨が降ふった」などといいます。
でも1時間に1mm(ミリ)の雨って、どんな雨か分かりにくかもしれません。
1時間に1mm(ミリ)の雨は、10分間で約0.17リットル。
1時間で0.83リットルの計算になります。
これはコップ1杯ぐらいの水の量です。
5mm(ミリ)だと10分間でコップ5杯分の量になります。
1時間降り続けた場合は、10分の6倍ですからコップ30杯分の計算になります。
これだとコップの表面面積が小さくて(頭の面積にも当てはまらないので)ちょっと解りにくいですね。
もっと分かりやすく傘で解説します。
例えば傘の縦横1m×1mの傘があったとします。
100cm(1m)×100cm(1m)×0.5cm(5mmを0.5センチび置き換え)で計算する5,000cm3(立方センチメートル)です。
5,000cm3(立方センチメートル)を1リットルペットボトルに置き換えると5個分です。
これは1時間で1リットルのペットボトル5個分が縦横1m×1mの傘に降り注ぎます。
10分間で降り注ぐようだったらゲリラ豪雨並みですね。
降水量5mm(ミリ)の雨のイメージが湧いてきたでしょうか?
以下で説明する6mm(ミリ)から9mm(ミリ)までの降水量も1リットル入りペットボトル6本から9本に置き換えていただくとイメージしやすいかと思います。
降水量5mmのスポーツやレジャー別
野球観戦や試合→甲子園球場など屋根がない球場はその後の天候次第でしょう。
ずっと降り続ける場合は中止の可能性大です。
その後止む場合は一時中止と予想されますが審判の判断となりそうですね。
サッカー→雨の日も行われている場合が多いようです。
ゴルフ→プロのトーナメントを見ていたら5ミリが続いてた時には中断になっている場合が多いようです。
一般のゴルフの場合、私は9mmまで回ったことがあります。
5mmの場合はポンチョ着てタオルで拭きながらも回りました。
グリーン上のボールは転がりにくいです。
ディズニーランドやUSJ等のレジャー→外のアトラクションは雨で動いていない可能性もあります。
長靴やレインコートを持参で室内をメインに楽しみましょう。
降水量6mmってどれくらい?ゴルフは出来るの?
降水量6mm(ミリ)はスニーカーでしばらく歩いていると靴に水が染み込んできて、その後グチュグチュになるのをイメージしてみてください。
お子さんは傘だけでなく長靴やレインコートを羽織る準備して外に出るのをおすすめします。
雨に濡れると風邪をひく能性も高いので着替えを持っていきましょう。
降水量6mmのスポーツやレジャー別
野球観戦や試合→5mm(ミリ)と同じく甲子園球場など屋根がない球場は中止か一時中止と予想されます。その後の天候の回復次第だと思います。
ちなみにソフトボールやっていましたが水はけの悪いグランドは最初から中止でしたね。
7mm(ミリ)・8mm(ミリ)・9mm(ミリ)と同じ状況ですので野球は以下省略します。
サッカー→雨の日も行われている場合が多いようです。
ゴルフ→ 6mm(ミリ)になるとグリーン上もボールは水しぶきをあげて転がります。
転がす強さがわからなくなり、かなりしんどい思いでした。
コンペだったんですがキャンセル料取られるから中止にしなかったとのこと。
ゴルフ場にもよると思いますが台風や雷じゃなければ出来るようです。
ディズニーランドやUSJ等のレジャー→ディズニーランドやUSJなどのテーマパークは開いています。
降水量6mmの時には室内アトラクションをお思いっきり楽しみましょう!
降水量7mmってどれくらい?
降水量7mm(ミリ)とは5mmよりペットボトル2つ分多い雨の量です。
風がなければまだマシなのですが風があると横殴りの雨になります。
傘をさしててもズボンが濡れてしまうイメージを思い浮かべましょう。
降水量7mm(ミリ)の雨が降ると、特に予定がない限り外出しない方も多いのではと思います。
降水量7mmのスポーツやレジャー別
サッカー→雨の日も行われている場合が多いようです。
雷がならなければ7mmでの中止は滅多に無いのではと思ってます。
サッカー発祥の地はイギリスです。
イギリスは雨が多くて晴れる日がすくなくて有名です。ラグビー同様雨でも試合は行われます。
以下サッカーの場合8ミリ9ミリも同じ状況で雨の場合でも試合は行われています。
詳しくはこちらの記事を参照ください。↓↓
ゴルフ →アマチュアのわたしは6mm(ミリ)から9mm(ミリ)までコースを回ったことがあります。
6ミリからはグリーン上も水しぶきをあげて転がります。
7ミリとなると転がす強さがわからなくてグリーン上でもかなり叩きました。
ゴルフ場にもよると思いますが台風や雷じゃなければ中止はないようです。
ディズニーランドやUSJ等のレジャー→ディズニーランドやUSJなどいつもは多い日でももしかしたら空いているかもしれませんね。
降水量7mm(ミリ)の時には空いていたら室内アトラクション等でおもいっきり遊びたいですね。
降水量8mmってどれくらい?キャンプはどうしよう
降水量8mm(ミリ)となると地面を気にしながら、普通に歩くことが難しくなる状況となります。外出をためらってしまう程の雨だとされています。
しかし、気象庁によれば、3ミリ以下の雨を「弱い雨」、10ミリ以上の雨を「やや強い雨」なんです。
その中間の8mm(ミリ)はまだ「普通の雨」になります。
やや強い雨の手前ですが雨の日を楽しめるようにしたいものです。
降水量8mmのスポーツやレジャー別
キャンプ→自然を楽しむキャンプで雨の日も楽しみたい方もおられることでしょう。
雨の日キャンプを経験してきただけに予め雨が降る予定だったら、私は残念ながら断念する派です。
テント周りに水の抜け道を作ったりして、しっかり準備しなければテントの中に水が染み込んで来ます。
でもその経験もいつか良い思い出になることでしょうね。
山キャンプは晴れてても天気が崩れることしばしば。
一時的に天気予報が外れたりその後の天気予報が変わったりすることも多々あります。
雷がなれば即、車に避難できる体制にしておきましょう。
ゴルフ → JGA(日本ゴルフ協会)統一ルールでの降水量何ミリで中止というルールは定められていない状況です。
ゴルフ場ごとに規定がありゴルフ場の判断になりますが8ミリ程度の雨ではクローズにはならないと思っていていいでしょう。
予約をキャンセルする場合はキャンセル料が発生します。
冬にコース回っている途中で雪が降ってきて止みそうもありませんでした。
視界が悪くボールがどこに飛んでいったか分からない経験もありました。
一緒に回っていたメンバーも納得して途中やめたことも有りました。
ディズニーランドやUSJ等のレジャー→4年前の3月に2日間ディズニーランドーに行った時には一日は雨の日でした。
同じ年の8月に2日間USJ行った際も1日は雨でした。
8mmか9mmの雨が降っている状況で開園前から並びましたが、2日間行った日を比べると雨の日はやはり少なかった記憶がありますが、それでも人は多かったです。
予定は変えられないためポンチョを買って、雨に濡れても染み込まないように防水対策して回りました。
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降水量9mmってどれくらい?危険なレベル?
気象庁の「やや強い雨」の定義:10mm(ミリ)以上 20mm(ミリ)未満の一歩手前です。
降水量9㎜時間降水だと9.5ミリ降っても切り下げられるため9ミリになります。
ってことは降水量9.9ミリで10ミリに近い雨の可能性も十分あります。
地盤が緩んでいない限り、がけ崩れなどが起こるレベルではありません。
しかし、降水量9ミリの雨が何日も降り続くと道路の通行止めや山間の土砂崩れの危険が出てくる場所も予想されます。
また災害があった場所では二次災害の心配も起こります
風にもよりますが歩いていても手や服が濡れてしまいます。
車のワイパーも常に動かしている状況の雨を想像してみてもいいでしょう。
水たまりもできているので歩行者に注意して走りましょう。
歩行者の方は車の水たまりの水しぶきに注意したいものです。
降水量9mmのスポーツやレジャー別
ゴルフ →降水量9mm(ミリ)雨のゴルフを経験していますが、フェアフェイはアチラコチラに水たまりが出来ている状況です。
グリーン上ではボールが上手く転がりません。
グリーン上で5打以上打ったこと多々ありました。
時折強くなる雨にもうゴルフどころではなく早く終わらないかなとの気持ちです。
ゴルフ場はよほどの危険がない限り中止することはありません。
30人ぐらい集まったコンペでしたがハーフ回ったところでこちら側が中止です。
その後は冷えた身体を浴槽で温めて表彰の会場へ移動しました。
9mm(ミリ)雨の中でプレーは身体が冷えるため季節によっては危険です。
ポンチョ来てても雨がしみ込んできて着ているゴルフウェアも濡れて動きにくい状況です。
ディズニーランドやUSJ等のレジャー→雨の日でも、ディズニーランド・ディズニーシーは通常営業しています!
一日降り続けいていると傘よりカッパやポンチョが断然便利です。
ディズニーランドやUSJ等のテーマパークは雨でも楽しめるようにオリジナルのレイングッズや雨の日限定パレードに雨の日イベントも開催されています。
雨の日でも楽しめるような工夫がされていますよ。
まとめ
降水量別に気になるレジャーをまとめてみました。
5ミリから9ミリは屋外では台風接近や豪雨など天候が悪化した場合に休止や一時中止になる場合があります。
娘がディズニーに行く予定をしていたため、また今回記事を書くにあたり問い合わせしてみました。
屋外アトラクションが営業している場合は、レインコート・ポンチョなどを着て乗車可能となっているそうです。
また雨が原因で屋内のアトラクションが運営休止となることはほぼ無いとのことです。
梅雨入りしましたがディズニーランド&シーにいかれる方は雨の日ならではの楽しみ方がありますので楽しんで来て下さいね。