降水量100mmってどのくらいの強さ?危険なレベルの降雨量を解説

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雨の日降水量雨量、天気の種類

気象庁では雨の強さを「若干強い雨」、「強い雨」、「激しい雨」、「とても激しい雨」、「猛烈な雨」の5段階に分類してお伝えしています。その、「猛烈な雨」が1時間に80mm以上の雨で80ミリを超えると猛烈な雨と表現され、息苦しい圧迫感といわれています。
100mmともなると、どこかで大規模災害が起きている可能性があるという降水量になり避難を意識する段階です。今回は1時間に80mm以上で「猛烈な雨」と定義されているレベルの降水量を解説します。

前回まで降水量80mm(ミリ)未満の記事を掲載していますのでお出かけする日には併せて確認していきましょう。前回の記事はこちら↓↓↓

雨50mmどのくらいの強さ?降水量30mm以上80mm未満を解説

降水量10mmとはどれくらい強い雨?30mm未満までの強さ解説

降水量5mmとはどのくらいの雨や雪なの?5~9mmレジャー別解説

降水量0.5mmや1mmとは? 4mmまでどれくらいの目安か解説

 

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車の運転も危険なレベル降水量・雨80mm以上を徹底解説!史上最速の梅雨明けは今年の夏はどう影響する?

2022年は例年より早い梅雨明け、わずか14日間の史上最速の梅雨明けでした。福岡県では博多山笠(7月15日が追い山)が終わると梅雨も開け、「夏本番!」と博多っ子の間では言われ続けてきました。今年は例年のイメージが壊れた感じです。

博多山笠は今年は3年ぶりの開催です。いつもならラストの追い山(毎年7月15日)前後に梅雨が開け夏本番を迎えるわけですが、今年は夏日、猛暑日が続く山笠となりそうです。2年間コロナ禍で中止になった山笠も今夏は開催されます!

降水量80mm(ミリ)以上の雨

1時間雨量(mm) 80以上~
予報用語・・・・・・・・・・ 猛烈な雨
人の受けるイメージ・・・・・・息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる
人への影響 ・・・・・・・・・・傘は全く役に立たなくなる
屋内(木造住宅を想定)・・・・・寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
屋外の様子・・・・・・・・・・水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
車の運転・・・・・・・・・・・車の運転は危険
引用元:気象庁HP https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html

台風の時期を除けば一年に数回あるかないかくらいの雨なのですが、ここ数年ゲリラ豪雨で80mm以上の雨も珍しくなくなってきています。

水はけの悪い道路だと一瞬で水たまりやができる状況です。
マンホールの下からも水がマンホールを押し上げて水は吐き出す様子がTVなどの映像でよく目にします。

降水量は1時間降水量が主で10分間、1時間、3時間、6時間、24時間などがある

降水量に使われる時間について1時間降水量が多いわけですが、台風の時や雨が続いた日にや24時間降水量や48時間降水量などがよく使われています。
降水量は「雨が流れ出て溜まらないときの水深」です。 降水量の単位はミリメートル(mm)です。

降水量とは1時間または定められた時間で降った雨が平らな場所で溜まった状態の水の深さ

降雨量とは・・・似た言葉に「降雨量」というのがありますが、意味合いは「降水量」とほとんど違いはありません。
「降水量」は大気から降下する水を全て含む(雪なども含まれる)のに対し、「降雨量」は「雨水」のみを表すようになっています。

雨模様

降水量の計算

降水量については1時間降水量として他の記事にも掲載しているところですがおさらいしていきます。前回までのおさらいですが、分かりやすく傘で解説します

例えば傘の縦横1m×1mの傘があったとします。
100cm(1m)×100cm(1m)×8.0cm(80mmの雨を1.0センチに置き換え)で計算すると80,000cm3(立方センチメートル)です。
80,000cm3(立方センチメートル)を1リットルペットボトルに置き換えると80個分です。
これは1時間で1リットルのペットボトル80個分が縦横1m×1mの傘に降り注ぎます。
これが降水量10mm(ミリ)の雨のイメージです。

とてもペットボトル80個分なんて、持てない重さの量が頭上に降ってくるわけです。
1時間に分けて降るのか30分で降るのか、1時間降水量ですからどちらにしても降水量80mmとなります。
このような量の雨が降る「激しい雨」のイメージが湧いて来たでしょうか。
100mmの場合はペットボトル100個に置き換えてください

車の運転は危険・前が見えずに水にダイビング

大雨だとワイパーもハイにしてもよく前が見えない状態です。

列車の下側を通る道は特に危険です。坂道の下り上りの境目で水がたまりその中へ車がダイビングする映像も見たことがあります。そうなると車は動かなくなり脱出さえ難しい状況に陥ります。

土砂崩れや川の氾濫レベル

危険なレベルの「猛烈な雨」80mm以上は台風時には100mmを越すことは珍しくありません。よくニュースなどで「昨日から降り続いた雨の総雨量が500mmを超えました」などの音声が流れていると山側では土砂災害などで大変なことが起こることが予想されます。川に近い方はいつ川の氾濫が起きてもおかしくありません。

毎年のように西日本豪雨をもたらす7月8月の雨

西日本豪雨をもたらした水害も7月から8月にかけて記録的大雨が降り続き毎年のように水害が起きています。被害があった方の話では一気に水が家の中まで押し寄せてその後背の高さまで水が入り込み外への避難が難しくなり2階や屋根へ避難したとの話しを聞いています。
注意報や警報が出たら早め早めの避難を心がけて行きましょう。

命を守る行動って最近良く聞きます・防災のために

雨が良く降る時期になったら天気予報でこまめに確認してどれくらいの雨が降ると予想されるか確認していきましょう。どしゃぶりのときには外に出ないようにすることも大事です。

最近では「命を守る行動を!」と流れていますが夜になるに連れて避出できにくい状況に陥ります。
ミリだとどれくらい降るのか予想が出来ないかもしれませんが、数値を見て、どれくらいのひどい雨なのかを確認しておくと良いでしょう。

• (注1) 大雨によって災害が起こるおそれのあるときは大雨注意報や洪水注意報を、重大な災害が起こるおそれのあるときは大雨警報や洪水警報を、さらに重大な災害が起こるおそれが著しく大きいときは大雨特別警報を発表して警戒や注意を呼びかけます。なお、警報や注意報の基準は地域によって異なります。
• (注2) 数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析したときには記録的短時間大雨情報を発表します。この情報が発表されたときは、お住まいの地域で、土砂災害や浸水害、中小河川の洪水害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。なお、情報の基準は地域によって異なります。
気象庁HPより:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html

 

今年の早い梅雨明けは台風の当たり年?

2022年6月30日梅雨明け
2022年、今年の梅雨は異常でした。東北南部の梅雨入りが平年よりもやや遅かったのにも関わらず、梅雨明けは平年よりも1ヵ月も早く、梅雨の期間は、なんと14日間のみ!
平年の梅雨の期間は大よそ1ヵ月半あるので、平年の3分の1になっています。

平年降水量がもっとも多い地域は高知県、もっとも少ない地域は長野県です。
これは台風の影響も大きいと思われます。

エルニーニョ現象で海水温が上昇しているため太平洋海上では台風の卵が発生しやすい状況が生まれてます。海水温が高いと海の水が水蒸気になり空へ巻き上げられ雲になりやすくなります。

今夏はもう既に台風4号が日本に上陸したことから台風が発生しやい気象条件が揃っているのかもしれませんね。
日頃から防災グッズの用意もしておくことをおすすめします。

線状降水帯は山があるので雨が降り続く

海上から流れてきた雲が更に山の天気によって線状降水帯になりやすくなります。
山天気が変わりやすいのには理由があります。
平地に吹く風は山にぶつかると上昇気流となり、空気に水蒸気が多いと上空に雲が発生をして雨を降らせます。
雲ができるのは、水蒸気が冷えて空気中のちりやホコリにつくからです。夏であっても上空は冷えています。

山の斜面の向きによって天気が違います。
夏は南東からの風が吹く傾向があるので、南東側の斜面だと雨が突然降ることが予想されます。
それが海上から流れてきた雲と重なって線状降水帯でずっと大雨が降る原因ともなっているようです。

今年から線状降水帯の予測が始まった

西日本豪雨をもたらした線状降水帯の予測ができることは、避難行動に備える準備が早くできることで安心できる材料が増えました。
併せて防災グッズも早めに用意したいところですね。
過去における正しい観測方法による膨大なデータがあるからこそ、近年の天気予報はますます優れているわけです。

懸念される水不足は解消されたのか?

暑さは仕方ないとしても、水不足にならない程度に雨が降ることを祈ります。
福岡県では7/1現在で平年81.5%あるところ58.1%で、台風が過ぎたあとも福岡県主要21ダム平均貯水率は55.7%で増えていません。

いつもより太平洋高気圧が早く日本にきて梅雨が短いってことは、雨もたくさん降ってないことなんです。夏に水不足にならないのか心配ですね?

梅雨の雨が少なくダムの貯水率低下夏は水不足の懸念

西日本の6月の降水量は平年より少ないんです。特に注目されているのが高知県・早明浦ダムです。年間降水量1位の高知県でも貯水率は6月26日(日)の12時時点で36.0%まで低下していました。
今年の夏は梅雨が短く雨が少なかったので、節水が求められる可能性が高くなるかもしれませんが台風の当たり年の予想でダムの水も戻ってほしいものです。

筆者が子供の頃、今から40年くらい前だと思いますが、福岡県水不足で生活用水道水が断水になった経験があります。カラ梅雨で断水時間もだんだん長くなって最後には1日に2時間位しか水が出なくて風呂場に水をためていたことを思い出しました。当時は井戸もありましたが濁った井戸水だったような記憶があります。

雨がふらないのも困るし大雨が降っても困りますね。程よい雨が降ってほしいものです。

雨の日

2022年の梅雨が短かった原因はラニーニャと偏西風が影響

どうして今年は、こんなに梅雨が短かったのか分かりやすく解説します。
今年の梅雨が短かった原因は、ラニーニャと偏西風が大きく影響しているといわれてます。

ラニーニャは、西太平洋の海面水温が上がる現象で太平洋の赤道付近で吹く貿易風が平年より強くまってます。
フィリピンやインドネシア近海では積乱雲が発生しやすい状況です。上昇した気流は南北へ拡散しながら次第に下降気流となります。このラニーニャ現象によって、太平洋高気圧が押し上げられて、日本列島に張りだす形になっています。

今年の偏西風は太平洋高気圧が北に張りだす形で平年よりも北側を蛇行しています。そのため梅雨前線を早く押し上げる要因となっていました。

暑いと電力ひっ迫注意報

また、東京電力管内では「電力ひっ迫注意報」も発令されていて、電力不足も懸念されます。
今年の夏は、地方によっては水と電気に困ることになるかも知れません。

私はキャンプで使っている充電式バッテリーにつなぐ太陽光パネルを購入しました。
いざスマホが使えないと不便な時代ですね。

 

まとめ

天気を人間の力で変えることはできません。しかし自身で命を守る行動は出来ます。
今まで雨に関してあまり興味がない人でも、今回の記事を読んで降水量について知っていただけたら幸いです。
近年では九州は毎年どこかの県が水害にあっています!
今年から線状降水帯予測が開始になりますので将来的に被害を少なくなるツールになってほしいものです。

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